「何もない画面で、ユーザーが止まる」——最初の“空っぽ”は、実は最大のチャンスです。私はいつも、ここに小さな「次の一歩」を入れてAhaを早めます。文章は短く、手は軽く。たった1行の置換で、初回体験は動き出します。
結論:エンプティステートは“最初の1歩”を作る装置。文言と配置を整えるだけで、Aha(初回価値)とTTV(価値到達時間)が同時に改善します。
なぜエンプティが効くのか(200字導入)
初回の離脱は“次に何をすれば良いか分からない”から起きます。リファレンスやヘルプへ逃がすのではなく、画面内で「小さく、今、できる行動」を提示する。これがエンプティの役割です。ゼロ状態にサンプルを置き、1クリックでAhaへ接続する導線を作ると、説明が要らなくなりTTVが縮みます。余白に気を使うほど、言葉は短く、手は軽くなります。
価値と短期運用の全体像は課題解決型PdM 完全ガイドが土台になります。
エンプティ運用テンプレ(PDF)
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最初の1歩は「目的→行動→所要」を一息で。下から選んで、そのまま置換してください。
【A. データ作成系】
1) はじめての◯◯を作りましょう(約30秒)
2) サンプルを読み込んで使い方を見る(1クリック)
3) 前回の下書きから再開する(自動保存あり)
4) テンプレから開始:おすすめ3種
5) CSVをドラッグ&ドロップ(1MBまで)
6) 空のままでOK。あとで追加できます
【B. 検索・参照系】
7) キーワードを1文字入力すると候補が出ます
8) 最近見た◯◯はこちら(直近3件)
9) よく使う絞り込みを保存できます(1クリック)
10) サンプル検索で結果の形を確認(即表示)
11) ディープリンクから直接開けます(通知対応)
12) 迷ったら「◯◯とは」で定義を確認
【C. 記録・フォーム系】
13) 住所は1文字で候補が出ます(0.5秒以内)
14) 必須は2項目だけ。残りは後からでOK
15) 入力に迷ったら下の例をタップ
16) 画像はここに貼るだけ(自動リサイズ)
17) エラーでも内容は保持されます(再送可)
18) 一時保存するとチームで編集できます
【D. 共有・コラボ系】
19) 1クリックで共有リンクを作成(権限選択可)
20) コメントは @メンション で通知が届きます
21) テンプレを配布して同じ型で作成
22) 公開前にプレビューで見た目を確認
23) 変更は履歴からいつでも戻せます
24) 共同編集のガイドラインを見る(30秒)
【E. 次の一歩・継続系】
25) 成功です。次は◯◯を試しましょう(1クリック)
26) 通知を1回だけ送ります(オプトアウト可)
27) 今日のおすすめ手順(所要3分)
28) 直近のゴール:ここまでできればOK
29) 戻って続きから再開(保存済み)
30) 明日やることをメモ(自動でリマインド)
配置ルール(200字導入)
文言だけでなく、配置で9割決まります。画面中央の大見出しは「目的」を短く、ボタンは「行動」を具体に、サブ文は「所要・安心材料」に限定。サンプルとテンプレは最上段に、ヘルプやFAQは最下段に置くと、UI内で完結します。モーダルの多用は避け、非モーダルのヒントで手を止めないことがポイントです。
- 大見出し:目的を7〜10字で(例:最初の◯◯を作る)
- 主ボタン:行動+所要(例:テンプレから開始(30秒))
- サンプル:最上段に3件(即閲覧)
- ヒント:入力10秒で自動表示(非モーダル)
- ヘルプ:最下段に1リンクのみ(外部遷移は最小)
Gherkin(受け入れ基準)とKPI接続(200字導入)
“終わった”を定義しないと、レビューで戻ります。エンプティの成否は、Aha/TTV/D1の差分で評価。Gherkinで可観測に定義し、PRDと分析の言葉を必ず一致させましょう。
Given 初回状態
When ダッシュボードを表示
Then サンプル3件を即表示/主ボタン1つ/所要の明記あり
Given 入力欄に10秒滞在
When ユーザーが迷う
Then 非モーダルヒントを表示/閉じても入力は保持
Given 成功イベント達成
When コンファーム表示
Then 次の主要機能へ1クリック遷移/24h後に通知1回
計測の並べ方はKPI設計と運用ガイドで統一してください。
ミニケース(200字導入)
BtoBtoCの現場では、説明の文章を増やすほど初回は重くなります。効果があったのは「サンプル→1クリック→ミニ成功」の三点セット。ヘルプへの誘導は最下段に1つだけ残し、上段は行動で埋める。結果、会議では“説明の厚み”ではなく“差分と入替え”の話に変わりました。
意思決定ログ(5行)例:
前提|Aha +6pp/TTV −0.6分/D1 +2pp
候補|サンプル3件/主ボタン文言/24h通知
判断|継続=サンプル/新規=文言AB/撤退=通知強度高
撤退条件|Aha +5pp未満 × TTV悪化 → 入替
学習|「説明→UI内化」より「サンプル→行動」が効く
提出前チェック(3分)
- 目的→行動→所要の順で1行になっている
- サンプル3件が最上段にある(即閲覧)
- 主ボタンは1つ(迷いを作らない)
- ヒントは非モーダル/入力保持あり
- GherkinがPRDと一致している
- Aha/TTV/D1の差分で効果を確認できる
FAQ
- Q. 文章はどこまで短くすべき?
- A. 大見出し7〜10字、主ボタンは行動+所要を10〜16字。迷ったら短い方を選ぶ。
- Q. サンプルは実データで良い?
- A. 基本はダミーでOK。敏感情報は含めない。目的はAhaの疑似体験です。
- Q. 通知は増やせば良い?
- A. 多投は逆効果。24hに1回だけ、オプトアウトを尊重してください。
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