結論:『INSPIRED』『ビルドトラップ』『プロダクトマネジメントのすべて』の3冊を順番に読むことで、PdMの学びは“点”から“線”、そして“面”へと広がります。初心者からマネージャー層まで、キャリアのあらゆる段階にフィットする学びのロードマップです。
PdM関連書籍は数多くありますが、どれを選べばよいのか迷う人も多いでしょう。本記事では代表的な3冊を比較しながら、どのような順序で学ぶと最も効果的かを解説します。各書籍の強みと弱みを押さえつつ、実務への活用イメージも具体的に紹介していきます。
3冊の位置づけと特徴
まずは各書籍の位置づけを整理しましょう。
- 『INSPIRED』:顧客を熱狂させる製品づくりの思想と実践(特に新規企画や潜在課題発見)
- 『ビルドトラップ』:作ることが目的化する罠を避け、顧客価値を提供し続ける仕組みづくり
- 『プロダクトマネジメントのすべて』:戦略・UX・開発・マーケティング・組織運営を網羅した総合書
『INSPIRED』はビジョンや熱狂を生む観点、『ビルドトラップ』は現場で起こる“罠”を防ぐ観点、『すべて』は総合的な知識体系。3冊は補完関係にあり、いずれも単体で価値がありますが、組み合わせて読むことで立体的な理解が可能になります。
学びのロードマップ:読む順序
【導入】どの本から読むべきかは、キャリアステージと現状の課題によって異なります。以下の順序は初心者からマネージャーまで幅広く適用可能なロードマップです。
- Step1:INSPIRED → 顧客中心思考と潜在課題発見の感度を高める
- Step2:ビルドトラップ → 作ることが目的化しない仕組みと指標設計を学ぶ
- Step3:プロダクトマネジメントのすべて → 全体像を俯瞰し、組織運営や戦略に落とし込む
この順番で読むことで、「なぜ顧客が熱狂するか」→「どうすれば罠を避けられるか」→「組織全体でどう実行するか」という流れで理解が深まります。
比較:強みと弱み
| 書籍 | 強み | 弱み | おすすめ読者層 |
|---|---|---|---|
| INSPIRED | 熱狂的な製品づくりの事例が豊富/顧客中心の発想を磨ける | 抽象度が高く、実務に落とすには工夫が必要 | 新規企画に挑むPdM、アイデア発想を強化したい人 |
| ビルドトラップ | 日常で陥りやすい罠を具体的に回避する方法論/指標設計に強み | やや理論寄りで、現場に落とすには実践経験が必要 | 既にPdM経験があり改善に悩む人 |
| プロダクトマネジメントのすべて | 戦略・UX・開発・組織運営まで網羅/リファレンスとして使える | 領域が広いため、一つひとつの深さはやや浅め | 初心者、マネージャー、全体像を整理したい人 |
実務での活用例
これら3冊を学びに活かす方法は明確です。
- 職務経歴書では「顧客価値を届ける仕組み化」をエピソードで書く(ビルドトラップ)
- 新規事業のピッチでは「顧客が声にしていない課題」を語る(INSPIRED)
- マネジメントでは「全領域を俯瞰して権限委譲を設計」する(すべて)
これらを実務に落とし込む際は、Aha%・TTV・D1といった先行指標を使うのが有効です。詳しくはKPI設計と運用ガイドをご覧ください。
書籍リンクまとめ
本記事で紹介した3冊はこちらから購入可能です。
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FAQ
Q1:3冊すべて読むべきですか?
A:はい。順番に読むことで理解が立体化します。まずは1冊からでも問題ありませんが、最終的に3冊を揃える価値があります。
Q2:時間がない場合はどれから?
A:新規事業や企画中心なら『INSPIRED』、既存改善中心なら『ビルドトラップ』、全体像を掴みたいなら『すべて』がおすすめです。
Q3:英語版を読む必要はありますか?
A:邦訳版で十分実務に活かせます。英語版は最新事例や表現を補足する用途で検討すればOKです。
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