【2025年版】【図解】データガバナンスとは?PdMが最初に決める「責任・基準・変更権限」完全ガイド(テンプレ付)

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データマネジメント

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能

会議で「このアクティブって誰基準?」と聞いた瞬間、空気が固まる——数字はあるのに決め切れない。その原因はルックやSQLではなく、決め方が決まっていないことにあります。
結論:データガバナンスとは、数字の“意味”と“決め方”を統一する仕組み(責任・基準・変更権限)で、PdMが5分で意思決定できる状態をつくることです。

1. データガバナンスの正体:なぜ必要か(ねらい→やること→効く場面)

ねらいは「同じ定義で同じ判断を再現」すること。やることは①責任の明確化(誰が決める)②基準の明文化(何をどう決める)③変更の手順(いつどう変える)の3点だけ。効く場面は、優先順位付け、PRDレビュー、リリース判定、採用面接の説明など“決める”全てです。

価値と短期運用の全体像はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。

2. まず覚える4つの書類:ポリシー/標準/手順/ガイドライン

「ルールの紙」を1枚に混ぜると混乱します。役割が違うからです。最小単位で下記の区別をつければOK。

【用語の使い分け(そのまま貼ってOK)】
ポリシー:守る“原則”。例)定義の最新版は1つだけ。変更は承認制。
標準(スタンダード):測定・命名・権限などの“基準”。例)Ahaはイベントsave_success。
手順(プロシージャ):誰が何をいつやるかの“手順”。例)定義変更は申請→レビュー→承認→反映→告知。
ガイドライン:判断を支える“考え方”。例)週次は先行指標のみ、遅行は四半期で評価。

3. 役割の最小構成:オーナー/スチュワード/カストディアン/利用者

大人数は不要。PdM現場なら4役で十分回ります。RACIを決めれば責任の押し付け合いが消えます。

【RACIテンプレ(コピペ)】
対象:Aha達成率の定義
Owner(責任/R):PdMリード
Steward(運用/A):データ担当(定義カード更新)
Custodian(保全/C):エンジニア(計測実装)
Consumer(利用/I):CS・Biz(活用と問い合わせ)
承認権限:Owner→Stewardの2者で可決(代替:プロダクトオーナー)

4. 「変更できる道」をつくる:申請→レビュー→承認→反映→告知

ガバナンスは“固める”ことではなく、“正しく変えられる”こと。変更フローをテキストで固定しておきます。

【変更フロー(最小)】
1) 申請:Notion/フォーム「用語名・現行定義・変更理由・影響範囲・希望日」
2) レビュー:Stewardが整合性チェック(計算式・イベント・ダッシュボード)
3) 承認:OwnerがGo/No-Go。代替案は日時付きで提示
4) 反映:定義カード→クエリ→ダッシュボード→PRD断片の順に更新
5) 告知:Slack #release-data に“変更差分と施行日”を投稿(雛形下)
【Slack告知テンプレ】
対象:Aha達成率(save_success)
変更:未ログの体験を除外(連続成功の重複排除)
施行:2025-09-01 00:00
影響:TTV集計の母数変更→PRD断片を更新済み(KRは差分で評価)

5. メタデータ(用語・計算式)を1か所に:定義カードの作り方

「この数字って何?」が消える核心が定義カードです。目的は“最新版が1つだけ”になること。シート/Notionで始められます。

【定義カード(列の見本)】
用語|説明(体験ベース)|計算式/SQL|イベント名|所有者(RACI)|施行日|最終更新
Aha達成率|初回の価値を体験した比率|count(distinct user_id where event=save_success)/count(distinct user_id)|save_success|Owner=PdM R / Steward=Data A|2025-09-01|2025-09-01

計測の並べ方はKPI設計と運用ガイドが最短です。

6. 品質ガードレール:壊れたら“止める→直す→再開”

美しいDWHより“止血”の速さが効きます。最低限の検知とルールだけ先に決めておきます。

  • 必須イベント欠損:save_success・resume_openedが0なら日次集計を停止し告知。
  • 重複・異常:同一ユーザーの連続成功は1回に集約/TTVが負の値は除外。
  • バージョン管理:定義の施行日を保持。比較は“差分(+pp/−分)”で読む。

7. PRDと接続する:非スコープ→基準→評価(1枚断片の雛形)

定義を作って終わりではなく、毎週の意思決定に直結させます。PRD断片は“線引き→基準→評価”の順で1枚に。

【PRD断片(貼るだけ)】
非スコープ:定義のない数値を会議に持ち込まない
基準(標準):Aha/TTV/D1は定義カードに紐づく版のみ採用
評価(KR):Aha +5pp/TTV P50 −2分/翌日活性 +4pp(旧比)
撤退条件:Aha +3pp未満 × TTV悪化 → 旧版へロールバック

8. 成功の測り方(先行指標):ガバナンスが“効いている”状態

「導入したつもり」で終わらせないために、先行KPIを決めておきます。数字は相対でOKです。

  • 定義の合意時間:提起→承認までの中央値が1営業日以内。
  • PRDレビュー時間:1件あたり10分以内(説明ではなく判定)。
  • 指標の差分把握率:週次でAha/TTV/D1の差分(+pp/−分)が“即答”できる。
  • 巻き戻り頻度:定義変更が原因の再計測が月1回未満。

9. 導入ロードマップ(14日版):ゼロからでもここまで

大規模な仕組みは不要。2週間で“回る最小”を形にします。必要なのはテキストと習慣だけです。

  1. Day1-2:ポリシーと標準を1枚化(本文の雛形でOK)
  2. Day3-4:RACI決定(Aha/TTV/D1・集計クエリ・ダッシュボード)
  3. Day5:定義カード(20語)を作成・公開
  4. Day6:変更申請フォーム(Notion/Googleフォーム)を整備
  5. Day7:Slack #release-dataを開設(告知テンプレ固定)
  6. Day8-9:品質チェック(欠損・重複・異常)を自動化 or 手動点検
  7. Day10:PRD断片を更新し、会議台本を配布
  8. Day11-12:テスト変更を1件まわしてみる(申請→反映→告知)
  9. Day13-14:ふりかえり→ポリシー/標準の改訂

10. よくある誤解と直し方

  • 誤解:「ガバナンス=締め付け」。
    直し方:“正しく変えられる”ための道(変更フロー)が本体。迅速化が目的。
  • 誤解:「専用ツールがないと無理」。
    直し方:最初はシート/Notionで十分。最新版が1つあれば回る。
  • 誤解:「全部の指標を一気に定義」。
    直し方:Aha/TTV/D1の3つから。残りは週次で追加。

FAQ(見えるブロック)

Q. まず何から始めればいいですか?
A. 本文の「ポリシー/標準/手順」を1枚にまとめ、RACIと変更フォームを先に作るのが最短です。
Q. 売上やNPSを毎週の会議に入れなくて大丈夫?
A. 週次は先行指標(Aha/TTV/D1)で判定し、遅行は四半期レビューに分離してください。
Q. 小さなチームでも意味がありますか?
A. むしろ小規模こそ効果が大。定義の“最新版1つ”と変更の“道”ができれば、議論の迷いが消えます。

テンプレ完全版(PDF)

ポリシー/標準/手順の1枚テンプレ、RACI、変更フロー、品質チェック、会議台本をまとめました。

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