月曜10時、計画ミーティング。若手PdMが言いました。「バックログは山ほどあるのに、なぜか終わる気がしない」。私は答えました。「順番をひっくり返そう。まず“受け入れ基準”から」。
結論:スプリントは「受け入れ基準→先行指標(Aha/TTV/翌日活性)→依存」の順で逆算すると外しません。
全体像:ねらい→やり方→失敗と直し方
ねらいは「終わったと言える仕事を増やす」。やり方は、受け入れ基準で線を通し、先行指標で“効き”を定義、依存を前倒しで解消。失敗は、要件の粒度が大きすぎて完了が曖昧になること。ここからのチェックリストは、そのまま読み上げて使えます。
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
チェックリスト12(コピペOK)
- 受け入れ基準が“可観測”か:Given/When/Thenで30秒以内に読める
- 先行指標の差分が書かれているか:Aha +◯pp/TTV −◯分/D1 +◯pp
- 撤退条件の明文化:「Aha +5pp未満 かつ TTV悪化 → 入替」
- 依存の洗い出し:2件超ならEffortを1段繰上げ
- ゼロ状態の再設計:サンプル初期配置の有無
- 入力→自動化:候補提示や自動補完でTTVを短縮
- 説明→UI内化:ヘルプ依存をUI内ヒントへ置換
- 成功直後の次導線:1クリックで“次の一歩”へ遷移
- 計測のタグ:イベント定義がAha/TTV/D1と一致
- P95応答:0.5秒基準の有無(初回導線は特に)
- レビュー台本:30分進行(差分→入替→基準→ログ)
- 意思決定ログ:前提/候補/判断/撤退条件/学習の5行
30分の計画ミーティング台本
長い“すり合わせ”をやめ、読み上げで決め切る進行にします。
[00-05] 目的:「受け入れ基準→先行指標→依存」の順で逆算
[05-15] 受け入れ基準の読み合わせ(未達1点だけ是正策)
[15-22] 先行指標の差分を合意(Aha/TTV/D1)
[22-27] 依存の前倒し(責任者と期日)
[27-30] 意思決定ログを読み上げ→Close
PRD断片(受け入れ基準から逆算)
仕様議論を短くするための最小セット。貼って置き換えるだけです。
■ 背景:初回入力で滞留、Ahaが低い
■ 目的:Aha 25→32/TTV 7.0→6.0分
■ 施策:住所自動補完/フォーム内ヒント/成功直後の次導線
■ 受け入れ基準:
Given 初回ログイン
When 住所1文字入力
Then 0.5秒以内に候補3件以上/選択で自動補完
Slack文面(招集/終了)
[招集]明日10:00-10:30 スプリント計画:受け入れ基準→先行指標→依存の順で逆算します。
[終了]決定:基準の是正1・先行指標の差分合意・依存担当/期日を確定。ログをスレ頭に貼付。
価値と短期運用の全体像は、課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図でつながります。
計画運用の完全版
受け入れ基準テンプレと進行台本のPDFは以下にまとめています。
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