結論:PdMの年収は「Aha→TTV→翌日活性(D1)」で示した“価値の差分”を、書類→面接→交渉の順に一貫させれば最短で上がります。
深夜の職務経歴書。「経験はあるのに年収は伸びない」——私はPdMのマネージャーとして、まず“価値の線”に言語を合わせます。Aha=初回価値に誰を到達させたか、TTV=そこまで何分短くしたか、D1=翌日に“何を再開したか”。この3点の前後差を1ページで見せ、面接は台本で短く、最後に交渉で確実に引き上げる。手順化すれば、迷いは消えます。
意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。
1. 戦略:年収は“価値の線の差分”で決まる
(導入)年収を決めるのは肩書ではなく「価値の再現性」です。採用側は、あなたが“価値の線(Aha→TTV→D1)”をどれだけ短く・太くしたかを見ています。だからこそ、経験の羅列ではなく「前後差」を主役に据えるのが最短。指標は先行中心にし、売上などの遅行はAppendixへ逃がします。
要点:1) Aha=“できた”の事実で定義 2) TTVは中央値で裾(p90)を短縮 3) D1は“戻って何をしたか” 4) new(新規)を主対象 5) 比較は前後2週間・相対差分。
【差分の芯(コピペ可)】
Aha:aha_completed(%) 対象=new 前後2週
TTV:median(intent_shown→aha_completed)(秒)
D1 :day1_active/new_users(%) 副=再開TTV(秒)
表現:Aha +◯pt/TTV中 -◯%/D1 +◯pt(相対差分)
具体例:オンボの“説明2行化+導線1本化”でTTV中央値を短縮→翌週Ahaが持ち上がり、評価面談で一撃。まとめ:指標は“価値の線”に寄せる。
2. 等級の翻訳:ジョブレベル→価値線→KRの一文化
(導入)等級(ジョブレベル)の要件は抽象度が高く、そのままでは評価に揺れが出ます。ここを価値線に翻訳し、KRを3本(Aha/TTV中央値/D1)に固定。これで面接官・評価者と同じ地図を共有できます。
要点:1) O=「誰が何をできたか」一文 2) KRは相対差分 3) 判定は金曜18時 4) 変更窓24hで速度確保 5) 撤退基準は同じ紙に。
【OKRテンプレ(貼替OK)】
O :newが◯◯を30秒で完了(Aha)
KR:Aha +◯pt/TTV中央値 -◯%/D1 +◯pt(前後2週・new)
判定:毎金曜18:00(中央値/相対差)
撤退:未達→施策Bへ切替/変更窓:UI細部24h
具体例:評価面談で「KR=3本」と言い切ると、評価表の読み方が一致。まとめ:等級は“価値線で読む”に翻訳する。
3. 書類:職務経歴書・ポートフォリオは“1枚で差分”
(導入)採用側は差分とScopeしか見ません。ポートフォリオは1枚、Before/AfterのスクショにAha/TTV中央値/D1の前後差を重ね、Scope(課題定義/PRD/実験/優先度/CS)を一行で。ATSは装飾に弱いので、PDF1枚・簡素見出しで十分です。
要点:1) 同画面・同倍率で比較 2) 指標は前後差を主役に 3) 文章は140字以内 4) 判定の前提を脚注に 5) リンクは1つ。
【1枚ポートフォリオ雛形(コピペ可)】
上段:Before/After(同倍率)
中段:Aha +◯pt|TTV中 -◯%|D1 +◯pt(new/前後2週)
下段:Scope=課題定義/PRD/実験/優先度/CS
脚注:intent_shown→aha_completed/中央値/相対差分のみ
具体例:箱ひげ+前後スクショの1枚で通過率が上昇。まとめ:書類は“1枚・差分・Scope”。
4. 面接〜交渉:成果で答え、価値の約束で締める
(導入)面接は“価値の線を正しく読むか”の確認です。回答は結論→差分→前提→再現の順で30〜60秒。最終の交渉は「価値の約束(30-60-90の差分見込み)」で締めます。数字はレンジで十分、相対差分と前提を忘れずに。
要点:1) 実数要求まで相対差分 2) 逆質問は価値線・PRD運用・撤退 3) 交渉は“約束→条件→リスク対処”の順 4) ドライに一言で。
【面接/交渉 台本(丸読みOK)】
回答:Aha +◯pt/TTV中 -◯%/D1 +◯ptを直近で達成。
前提:対象=new/前後2週/中央値。方法:説明2行+導線1本。
約束:30日でTTVの裾を締め、60日でAha持ち上げ、90日で横展します。
交渉:この再現に見合う条件(年収レンジ◯◯)で検討できると助かります。
具体例:最後に“約束”を置くと、金額テーブルが動きやすい。まとめ:交渉は“価値の約束”で締める。
5. 30-60-90プラン:初月で“速度”を示す
(導入)年収交渉の裏側で効くのは、初速の証拠です。30日で計測線とPRD一枚化を整備、60日で差分、90日で横展。この紙があるだけで、評価者の不安は大きく減ります。
要点:1) 30=整備 2) 60=差分 3) 90=横展 4) 週次10分レビュー 5) 合意ログで一行化。
【30-60-90(貼替OK)】
30:計測線/PRD一枚/ダッシュボード整備(Aha/TTV中/D1)
60:説明2行+導線1本で TTV中 -◯%/Aha +◯pt
90:再開カードで D1 +◯pt(副:再開TTV -◯%)→横展
具体例:初月で“レビュー10分運用”を定着させると、翌月の差分が前倒しに。まとめ:速度は最大の安心材料です。
有料note(特典あり)
年収アップまでの台本・書類テンプレは下記にまとまっています(特典PDF2点:PdMスキルテンプレート集/キャリア戦略シート)。
FAQ
- Q. 実数が言えない案件はどう説明する?
- A. 相対差分(+◯pt/-%)と前提(new/前後2週/中央値)で十分。求められたらレンジで補足。
- Q. 売上を主張すべき?
- A. 遅行です。先にAha/TTV/D1で“速度と再現性”を出し、売上はAppendixで添えます。
- Q. 交渉が苦手です。
- A. 台本を読み上げでOK。「価値の約束→条件→リスク対処」の順に短く言い切るのが安全です。


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