はじめに
PdM(プロダクトマネージャー)として仕事を始めたばかりの方が最初に直面する課題のひとつが、「やることはたくさんあるけど、どれから手をつけるべきかわからない」という問題です。
タスクの優先順位を正しくつけることは、プロダクトの成否を分ける重要なスキル。この記事では、初心者PdMが知っておくべき「優先順位付け」の考え方と、すぐに使える実践テクニックを解説します。
なぜ優先順位付けが重要なのか
プロダクト開発は常にリソースが限られています。全部はできない。だからこそ、「今やるべきこと」を決める判断力が求められます。
・ユーザーからの要望
・営業からのフィードバック
・開発工数
・ビジネス的インパクト
…これらをどう整理し、チームの合意を得るかがPdMの腕の見せ所です。
よくある失敗パターン
- 「一番声が大きい人」の要望を優先してしまう
- ユーザーの声ばかりを拾ってビジネス判断が弱くなる
- 全体のKPIや戦略との整合性が取れていない
これらは、いずれも優先順位を定量的に考える枠組みがないことが原因です。
優先順位をつけるフレームワーク
① MoSCoW法
- Must:絶対に必要なもの
- Should:可能な限り対応したいもの
- Could:対応できればうれしいが後回し
- Won’t:今回はやらないと明確に決める
チームの共通言語として有効です。
② ICEスコア
以下の3要素を1〜10点でスコアリングし、合計点が高いものを優先します。
- Impact:インパクトの大きさ
- Confidence:効果があるという自信度
- Ease:実現の容易さ(≒工数)
数値化することで客観的に議論しやすくなります。
実務での運用のコツ
- 施策一覧をGoogleスプレッドシートなどで一元管理
- 週次のMTGでスコアやMoSCoWを更新
- 意思決定の背景(KPI・仮説)を必ず記録
- NotionやAsanaでチーム全体に可視化
関連リンク(内部リンク)
まとめ
優先順位付けは「感覚」ではなく、「判断基準と対話」で磨かれるスキルです。MoSCoWやICEスコアといったフレームワークを活用し、チーム全体が納得できる優先順位をつけましょう。
未経験でも、思考プロセスを型化すれば確実に上達します。焦らず一歩ずつ、判断力を高めていきましょう。


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