はじめに
PdMの基本スキルのひとつが「ユーザーインタビュー」です。ユーザーの声を聞き、本質的な課題を捉えるために非常に重要ですが、やり方を間違えると、ただの「感想集め」になってしまいます。この記事では、ユーザーインタビューの基本的な進め方から、質問設計のポイント、避けるべきNG例まで、初心者向けに丁寧に解説します。
ユーザーインタビューの目的を明確にする
まず大前提として、インタビューの目的が曖昧なままだと、有効な情報は得られません。たとえば以下のように目的を設定しましょう:
- ● 新機能のニーズを検証したい
- ● 現在の不満や不便さを洗い出したい
- ● ある仮説の正しさを検証したい
目的に応じて質問内容を変えることで、意味のあるインサイトが得られます。
良い質問の条件
ユーザーインタビューでは、以下のような質問が効果的です。
- オープンクエスチョン:「はい・いいえ」で終わらない質問
- 具体的な過去の行動に基づく質問:「最後に使ったとき、どんな点で困りましたか?」
- 感情を掘り下げる質問:「そのとき、どんな気持ちになりましたか?」
逆に「この機能、欲しいですか?」のような漠然とした未来質問は避けましょう。ユーザーは未来の自分を正確に予測できません。
NGな進め方の例
ユーザーインタビューでありがちな失敗は以下の通りです:
- 誘導的な質問:「こういう機能があれば便利ですよね?」
- 自社プロダクトの説明ばかりしてしまう
- 答えやすい質問に偏り、深掘りできない
特に、ユーザーに気を遣って「うちのサービス、どうですか?」と聞いてしまうのはNG。良いことしか言ってもらえません。
インタビュー後にやるべきこと
- ● メモを元にインサイトを抽出する
- ● 複数ユーザーの発言から共通項を探る
- ● 課題→仮説→施策案に落とし込む
インタビューは実施して終わりではありません。構造的に振り返ることが重要です。
まとめ
ユーザーインタビューは、PdMにとって「最強の武器」です。ただし、正しく使わなければ意味がありません。まずは少人数でも構わないので、仮説を持って丁寧にヒアリングしてみてください。継続することで、課題発見力は確実に伸びていきます。


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