PdM Days 1

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PdM
先日参加した「PdM Days – 枠を超えて、未来のまんなかへ」について、 参加した所感をご紹介していければと思います。
まず、参加したのは「新規プロダクトの立ち上げ〜グロース、その多様性と共通点」になります。概要や登壇者、内容についてと実践レベルでどうなのかをご紹介していきたいと思います。


率直な感じは少し残念でした。PdM Daysはリクルート主催なので、さまざまな企業から参加されるので違う視点を期待していましたが、内容がかなり薄く、去年の12月くらいに参加したAmazonのPdM2名の話とは雲泥の差があると感じてしまいましたね。もちろん、今回の登壇者の方も素晴らしい経歴をお持ちなのですが、それがイコールPdMとしての実力ではないと感じざるを得ない内容でした。

PdM Daysとは

「それぞれのスタンスや理想のプロダクトマネジメントを共有し、新たな視点を見つけるためのカンファレンスです。(公式サイト引用)」
いろいろな企業のPdMの考え方や視点を広く伝え、PdMとして日々の仕事に役立ててほしいというような趣旨ですね。これはまだPdMという職種が日本で定着していないからこそ、こういった取り組みをしていただいているのだと思います。
それぞれの考え方で仕事を進めているため、他者の考えが自分のPdMとしてのスタンスを探すヒントになるという素晴らしい内容ですね。
登壇者の方も日本を代表する企業のPdMを務めている方や、企業の代表を務めている方など、バックボーンもあり、普段の生活ではなかなか話をする機会がない人たちが多いため、期待値の高いものになります。

また、本来であれば各日程を記載したいのですが、利用規約にプログラムや登壇者個人の承諾なしに掲載できなそうでしたので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

オンラインプレスイベント Day1

今回は2名のPdMの方が登壇されて新規事業の立ち上げからグロースというテーマでお話いただきました。
PdMとして「課題」を見つけることがいかに大切かをメインに話されていましたが、課題の見つけ方やユーザーに会って話を聞いてくる実体験は一歳なく、この辺りが私が物足りないと感じたところですね。

「課題」を見つけ解決することが重要というのは当たり前のこと。改めて再認識や他者も同様なのだという観点を頂けたことは素晴らしのですが、具体的なことがないと「いや、だから?」で終わってしまった方も多いのではないでしょうか?

プロダクトの成功

プロダクトから入って課題解決は失敗する。課題から入ってけばプロダクトは必ず成功するという内容もありましたが、その時の「成功」は何を定義していたのかも知りたかったです。
例えば、ビジネスゴールはどこに設定されていて、それに対しての課題はどのようなもの、そして、その課題を数値化したものと成功を数値化したもの。最後に課題解決によって見込んでいたビジネスゴールへのインパクトと実際の結果
せめてこのくらいはセットであると、より腹落ちできる内容だったのではないでしょうか。
冒頭で記載したAmazonの方のセミナーではそのようなことを明確に説明しており、海外のPdM関係の書籍なら、この辺りが抜けていることはほぼありません。
PdMとして求められるもの、求めるべきものがなんなのかを学ぶには、海外の方が歴史が深いのだと考えさせられますね。ビジネス価値と顧客価値その両方を追い求め、どちらにとっても最大のパフォーマンスが取れるところを探し続けるしかないのだと思います。

大きな学び

少し批判的意見にはなりましたが、私はこの手のセミナーは大小や知人友人問わず、極力参加するようにしています。登壇者も偏見なく内容によって判断するようにしています。それは、どのような方からでも学ぶことは必ずあるという考えを持っているためです。

今回でいえば、少なくとも課題を見つけるための「行動力」の重症性を再認識することができました。PdMにとって重要なことはデザイン知識やプログラミングスキルなどではなく、行動力なのだと考えています。
企画はどんなに素晴らしいものであっても、プレゼンして実行しなければただの企画書、ビジネスに強力なインパクトを与える新規プロダクトも実装されなければ机上の空論、仮説を100万通り考えようと仮説は仮説です。
自分の中で納得できるものが出来上がれば、あとは実装に向けて動き出さなくては何も始まりません。百聞は一見にしかずではありませんが、実装して初めて見えてくる新たな課題が必ずあります。仮設段階では見えないことの方が多いと言っても良いくらい、新たな課題というのは自然と出てくるので、実装に向けて行動することがビジネス価値と顧客価値を高める唯一無二の近道なのだと考えています。

最後に

オンラインプレスイベント Day1にご登壇いただきました2名のPdMの方、素晴らしい学びの時間をいただきありがとうございました。これからも多くの方の話を聞かせていただき、自身のスタンスの方向転換や新しい学びに活かしていきたいと思います。
PdMに限らず、いろいろな方の貴重な経験や考え方を手軽に得ることができるのがオンラインセミナーです。皆さんもぜひいろいろ参加してみてください。

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