- 職種によって必要スキルが異なる
- 事業会社のPdMに必要なスキル
- ワンランク上、ミドルを目指すなら
アップルやアマゾン、Googleなどの海外企業ではプロダクトマネージャー(PdM)という職種は当たり前のように存在しいて、その重要性や役割も明確になっていたようですね。日本でプロダクトマネージャーが認識され出してきたのはここ10年ほどなのではないでしょうか。私自身、同じようなことをずっとしていますが、呼ばれ方は企業によって様々でした。
時にはWEBディレクター、時には事業責任者などいろいろな呼ばれ方や役割をしてきましたが、今思うと企業や職種は違えど、行っている業務は近しいものですので、プロダクトマネージャーとして10数年やってきているんだと感じました。
さて、今回はそんな、なんやかんや色々呼ばれたけど今はプロダクトマネージャーと呼ばれている私が思う、PdMとしての必要スキルについてお話しいたします。冒頭でも記載しておりますが、あくまでジュニアにとってのという感じで進めさせていただきます。
最近採用で、自分のことをミドルやシニアと思っているプロダクトマネージャーの方でも、イヤイヤ、知識やスキル以前に根本が足りないよっという方をよく目にします。プロダクトマネージャーという職種が一般的になることは嬉しいのですが、これからプロダクトマネージャーを目指す方々には、きちんと企業が求めるスキルを持っていてほしいという思いがあるためです。
※あくまで全ての企業でなく、私のこれまでの経験上のことです。ご了承ください。

「希望年収1,000万円」という求職者の方がよく応募に来ます。ミドル〜シニアなら通常の給与帯なのですが、書類のアウトプットを見た時点で「ん〜」と思い、カジュアル面談で「あー違うな」ということが最近立て続けに起こりましたので、PdMとしてキャリアを積むみなさんに企業側として求めている根本のスキルをご紹介して参ります。
<!– PdMとしての自分事化 –>
職種によって必要スキルが異なる
まず、前提として、私はこれまで事業会社でのプロダクトマネージャーしか経験したことがないため、受託やクライアントワークでのPdMスキルはわかりません!(笑)
ただ、これまでに数十人の方をマネージメントしてきて、受託なら事業会社に転職された方などが、よく陥るキャリアアップへの課題感などを知っていますので、その辺りはご紹介させていただきます。
そもそも、事業会社と受託系の企業ではプロダクトマネージャーに求めれられる成果が違います。そのため、必要になるスキル自体も変わってくるのだと考えています。
事業会社が求めるもの
「企業価値を高める(企業利益など)ために、プロダクトが持つ顧客課題を解決していく」これが全てなのではないでしょうか。ここで指す「顧客」とは、場合によっては社内の人員だったりもします。
要は、売り上げを上げて利益を出すために、サービスをもっと広めることや、営業利益率を向上させるために社内の人的工数を削減することなどがこれにあたります。
受託系の企業が求めるもの
「企業価値を高める(企業利益など)ために、顧客が持つ課題解決のプロダクトを提供する」ここで表す「顧客」とは企業になります。依頼先の企業が課題と感じているものをプロダクトで解決するために発注をするということになります。
つまり、プロダクトをより多くリリースすることが顧客の課題を多く解決できている状態(解決できたかどうかは別として)。これが目的となってくるのではないでしょうか。
プロダクトによって解決するということは変わりませんが、自分達が直接エンドユーザーの課題解決に向かうのか。企業の先にある課題となっていることを解決するためにプロダクトを作るのか。同じ課題解決でもここは大きく違ってきますね。
事業会社のPdMに必要なスキル
さて、次はいよいよプロダクトマネージャーに必要なスキルについてです。上記でも記載していますが、私がはっきりと自分の軸を持っているのは事業会社でのプロダクトマネージャーになりますので、受託系企業での必要スキルについては憶測になります。
素直さ
いきなり「当たり前だろ!」みたいなツッコミが聞こえてきそうですが、ジュニアの方に必要なこと、それは素直に先輩のフィードバックを聞く素直さです。どのような職種でも同様ですが、ジュニアのうちにこれがないと、まず成長は難しいです。
フィードバックをしてくれる先輩は、当然自分よりも経験を積んでいます。その経験を素直に受け止め、自分の中で考えて行動するこれができるとできないでは、成長スピードに大きな差が出ます。
学ぶ姿勢
これは先ほどのフィードバックから学び取るということではなく、自己研鑽をして、より多くの知識を得るということです。事業会社でプロダクトマネージャーをするにはドメイン知識が必須になります。ドメイン知識がないと企業が目指す方向性や顧客課題といった根本が見えてきません。目指すものがわからないのに課題なんてわかるはずがありません。
さらに、いろいろなプロダクトマネージャーの方の書籍やブログなど、アウトプットを見てみましょう。それらを見るだけであなたの成長スピードは大きく変わります。
諦めない姿勢
ジュニアでまだ走り出したばかりです。いきなり大きなインパクトあるものを手がけるのは難しいでしょう。仮に任されたとしても、一発でうまくいくかはわかりません。もしかするとリリース直前でエラーが見つかるかもしれません。リリース後にインシデントがあるかもしれません。想定していたROIやKPIに届かないかもしれません。
そのようなことをいちいち気にしていても何も解決できません。ダメだったのなら次に活かせば良いだけ、成功するまでトライし続けることが大切です。
コミュニケーション力
最後にここだけはプロダクトマネージャーっぽい力ですね。
PdMは開発するためにエンジニアやデザイナー、セールス、マーケティングなど様々な部門と連携する必要があります。多くの方に協力をしてもらい、巻き込みながらプロダクトを成長させる必要があるため、人とのコミュニケーション力は重要になります。
任される内容が大きくなればなるほど、社内外のステークホルダーたちとのコミュニケーションも必要になっていきます。
受託系プロダクトマネージャー
番外編として、こちらも記載します。
もちろん、受託系の企業でプロダクトマネージャーとしてやっていくにも、上記のようなスキルは必要です。ただ、受託系ですと企業一社一社のドメイン知識などはそこまで不要でしょうし、ROIや KPIなども不要でしょう。
その代わり、いかにスピーディにリリースをこなし、案件を抱えることができるのかということが重要になってきます。エンドユーザーの課題という部分はあまり深く考えなくても良いでしょう。
ワンランク上、ミドルを目指すなら
最後に、上記のようなプロダクトマネージャーとして必要なスキルを身につけることができたなら、そろそろジュニアも卒業して、ミドルとして羽ばたいていく必要があります。これは経験年数や知識の広させはなく、役割が変わる。これまでと違う役割に手を出していくということになります。
ミドルPdMになるということは、自身の案件もありますが、今度はあなたがジュニアの方の面倒を見ていく立場になります。つまり、企画や要件をある程度レビューしてあげられるようにならなくてはいけません。そのために必要になってくるのはこちらです。
- 課題を深掘り企画化する力
- 関係部署が行っている内容の優先度
- 周囲を巻き込む力
- ロードマップの優先度を見る力
この辺りができるようになるとミドルとしてスタートを切ることができるでしょう。
今回はあくまでジュニアの方向けなので、また機会があれば、PdMとして必要なスキル、ミドル編もご紹介していければと思います。
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