結論:価値提供は当たれば大きいが、外せば重い。だからこそ“表の体験だけ”を最小で出し、裏側は人力で回す。Wizard of Oz×スモールベットでAha%→TTV→D1を最短判定し、当たりが出てから重く作るのが正解です。
顕在課題はp95で塞げますが、潜在課題は行動→仮説→定量の反復でしか見つかりません。最初からフル実装に走ると学習速度が死にます。プロトタイピングの目的は「再現性のある価値の芯」を最短で掴むこと。ゆえに、UIと導線(着地先)だけ先に作り、裏側は人力/半自動で代替しながらD1で価値提供を判定します。
プロトタイピングの原則:最小で“価値の芯”だけ実演する
【導入】価値提供は“戻りたくなる理由”の設計。芯が当たるかどうかはD1で分かるため、フローの完成度より「続きやすさ」を最小コストで実演します。
【要点】1) UIは1画面1目的・主要ボタン1つ 2) 着地は“続きカード”に統一 3) Aha定義(行動+完了条件)を先に固定 4) 計測はAha%/TTV p50・p95/D1で表記統一 5) 当たりはセグメント別に確認し横展開
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「目的:価値の芯をD1で判定。UIは続きカードのみ本気で作る。裏側は人力で代替。」
【まとめ】完成より“判定”。例:学習アプリで続きカード+残り時間表示を先出し→D1 +2pt。
Wizard of Oz:裏側は人力で良い(安全と速度の設計)
【導入】価値提供は外すと重い。だから裏側は擬似自動化で十分。体験が本物なら、D1が教えてくれます。
【要点】1) レコメンド/要約はテンプレ+人力 2) データ保存は最小(進捗%・残り時間・到達点) 3) 運用窓口(専用Slack/フォーム)で人力対応を束ねる 4) ログ粒度は先に固定(イベント・属性) 5) 撤退条件は事前宣言
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「擬似自動の運用SOP:入力→テンプレ生成→人力補正→続きカードに反映(T+15分以内)」
【まとめ】擬似自動でも“続きやすさ”は測れる。例:手動レコメンドでもD1が上がれば芯は当たり。
スモールベット:1本ずつ、週次で賭けて週次で判定
【導入】価値提供は重く賭けない。小さく賭けて、当たったら一気に張る。判断は速さが命。
【要点】1) 週次で1ベットのみ 2) 目的はD1 +Zpt、Aha%/TTVは安全とブースト 3) 期間7日・判定は月曜固定 4) YES/NO/MIXの3値で即決 5) 勝ちはテンプレ化して導線/面へ横展開
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「#value-bet-12 目的=D1 +2pt/安全=TTV p95悪化なし/期間=7日/判定=月曜」
【まとめ】“当たり確認→重投資”を習慣化。例:通知帯の変更だけでD1 +1.8pt→翌週に全面適用。
計測・ダッシュボード:誰が見ても同じ数(u-noteあり)
【導入】議論の速さはダッシュボード配置で決まる。先行指標を縦一列にし、p95は赤旗化。
【要点】1) 配置= Aha%→TTV p50→TTV p95→D1 2) セグメント=新規/既存・チャネル・OS 3) イベント命名= aha_action_done/ttv_to_aha_ms/d1_active 4) 安全弁= p95 +5秒で撤退 5) 共有=週次で固定文を読み上げ
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
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「今週:Aha% +2.1pt/TTV p95 −6秒/D1 +2.4pt(新規チャネルA)」
【まとめ】表記を固定すると迷いが消える。例:誰が集計してもAha%が一致。
倫理・品質の注意:ユーザーを驚かせない“擬似”運用
【導入】Wizard of Ozは“欺く”ことではない。ユーザー体験の予告と速度の両立が前提です。
【要点】1) 文言に“試験運用”を明記 2) 反応遅延は許容範囲を宣言(例:数分) 3) データ取扱いは最小主義 4) エラー時の代替手段(人が直接対応) 5) 収束後は仕組みに置換(SLO設定)
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「ベータ表示:現在、一部の操作は試験運用中です。体験の改善にご協力ください。」
【まとめ】信頼を損なわずに“速く学ぶ”。例:ベータで満足度が維持されれば本実装に昇格。
ケース別ガイド:B2C / EC / SaaS の最短ルート
【導入】業種が違っても“続き”に落とす原則は同じ。差分は表の体験とSOPだけです。
【要点】学習=未完了レッスンの続き+残り時間表示/EC=カート・比較の続き+再入荷通知の深い着地/SaaS=ドラフト再開+定例テンプレの1タップ起動
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「通知文:昨日の◯◯、残り3分。1タップで再開できます」
【まとめ】“続きカード×通知”は業種を超える普遍解。例:SaaSの定例レポートを1タップ再開→D1 +2pt。
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FAQ
Q1:人力運用のコストが気になります。
A:期間を7日に限定し、SOP化して“1ベット1SOP”で回してください。D1が上がる当たりにだけ投資します。
Q2:判定をD1一本で良い?
A:主判定はD1、ただしAha%とTTV(p50/p95)は安全とブーストの役割で併記。p95悪化時は撤退です。
Q3:B2Bの厳格なワークフローでも可能?
A:可能です。表の体験(ドラフト再開・テンプレ起動)を先に作り、承認や権限は後段で導入します。
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