宅地建物取引士

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不動産関係
不動産業界で仕事をする方なら、宅建資格の取得を目指して勉強されている。もしくはこれから勉強されるのかと思います。私も不動産会社のIT関係部署で働くにあたり、どんなもんかと宅建の勉強をして見事一度の受験で合格することができました。
一緒に受けた同僚(といっても部署も違うので話したこともなし)約50名はほぼ全員不合格、改めて合格率の低い試験だったのだと実感しました。

宅建試験の詳しい内容は次回より解説に入りますが、こちらのカテゴリーでは私が勉強した各社の参考書やアプリなどの教科書をまとめたものになります。これは勉強をしているうちに、各社によって、重要といっているポイントや出題されるといっている過去問に若干違いがあり、一社のものだけ勉強していては、その会社の出題傾向に誤りがあったとき、点数が取れないと感じたため、私は複数社の参考書を全て網羅し、共通して重要といっているポイント、一社でも重要といっているポイントをノートにまとめたため、その内容を今後受験される方のためにコンテンツとして掲載しておこうと思ったからです。

各社の参考書や過去問を割とほぼ全て読み尽くしながらノートにまとめたため、かなり時間を要しましたが、そのノートのおかげで自己採点は48点とほぼ満点に近い点数で合格発表も何の心配もなく合格することができました。
ちなみに私が間違えたであろう箇所は抵当権のイージーミスと都市計画法部分の二問になります。両方とも見返すとやってしまったと言うレベルの情けないミスですので、知識的には満点でも良かったかと思っています。


当サイトの宅建試験知識の記載は2023年試験時点のものです。できるだけ改正などにも対応して更新していきたいと思いますが、絶対にもれなく更新は自信がないので、法改正などは最新のテキストを参考にしてください。

宅建試験合格とは

不動産業界に全くの無知で宅建試験に望まれる方にとって、宅建試験って何?っと思われるのが普通でしょう。私自身、不動産業界は初めての経験でしたので、そのお気持ちはよくわかります。
そもそも仕事で役に立つのか?どんな試験なの?っと本当にわからないことだらけではないでしょうか。詳細の説明に入る前に私が試験前に疑問に思ったこととその回答を記載します。おそらく同じことを思っている方も多いと思います。

宅建試験に合格するとどうなるの

実際にセールスや接客を行う業種でない限り、直接宅建試験に合格して取引士になっても普段の業務に関係はありません。私もPDMなので、直接資格が業務に役立つかと言われると全く関係はありません。
取引士と言うのは宅建試験に合格して、登録を済ませ、宅地建物取引士証を取得した方のことを言います。では取引士になると何ができるのでしょう。
できるようになることは大きくこちらの二つです。

  • 重要事項説明書の説明
  • 37条書面(契約書)に記名

ここでもそれは何?っと思われますよね。
賃貸マンションや住宅を購入された方は、認識がないだけでこれらの説明を受け、実際に目にしているはずです。
私も数年前に自宅を購入していましたが、ただ何となく説明を聞いていただけですので、記憶にありませんでしたが、自宅で書類を探すとちゃんと保存していました。(つまり説明もされています)
重要事項説明書とは、簡単にいうと不動産の契約の時に、一般の方に不利益にならないよう、重要なポイントを記載した書面を専門知識のある取引士がちゃんと説明しなくてはいけない書面です。
37条書面は、不動産の契約書と思ってもらえれば問題ありません。

他にも会社の専任取引士として登録できると言う役割もあります。こちらは会社によると思いますが、別途給与に資格手当などがある場合が多いのではないでしょうか。

宅建試験はいつ行うのか

試験日は通常年に一回、10月に行われます。
コロナ禍で一度に多くの人を集められない時は年2回に分けていたようですが、私が試験を受けた2023年には10月15日でした。ちなみに合格発表は11月21日と約1ヶ月、その間、自己採点が毎年の合格ラインギリギリの方は心配そうにしていましたね。

合格できる点数は何点なのか

宅建試験の合格は受験人数の10〜15%前後を合格させます。そのため、その年の受験者の点数が高ければ、合格点が上がりますし、受験者の点数が低ければ合格点は下がります。
ただ、近年の傾向で見ると35点〜38点の合格ラインが多いですね。実際に私の同僚で試験を受験した人で多かったのは20点代、次にギリギリ合格できないラインの35点前後が多くいました。合格ラインの点数が多いため、そこが分かれ目になるのでしょう。

申し込みはいつまで

宅建試験の申し込みは受験する年の7月末までとなります。インターネット申し込みは少し早い締め切りのため、早めに行っておくと良いでしょう。これも同僚で数名いましたが、ギリギリに申し込みをして、間に合わなかった人もいました。
まず、申込書を取りに行くため、その場所が地域によっては平日しか行けないなど、少し難点があるため、事前に余裕を持って申込書の受け取りと申請を済ませておくようにしましょう。
ちょっとうろ覚えですが、受験料の支払いは郵便局で専用用紙でしか支払うことができなかったので、平日に郵便局窓口に行かなくては行けなかった気がします。昼休みに行けばいいといったふうに思うかもしれませんが、これは私も意外でしたが、平日の昼休み時間、郵便局は激混みです。思った以上に時間が取られますので、本当に余裕を持って申請しておくことをお勧めします。
※試験概要の詳細「宅地建物取引士資格試験について」

試験会場は選べるの?

試験会場は住所のある都道府県で指定された場所になります。勤務先がどこであろうと、ご自身の住所のある都道府県で申し込みをして、その県内で試験を受ける必要があります。

何の勉強をすればいいの

これは次回以降詳しく解説していきますが、宅建試験の教科書や参考書はたくさんありますので、その内容を勉強すれば良いかと思います。ジャンルを大きく分けると下記の4つになります

  • 権利関係(民法)
  • 都市計画法
  • 宅建業法
  • 法令上の制限・税・その他

これらのうち、都市計画法と宅建業法については私がまとめたノートの内容を理解していれば、ほぼ問題ないでしょう。権利についても説明はしていこうと思いますが、これは問題をどうとでも作れてしまうので、大枠を押さえて内容を理解することが大切です。

どのくらい勉強が必要?

一般的に300時間と言われているようです。1日1時間毎日勉強をするとした場合、1ヶ月で約30時間、そうすると10ヶ月前に勉強を始めなくては行けない計算になりますね。
10ヶ月前は言い過ぎかもしれませんが、私も200時間以上は勉強をしていたと思います。私の場合、6月の初めから勉強をしだし、朝の通勤時間、昼の休憩、帰宅時間と土日に勉強をしていました。
ただ、家にいる時間はシンパパということもあって家事をするため、なかなか勉強をすることができませんでした、夕飯や片付けなど、全ての家事を終了させて、23時過ぎから少しやる程度、土日も子供の習い事の応援や地域イベントに参加しているため、ほとんど使えません。ですので、6月からはテレビや動画、そのほか、自分の時間で子供や家事以外は全て勉強をしていました。

ここまでが、宅建試験を受ける前というか、不動産業界に入社して宅建試験を受けようと思った時に疑問だったことになります。
その他にも疑問やわからないことがある方、可能な限り回答していきたいと思いますので、問い合わせやコメントをもらえればと思います。

こちらの質問フォームも設置しました。コメントよりこちらの方が確認が早いのでご利用ください。
質問フォーム

ただし、あまりにも悪戯や冷やかしが多い場合、こちらの質問フォームは削除します。
純粋に宅建試験を受けようとして、本気で考えている方のみご利用ください。

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