【保存版】PdMの企画書は「9つの穴埋め」で通せ。説得力を生む実務フォーマット

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能

「この機能、なんで必要なの?」
「それ、本当にユーザー使うの?」
「で、売上いくら上がるの?」

PdM(プロダクトマネージャー)なら誰しも、自信満々に出した企画書が、会議室でボコボコにされた経験があるはずです。
正直に言いますが、私も駆け出しの頃はそうでした。

徹夜してPowerPointを作り込み、画面遷移図まで完璧に用意してプレゼンしたのに、「やり直し」の一言で終わる。
なぜか?

答えはシンプルです。
「解像度」が低いまま、「思いつき(Solution)」を語っていたからです。

20年のキャリアの中で、私は数え切れないほどの失敗を重ね、一つの結論に達しました。
企画書に「センス」や「美しいスライド」は不要です。
必要なのは、誰が突っ込んでも崩れない「論理の骨組み(構造)」だけ。

今回は、私が現在実務で使い倒している、強制的に企画を通すための「9ブロック・テンプレート」を、失敗談を交えて解説します。

私の失敗談:なぜ「機能」から入ると死ぬのか

かつての私がよく書いていた、典型的な「ダメな企画書」の例を出します。

ダメな企画例
課題: 最近、競合A社がAIチャットボットを導入した。
施策: 我が社もトップページにAIチャットボットを導入したい。
効果: 流行りのAIを入れることで、先進的なイメージを与え、CVRが上がるはず。

これを見て、今の私なら3秒でこう返します。
「で、ユーザーはいつ困ってるの?」

この企画書の敗因は、主語が「競合」や「自分(作りたい)」になっていることです。
ユーザー不在の企画は、どんなに高機能でも、現場では「無駄な実装」として嫌われ、経営層からは「投資対効果が見えない」と弾かれます。

思考を矯正する「9ブロック」の魔法

では、どうすればいいのか。
私は現在、Notionで作った「9つの空欄」を埋めるまで、一切の施策(仕様)を考えないというルールを自分に課しています。

このテンプレートを使うと、思考の順番が強制的にこう変わります。

  • × 「何を作るか(What)」から考える
  • ○ 「誰のどんな痛みを取り除くか(Why)」から考える

実際に私が使っているテンプレートの項目に沿って、具体的な思考プロセスを公開します。
(※例として、不動産検索アプリの改善企画を想定します)

1. 顧客シーン(状況)

多くのPdMがここで「20代男性」のような属性を書いてしまいますが、それは間違いです。
必要なのは「文脈(コンテキスト)」です。

ユーザーがその課題に直面するのは、どんな瞬間ですか?

記入例:
引っ越し期限が来月に迫っており、通勤電車の中で焦りながら物件を探している瞬間。

2. ユーザー課題(Pain)

その状況で、ユーザーは何に「イラッと」していますか?
「使いにくい」といった曖昧な言葉は禁止です。

記入例:
条件を入れるたびに「該当物件ゼロ」と表示され、「結局どの条件を緩めればいいのかわからない」と絶望している。

3. 課題の仮説(Why)

ここがプロの見せ所です。なぜそのPainが起きているのか、構造的な原因を突き止めます。

記入例:
検索システムが「AND検索(すべて一致)」しかできず、ユーザーに「完璧な条件入力」を求めているからではないか?
ユーザーは「相場」を知らないため、無茶な条件を入れてしまっている。

4. エビデンス(事実)

仮説だけならただの妄想です。数字や定性データで裏付けを取ります。

記入例:
・定量:検索結果「0件」の発生率が42%
・定性:ユーザーインタビューで「何を入力すれば出るのかわからない」という声が多数

5. 提供価値(Value)

その課題が解決されたら、ユーザーはどんな「良い状態」になりますか?

記入例:
相場感がわからなくても、妥協点(駅徒歩を5分→10分にする等)を提案され、スムーズに候補物件に出会える状態。

6. 事業価値(Business)

ここまできて初めて、ビジネスの話をします。
ユーザーが幸せになると、会社はどう儲かりますか?

記入例:
検索離脱率の低下により、内見予約数(CV)が10%向上する。

7. KPI(行動変化)

ここも重要です。「売上」は結果指標(遅行指標)なので、施策のKPIにしてはいけません。
見るべきは「ユーザーの行動が変わったか」です。

記入例:
検索結果0件時の「再検索率」と「条件変更機能の利用率」。

8. 施策(How)

1〜7が埋まって初めて、「じゃあ何を作る?」が出てきます。
ここまでロジックが通っていれば、大掛かりなAIなんて不要かもしれません。

記入例:
0件ヒット時に「この条件を外せば3件あります」と表示するレコメンド機能(MVP)。

9. 工数・範囲

最後に、現実的な実装ラインを引きます。

「型」は、あなたの時間を守るためにある

いかがでしたか?
最初の「AIチャットボット入れたいです」という企画書と比べて、説得力の差は歴然だと思います。

重要なのは、「この9つの枠を埋める作業をしただけ」だということです。

私たちは限られた時間の中で成果を出さなければなりません。
何度も企画書を書き直したり、会議で紛糾して持ち帰ったりする時間は、私にはありません。

だからこそ、「一発で通るフォーマット」が必要だったのです。
この型を使ってから、私の企画通過率はほぼ100%になり、エンジニアからも「作る理由が明確で助かる」と言われるようになりました。

実務テンプレートを配布します

今回紹介した思考プロセスを、今日からすぐに実践できるよう、私はNotionでテンプレート化しています。
空欄を埋めていくだけで、企画書の骨子が完成するよう設計されています。

私が普段の実務で使い倒しているこの「企画設計テンプレート」を含む、PdMの実務フォーマット一式をnoteで公開しています。
「もう企画書で悩みたくない」「無駄な手戻りをなくしたい」という方は、ぜひ使ってみてください。

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