スキルマップを「眺めているだけ」のPdMは成長しない
「プロダクトマネージャー(PdM)に必要なスキル」と検索すれば、8つも10個もの領域が書かれた複雑な図解(スキルマップ)がたくさん出てきます。
あなたも一度は、自分のスキルと照らし合わせて「ここが足りないな…」と落ち込んだことがあるのではないでしょうか?
はっきり言います。そのスキルマップを眺めていても、あなたの年収も市場価値も1円も上がりません。
PdMのスキルは、座学で覚える「暗記科目」ではなく、現場で泥をかぶりながら身につける「実技科目」だからです。
必要なのは、綺麗な地図ではなく、「明日から7日間、具体的に何をすればいいか」というトレーニングメニューです。
この記事では、私が未経験から現場で叩き上げてきた経験を元に開発した、「7日間でPdMの思考回路を強制インストールする短期集中プログラム(Skill Sprint)」を公開します。
なぜ、本を読んでも「現場」で動けないのか?
多くのジュニアPdMが陥る罠があります。
それは、「インプット過多・アウトプット不足」です。
「ユーザーインタビューの本を読んだ」
「SQLの勉強をした」
「UXデザインの記事を読んだ」
これらは素晴らしいことですが、現場で「じゃあ、この機能の仕様を決めて」と言われた瞬間にフリーズしてしまう人が後を絶ちません。
原因はシンプルです。「知識を実務で使う回路(型)」が繋がっていないからです。
知識を筋肉に変えるには、負荷のかかる「実戦」を短期間で繰り返すしかありません。
そのための矯正ギプスが、今回ご紹介する「PdM Skill Sprint 7」です。
【公開】7日間で視座を変える「Skill Sprint」の中身
これは、月曜日から日曜日まで、毎日決められたテーマで行動するだけのシンプルなワークシートです。
しかし、これを1周やり切る頃には、あなたの視座は「タスクをこなす人」から「事業を作る人」に変わっています。
Day 1:方向性を定義する日
月曜日の朝、いきなりSlackの返信から始めてはいけません。
- Action:今週の「Outcome(成果)」を1行で言語化する。
- Rule:「機能をリリースする」はNG。「ユーザーが〇〇できるようになる(Aha)」と書く。
Day 2:仮説検証で前に進む日
会議室で悩む時間をゼロにします。
- Action:「今、一番確度の低い仮説」を特定し、今日中に白黒つけるための行動(電話、ログ確認)を1つ実行する。
- Rule:議論ではなく「ファクト」を取りに行く。
Day 5:意図的にスキルを取りに行く日
忙しさに流されず、自分の市場価値を上げる日です。
- Action:苦手な領域(例:SQL、財務、デザイン)のタスクを1つ、自ら拾いに行く。
- Rule:「教えてください」ではなく「ここまで調べたので添削してください」と投げる。
Day 7:振り返りと言語化で習慣を資産にする日
やりっぱなしにしない。経験を「型」にします。
- Action:今週の「勝ちパターン」と「負けパターン」を言語化し、来週の自分への申し送り事項を作る。
スキルは「地図」ではなく「習慣」で作られる
今回ご紹介した「Skill Sprint」は、私が普段から使用しているワークシートの一部です。
「PdMとしてもっと成長したい」
「何を勉強すればいいか分からない」
そう迷っている暇があったら、騙されたと思ってこの7日間のメニューをこなしてみてください。
1周目が終わる頃には、上司やエンジニアから「最近、動きが変わったね」と言われるはずです。
スキルマップの穴埋めをするのではなく、現場で信頼を勝ち取りに行きましょう。
※この「Skill Sprint(7日分)」の完全版ワークシート(PDF)と、それに連動した「実務用PRDテンプレート」は、以下のNoteですべてダウンロード可能です。
“アウトカムを出すPdM”へ──型と環境を揃えて先に進む
この記事のフレームは、現場で「TTV短縮」「Aha率改善」「社内評価向上」に効かせてきた型の一部です。
- 要件定義や検証が“なんとなく”進む
- 正しいと思うのに周囲が動かない
- 成果を言語化できず評価につながらない
Notionテンプレ+実務フレーム+7日Sprintですぐに動けるよう設計した資料はこちら:
基礎を固めたい方はこちら:


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