夕方の書類選考タイム。採用側の私が最初に見るのは“上から5行”。そこに「再現性」が見えたら読み進めます。逆に、作業の羅列や抽象語が続けば容赦なく閉じる。だからこそ、提出前の10分で仕上げを変えましょう。
結論:職務経歴書は、Aha/TTV/翌日活性の差分で書き換えるだけで通過率が変わります。
上から5行の設計(ねらい→やり方→失敗と直し方)
ねらいは“再現性のある人”と伝えること。やり方は、サマリーで「事業価値×顧客価値×先行指標」を1行ずつ置くこと。失敗は、横文字や固有名詞で埋めること。今から10分で整えます。
言語の土台はPdMスキルマップ完全ガイドで揃え、必要なら課題解決型PdM 完全ガイドを参照してください。
【コピペOK】最終チェック10(提出直前の10分)
以下を上から順に確認。該当箇所を修正したらすぐPDF化しましょう。
- 三点セット:サマリーに事業価値/顧客価値/先行指標が1文ずつある
- 差分表現:成果は「Aha+◯pp/TTV−◯分/D1+◯pp」になっている
- プロジェクト数:最大3件、各8行以内に圧縮
- 受け入れ基準:少なくとも1件、Gherkin風4行以内で記載
- NGワード削除:「改善」「推進」「KPI運用」単独表記を削り、具体に言い換え
- 運用の証跡:レビュー台本/意思決定ログ/撤退条件のどれかを1文で
- 固有名詞ブロック:企業名・実数は匿名にし、差分のみに置換
- リンク検査:URLが切れていない(ポートフォリオ等)
- 書式:見出しはh2/h3準拠、本文は40字前後、段落3〜5行
- 提出準備:ファイル名「氏名_職務経歴書_YYYYMM」、件名/本文はテンプレ通り
NG→修正:1行で変わる“評価の芯”
作業の羅列を“価値の差分”へ。次の置換だけで印象は変わります。
NG:「UI改善を推進し、KPIを運用」
修正:「住所自動補完でAha+◯pp/TTV−◯分。成功直後の次導線でD1+◯pp」
NG:「関係者と合意形成しプロジェクトを推進」
修正:「RICE(先行指標版)+撤退条件で“入れ替え”を運用。週次30分レビューで判断を固定」
PRD断片(面接で“運用”を示すための付録)
紙の上でも“運用の再現性”を見せられます。以下を職務経歴書の後半に1件だけ添えてください。
■ 背景:初回入力で滞留 → Ahaが低い
■ 目的:Aha 25%→32% / TTV 7.0→6.0分
■ 施策:フォーム内ヒント/住所自動補完/成功直後の次導線
■ 受け入れ基準:
Given 初回ログイン
When 住所1文字入力
Then 0.5秒以内に候補3件以上/選択で自動補完
提出メール/Slack台本(短文で締める)
文章の最後まで“先行指標”で締めましょう。以下をコピペで。
件名:職務経歴書の送付(氏名)— Aha/TTVの改善実績を添付
本文:◯◯様
職務経歴書をお送りします。Aha/TTV/翌日活性の差分で実績を記載しました。
ご確認よろしくお願いいたします。
(氏名/連絡先)
面接前夜の“読み上げ台本”(3分)
最後は声に出して確認します。書類と面接の言葉を一致させることで、評価は安定します。
■ サマリー(3行):事業価値×顧客価値×先行指標
■ 実績(各1行×2件):Aha/TTV/D1の差分
■ 強み(3行):意思決定/リサーチ/運用
■ 90日計画(3行):Aha→TTV→D1の改善順路
■ 逆質問(1行):先行指標の定義と運用状況
FAQ
- Q. 実績の絶対値が出せません。
- A. 差分で十分です。「Aha+◯pp/TTV−◯分/D1+◯pp」のように変化で示しましょう。
- Q. ページ数が増えてしまいます。
- A. 2ページ以内に圧縮。プロジェクトは3件まで、各8行以内。受け入れ基準は1件に限定。
- Q. 未経験でプロジェクトが少ない。
- A. PRD断片と“学習ログ”1行(結果/気づき/次の仮説)を添えるだけで十分です。
スキル棚卸しの見取り図はPdMスキルマップ完全ガイドが近道です。OKRやKPIの運用は価値提供型PdMの設計図も参照してください。
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