結論:未経験からPdMになる最短ルートは「Aha(初回価値)→TTV(到達の速さ)→翌日活性(D1)」で語れる“証拠パック”を作り、面接を5分で通すことです。
「実務がないから受からない…」という声をよく聞きます。答えはシンプルで、実務は“見せ方”と“再現性”で補えます。職務経歴書の見出しを価値の因果に翻訳し、ミニ検証の前後比較をセットにする。さらに入社後90日の“勝ち筋”まで台本化すれば、未経験でも十分に戦えます。
意思決定と価値づくりの全体像はここから把握できます。課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。
1. 全体ロードマップ:書類→面接→入社後90日を“価値の因果”で貫く
未経験者の最大の壁は「再現性が伝わらない」こと。ここを破るために、書類・面接・オンボードまで同じ物差し(Aha→TTV→D1)で統一します。まずは副業/個人プロジェクトでミニ施策を1本回し、前後比較のスクショとPRD断片を作成。続けて5分の面接台本、入社後90日のKPI計画を用意すれば、“やれる人”として判断されます。
要点:書類は見出し1行で因果を表明/面接は5分台本で結論→根拠→トレードオフ/証拠パック(前後比較+PRD+合意文)を同梱/入社後90日計画で安心感を補強。
【チェックリスト:最短ルートの3点セット(コピペ可)】
1) 前後比較:Aha到達率/TTV中央値/D1の差分スクショ
2) PRD断片:目的を価値指標で(Aha/TTV/D1)
3) 合意文:Decision・期限が見えるSlack文面
具体例:個人アプリのオンボーディングで「説明2行+導線1本化」を試し、Aha到達が改善→D1が持ち上がった前後の画像を1枚に。数値が弱くても“因果の物語”が伝わります。
まとめ:3点セットを一枚ずつ。書類〜面接〜90日計画まで同じ物差しで。
2. 職務経歴書:見出しは“ユーザーの達成”で書く(NG→OK)
落ちる書類は、作業名詞(作成/実装/対応)で埋まりがち。採用側は「誰にどんな価値をどれだけ速く届け、翌日に続かせたか」を見ています。見出しは1行で因果を表明し、本文に前後比較とPRD断片を添付。数字が言えなくても、相対差分と代理指標(成功トースト閲覧率/問い合わせ率)で十分に戦えます。
要点:主語をユーザーの達成に/Aha→TTV→D1の順に/前後比較の画像を1枚/PRDは目的を価値指標で。
【NG→OKテンプレ(コピペ可)】
NG:チュートリアルを改善
OK:説明2行化+導線1本化でAha+◯pt/TTV-◯%、D1+◯pt(前後比較/PRD同梱)
【PRD断片サンプル】
目的:Aha +◯pt / TTV -◯% / D1 +◯pt
解決:説明2行・図解1枚・成功トースト・再開カード
検証:前後2週間+定性n=5
具体例:「UI改善」では弱いですが、「Aha→TTV→D1の差分」で書くと、未経験でも“再現可能な型”として評価が上がります。
まとめ:見出しは価値の一行。本文は“証拠パック”で裏づけるだけ。
3. 面接:5分台本で“結論→根拠→トレードオフ→再現”を言い切る
面接は時間勝負。最初の1分で結論、次の2分でAha/TTV/D1の前後差、1分でTrade-off(非スコープ)を宣言、最後の1分で再現計画を示します。長い説明や装飾は不要。価値の因果で語れるかだけを見られています。
要点:結論を先に/差分は前後2週間の比較で/非スコープを明確に/入社後90日の“初手”まで言い切る。
【5分台本(読み上げ可)】
1) 結論:Aha +◯pt / TTV -◯% / D1 +◯pt を実現
2) なぜ:定性n=5+ログで阻害=用語難/分岐過多を特定
3) 取捨:説明2行、導線1本化。外部連携は非スコープ
4) 再現:入社後30日で同型をオンボードに適用、60日でD1を検証
具体例:「忙しかった」「頑張った」では刺さりません。Trade-offを自分から宣言すると、意思決定の筋が通ります。
まとめ:台本は“短く具体”。価値→速さ→継続→再現の順で固定。
4. 実務の作り方:小さく検証して“前後比較”を1枚に
未経験の弱みは、現場の“匂い”が足りないこと。対策は、(1)ミニ施策のPRD一枚化(2)ユーザー5人インタビュー(3)前後2週間の比較。この3点を個人プロジェクトや副業で回します。開発が難しいなら、文言2行化・図解1枚化・分岐削減の“非開発施策”で十分に差が出ます。
要点:テーマはオンボーディングが最短/Aha定義を先に/イベントは最小で設計/代理指標を活用。
【ミニ検証のToDo(コピペ可)】
- Aha定義:「◯◯ユーザーが30秒で◯◯できた」
- 施策:説明2行/図解1枚/導線1本化/成功トースト
- 計測:Aha到達率/TTV中央値/D1 + 副次(トースト閲覧率)
- 検証:前後2週間+定性n=5(実況)
具体例:ブログLPでも「図解の1枚化」「CTA直下」だけでTTVが短縮。アプリでなくても“価値の因果”は再現できます。
まとめ:非開発でもOK。“前後一枚”を作れれば面接は戦えます。
5. 入社後30-60-90日計画:Aha→TTV→D1を“面”で伸ばす
最後に、内定後の安心材料となる90日計画。30日でAhaの定義と阻害を特定、60日でTTV短縮を実装、90日でD1の底上げまで検証。決裁と変更窓を明記し、スプリントに落とし込むと、受け入れ側も具体的に想像できます。
要点:決裁と期限を先に/非スコープ宣言で膨張を防止/副作用(通知離反等)は副次KPIで監視/“次の一手”を常に明確化。
【30-60-90テンプレ(コピペ可)】
30d:Aha定義/阻害の特定(定性n=5+ログ)→PRD一枚
60d:説明2行/導線1本化/成功トーストを実装、TTV-◯%
90d:再開カード+通知“1通・直着・抑制”でD1 +◯pt
Decision:PdM(◯/◯ 18:00〆)、変更窓:24h
具体例:「まずはKPIを整備します」より、「30日でAha定義→60日でTTV短縮→90日でD1検証」と言い切る方が採用側に刺さります。
まとめ:90日は“因果の面”で進める。小さく速く回して実績化。
有料note(特典あり)
実務で使えるテンプレートは下記にまとまっています(特典PDF2点:PdMスキルテンプレ集/キャリア戦略シート)。
FAQ
- Q. 業務未経験で数値が出ません。どう補強する?
- A. 前後比較の画像+PRD断片+合意文(Decision/期限)で“再現性”を示してください。代理指標(成功トースト閲覧率/問い合わせ率)も有効です。
- Q. どのテーマで小さく検証すべき?
- A. オンボーディングが最短です。Aha定義→説明2行→導線1本化でTTVが動き、D1まで波及させやすいからです。
- Q. 書類で何行まで読まれますか?
- A. 見出し1行+前後1枚+PRD1枚+合意1枚の“計3枚”で十分。長文より“因果の一撃”が評価されます。


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