はじめに
PdMとしてプロダクトに関わる上で欠かせない思考法のひとつが「仮説思考」です。とくに未経験やジュニアPdMにとって、「とりあえずリサーチする」「上司に相談してから決める」という受け身の姿勢から脱却するために、仮説を立てて考える力は非常に重要です。
仮説思考とは何か?
仮説思考とは、答えが見えない中でも「仮の答え(仮説)」を立て、それを検証しながら意思決定を進める思考法です。すべての情報が揃うのを待つのではなく、「この条件なら◯◯が起こるはず」という仮定をもとに動き出すことが、PdMのスピードと精度を高めます。
なぜPdMに仮説思考が必要なのか
- ユーザー課題が曖昧なままだと、施策がブレやすい
- リサーチの設計が曖昧だと、情報の収集が無駄になる
- 関係者との議論が感覚的になり、意思決定に時間がかかる
仮説をベースに行動することで、「なぜこの検証をするのか」「何をもって成功とするのか」が明確になります。
仮説思考を活用する4ステップ
① 問題の構造化
まずは課題の背景・構造を理解しましょう。ユーザーインタビューやCS対応ログから、「なぜそれが問題なのか?」を深掘りします。
② 仮説を立てる
構造化した問題に対して、「もし◯◯なら△△の結果が出るはず」と仮説を立てます。例:「ユーザーが◯◯で離脱しているのは、ナビゲーションが分かりづらいからではないか?」
③ 検証方法を設計する
- データ分析(例:ヒートマップ、Google Analytics)
- ユーザーテスト
- 簡易ABテストやPoC
④ 結果をもとに仮説を更新する
検証で得た結果をもとに、仮説を見直します。最初の仮説が間違っていても問題ありません。大切なのは「仮説 → 検証 →改善」のサイクルを回すことです。
PdMが使える仮説思考テンプレート
- 「誰が(ユーザー)」
- 「どんな状況で(シーン)」
- 「なにを達成したいのか(ゴール)」
- 「それを阻害している原因は?」
- 「その原因に対してどんな仮説が立てられるか?」
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まとめ
仮説思考は、未経験PdMがもっとも早く身につけたいスキルのひとつです。完璧な答えを探すのではなく、「今の情報からもっとも有効と思われる答え」を仮に設定し、行動していくことで、スピードと納得感のある意思決定が可能になります。
ぜひ日々の業務の中で「仮説→検証→改善」を繰り返し、思考の質を高めていきましょう。


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