【2025年版】【図解】OKRの言い換え集|“体験の変化×先行指標”で通るKR45(テンプレ&台本つき)

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深夜、レビュー用のOKRを前に指が止まる。「売上」「CVR」「NPS」…並べたのに、明日の会議が通る気がしない。
結論:OKRは“Objective=体験の変化”、KRは“先行指標の差分(Aha/TTV/翌日活性)”に言い換えると、5分で判定→合意が取れます。

1. 目的は「会議を終わらせる」OKR(ねらい→やり方→失敗と直し方)

ねらいは、説明会ではなく判定会にすること。やり方は、Objectiveで体験の変化を言い切り、KRはAha/TTV/翌日活性の差分(+pp/−分)に限定。失敗は、遅行(売上/ARPU/NPS)を週次に持ち込むこと。直すなら、遅行は四半期レビューへ分離し、週次は先行3指標のみを見ます。

意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。

2. OKR 1枚テンプレ(コピペOK)

Notion/スライドどちらでも。数字は相対で十分です。

【OKR(1枚)】
O:テンプレで初回保存(Aha)まで30秒にし、翌日“続き”直行を当たり前にする
KR1:Aha達成率 +8pp(旧版比/7日)
KR2:TTV P50 −2分/P95 −5分(週次)
KR3:翌日活性(直行率) +6pp
撤退条件:Aha +4pp未満 × TTV悪化 → 旧版へ即ロールバック
入替運用:撤退/継続/新規を週次ログで明示(各1行)

3. 言い換え集:抽象KR→先行KR(45例)

左がよくある“ふわっとKR”、右が通る“先行KR”。そのまま差し替えて使えます。

【オンボーディング】
× 初回体験を改善 → ○ テンプレ保存(30秒)導入でTTV P50 −2分
× チュートリアル最適化 → ○ エンプティ3サンプルでAha +6pp
× 操作の迷いを減らす → ○ 主ボタン1つ化でAha +4pp

【再開・習慣化】
× 継続率を上げる → ○ 成功トースト「続き」追加で翌日活性 +5pp
× リテンション強化 → ○ 再開導線常設で翌日直行 +6pp
× 通知最適化 → ○ 24±6h 1回・直行リンクで翌日活性 +4pp

【入力/フォーム】
× フォーム改善 → ○ 桁/記号の自動整形でAha +5pp
× 離脱を減らす → ○ 必須3→2項目でTTV P95 −4分
× バリデーション見直し → ○ インライン修正でAha +3pp

【検索/一覧/詳細】
× 検索体験を改善 → ○ 単一検索→候補3件プリセットでTTV P50 −1.5分
× 一覧の回遊性 → ○ 先頭3件を“直行可能”表示で翌日活性 +3pp
× 保存率を上げる → ○ 詳細の主動詞を“保存する(30秒)”に統一でAha +4pp

【ファネル連携】
× CVR向上 → ○ Aha +5pp × 翌日活性 +4pp(直行率)をKR化
× アクティベーション強化 → ○ 初回テンプレの利用率 30→45%(=Ahaの裾野)
× 機能活用促進 → ○ 主要機能の初回到達をTTV −2分

【通知/コミュニケーション】
× 通知配信最適化 → ○ 週2上限+静穏22–7時+カテゴリ連投禁止で翌日活性 +3pp
× 文言改善 → ○ 「昨日の続きが30秒で終わります」採用で翌日直行 +4pp
× 苦情率低減 → ○ 2回未開封で7日サスペンドで苦情率 −%

【品質/信頼】
× 安定性向上 → ○ 主要フローのTTV P95 5分未満を維持(劣化時は撤退)
× エラー対策 → ○ save_success 直前の失敗率 −pp
× 障害復旧速度 → ○ 先行3指標の復旧SLA:Aha/TTV/D1を24h内に正常化

【業務/CS連携】
× CSナレッジ整備 → ○ 再開FAQ差込で翌日活性 +3pp
× 問い合わせ削減 → ○ 「続き」導線の自己解決率 +pp
× 連携効率化 → ○ PRD断片→CS手順の差分更新を週1→毎週

4. 先行指標を測るイベント定義(貼るだけ)

定義が曖昧だと、KRが「読めるけど回らない」状態になります。名前と計算式を先に固定しましょう。

【イベント】
Aha:event=save_success(初回価値の達成)
TTV:first_open→save_success の経過時間(P50/P95)
翌日活性:save_success後、翌日 resume_opened(直行)の率
【ダッシュボード(毎日4枚)】Aha / TTV P50・P95 / 翌日活性 / 新規比率

Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。

5. 10分レビュー台本(読み上げで終了)

説明を削って“判定”に全振りします。読むだけで会議が終わる構成です。

[00-02] 先週の差分:Aha +pp/TTV −分/翌日活性 +pp(スクショ1枚)
[02-05] KR判定:到達/未達。撤退条件に抵触したものは即撤退
[05-08] 入替宣言:撤退/継続/新規(PRD断片へ反映)
[08-10] リスク:法務/信頼性/計測基盤は別レーンで最優先

6. Slack定型文(KRを“言い切る”)

「上がりそう」禁止。差分で言い切り、撤退条件を添えます。

【Slack】
今週はオンボーディングのTTV短縮に集中。
KR:Aha +5pp/TTV P50 −2分/翌日活性 +4pp
撤退条件:Aha +3pp未満 × TTV悪化 → 旧版へ
入替:撤退=通知連投、継続=主ボタン1つ、新規=再開導線

7. OKR→面接・評価に効かせる(職務経歴の書き方メモ)

面接・等級・査定では、再現性が評価されます。OKRの“痕跡”を添えると説得力が跳ねます。

  • Objectiveは体験の変化で書く(例:「テンプレ保存を30秒で当たり前に」)。
  • KRは先行3指標の差分だけ。売上は四半期資料に分離。
  • 撤退/継続/新規の入替ログ(5行)をセットで提示。

8. 今日からのチェックリスト(30秒)

運用を始める前に、この5点だけ整えば出せます。

  1. Objective=体験の変化(動詞+所要)で書けている
  2. KR=Aha/TTV/翌日活性の差分だけに絞れている
  3. 撤退条件が明文化済み(相対でOK)
  4. PRD断片(非スコープ→G/W/T→KR)を更新できる
  5. ダッシュボードは4枚(Aha/TTV/D1/新規比率)

FAQ(見えるブロック)

Q. 売上やNPSをKRに入れないと弱く見えませんか?
A. 週次は先行のみで十分。売上/NPSは遅行なので四半期レビューで評価します。
Q. Ahaの定義が曖昧です。
A. 「価値が出た瞬間」をUIイベント1つに集約してください(例:save_success)。
Q. どのKRも並びます。優先順位は?
A. RICEで上位3に絞り、撤退条件の明確さと学習速度で決めます。

OKR運用テンプレ(PDF)

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