はじめに
ジュニアPdMや未経験からPdMに転職した方にとって、「ロードマップってどう作ればいいの?」という悩みは非常に多く聞かれます。
上司から「来期のプロダクトのロードマップ作っておいて」と言われたけど、何から手をつけたらいいか分からない…そんな方に向けて、本記事ではロードマップの基礎から実務で使える設計手順までをわかりやすく解説します。
そもそもロードマップとは?
ロードマップとは、「プロダクトがどこに向かって進むか」を示す中長期的な計画表です。
PdMがチームを巻き込みながら機能開発や改善施策を推進する上での「道しるべ」となります。
目的は3つ
- 戦略の可視化: 事業・プロダクトの方向性を明確にする
- 関係者との共通認識: 開発・CS・営業などと同じビジョンを持つ
- 優先順位の根拠提示: なぜ今この機能を作るのかを説明できる
よくある失敗とその原因
- ToDoリストになってしまう: 単なる機能一覧では、戦略性が伝わらない
- スケジュールが曖昧: 開発チームが「いつ作るのか」が分からず動けない
- 事業との接続が弱い: 会社のOKRやKPIとつながっていない
ロードマップを作るための5ステップ
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①目的の整理
まずは「このロードマップは誰のためのものか」「何を決めるためのものか」を明確にしましょう。
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②情報のインプット
事業計画・売上目標・ユーザー調査結果・不具合レポートなど、あらゆる情報を整理します。
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③施策の洗い出し
課題ベースで施策候補を出し、「なぜやるか」「いつやるべきか」を考えます。
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④優先順位づけ
ビジネスインパクト・ユーザー影響・開発工数などを踏まえ、施策の順番を決めます。MoSCoW法やRICEスコアが便利です。
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⑤ビジュアル化・共有
Notion、FigJam、Productboardなどのツールを使って、誰でも見やすい形にまとめましょう。
チームとの合意形成が鍵
ロードマップは「独りよがりの計画表」ではなく、「共通言語」としての価値があります。
作ったら必ず、以下のような関係者と意見交換を行いましょう:
- 開発チーム:工数や技術的制約の確認
- CS・営業:ユーザー視点の抜け漏れ確認
- 上司・事業責任者:事業方針との整合性チェック
ジュニアPdMが注意すべきポイント
- 「全部やる」は避ける:重要な施策に集中し、余白を持たせる
- 開発チームに相談する:スケジュールを無理に押し込まない
- 見せ方を意識する:視覚的にわかりやすい資料づくりを心がける
おすすめツール
- Notion: ロードマップテンプレートや優先順位管理に
- FigJam: チームでのブレストや構造整理に最適
- Productboard: 本格的なプロダクト管理に便利
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まとめ
ロードマップ作成はジュニアPdMにとって大きなチャレンジですが、構造的に考え、チームと丁寧に対話することで、納得感のある計画に仕上げることができます。
まずは「なぜ・何を・いつ・誰のために」という視点で、仮でも良いので一度作ってみましょう。繰り返す中で必ず上達していきます。


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