PdMの年収は“価値の見える化”で決まる──評価指標・交渉の型・実績ポートフォリオの作り方

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
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シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

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  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能

はじめに:オファーは“お願い”ではなく“翻訳”だ

面談の最後、静かに聞かれます。「ご希望年収は?」。
私は毎回、迷わずこう返します。「先行指標がこう動く仕組みを持ち込みます。対価はこの水準です」
年収は交渉のうまさではなく、価値を数字に翻訳できるかで決まります。この記事は、PdMの報酬を“設計”で上げるための実務手順を、私の現場ログごとまとめたものです。

1. 会社がPdMに払うのは“作業代”ではなく“変化代”

企業が期待するのは、要件整理や会議運営そのものではありません。指標の変化です。基準線はシンプルで良い。

  • Aha(初回価値到達率)
  • TTV(初回価値までの時間)
  • 翌日活性(自発的再起動の割合)

この3つの先行指標に作用し続ける仕組みを持ち込めるか。ここが年収の支点になります。設計の詳細は
価値提供型PdMの設計図
課題解決型PdM 完全ガイドに書きました。この記事では、それを評価と報酬に接続します。

2. キャリアラダーと相場感(私の運用基準)

細かいタイトルは会社ごとに違います。私はチーム運用上、次の5段を使います(相場は私見のレンジ感。地域・規模でぶれます)。

  1. Junior:先行指標の一部を改善(A/Bや導線短縮のMVP)
  2. Mid:Aha/TTV/翌日活性を一本の体験に束ね、四半期で改善
  3. Senior:複数KPIのトレードオフを設計し、学習ループを運用
  4. Lead:複数チームを跨ぎ、ロードマップと人の学習を仕組み化
  5. Head/Director:事業目標に直結する価値仮説のポートフォリオを設計

重要なのは役職名ではなく、“どの変化を、どのスパンで、再現性高く出せるか”。これを面接・評価・査定に同じフォーマットで出します。

3. 実績を“1枚”に圧縮する(評価が通る資料の型)

年収が上がらない最も多い理由は、実績が散らばっていること。私は全員に次の一枚紙を義務化しています。

  • 背景:ユーザーの摩擦(頻度×影響)
  • 仮説:なぜ今それをやるのか(判断ログ一行の引用)
  • 介入:仕様/導線/ナッジの具体
  • 変化:Aha/TTV/翌日活性の数値差分(期間・母数・測定方法)
  • 学び:再現ポイントと次の賭け、やらないこと

この一枚は、そのまま査定にも転職にも使えます。書き方は
課題発見の型
スキルマップ完全ガイドの「合意形成の型」を参照してください。

4. “見える化”の作り方:90日のロードマップ

評価の土台を作るには、90日で十分です。未経験メンバーでも再現できた手順はこう。

  1. 週1インタビュー×5人(テンプレは質問例
  2. DECIDE-LOGで軽い意思決定を量産(「誰の/何を/なぜ今/何で測る/やらない/次の賭け」一行)
  3. Aha→TTV→翌日活性の仮説を3クリックで繋ぐ
  4. 2週間スプリント×2で“今困っている”を1つずつ動かす
  5. 実績一枚紙×2〜3本に圧縮し、評価者の言語に翻訳

この積み重ねが、年収交渉の根拠になります。

5. 交渉テンプレ:事実→再現性→対価

私は金額を先に言いません。先行指標の変化を提示し、再現性を担保してから対価を置きます。テンプレはこれだけ。

事実:「四半期でAha+12%、TTV−35%、翌日活性+8%を出しました(資料添付)」
再現性:「組織でも回せる仕組みに翻訳済みです(判断ログ/体験設計/一枚紙の運用)」
対価:「このインパクトはこの水準で受けたいです。総額の構成は基本給+変動+株式のバランスでご相談させてください」

金額は総額で話します。基本給・変動・株式(RSU/ESOP)・サインオン。いずれを厚くするかは会社の制度で取り分け可能。BATNA(代替案)を落ち着いて準備しておきましょう。

6. 社内昇給と転職、どちらで攻めるか

社内昇給の利点は、仮説→実行→成果のサイクルが短いこと。年収テーブルの天井が見え始めたら、転職カードを検討します。
判断軸は3つ。

  • 裁量:Aha/TTV/翌日活性のどこを握れるか
  • 評価者の言語:プロダクトの“変化”で語れる組織か
  • 報酬の組成:総額とアップサイド(株式)の設計余地

どちらにせよ、実績一枚紙が共通通貨です。ここが整っていれば、選べます。

7. よくあるNGと差分の作り方

  • NG:業務列挙先行指標の差分だけを語る
  • NG:主観の武勇伝資料と母数、期間で支える
  • NG:金額先出し価値→再現性→対価の順
  • 差分:仕組み化自分が不在でも回る“型”を見せる

8. 明日やること(15分)

  1. #decide-log」チャンネルを作り、一行テンプレを固定メッセージに
  2. Aha/TTV/翌日活性の“仮の定義”を一文で書き出す
  3. 直近の施策を一枚紙に圧縮(背景/仮説/介入/変化/学び)

関連(内部リンク)

おわりに:年収は設計できる

年収は、値付けのうまさではなく、価値の翻訳力で決まります。先行指標を動かし、一枚紙で伝え、再現性を見せる。これを回せば、社内でも市場でも評価は上がります。落ち着いて、設計していきましょう。

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