結論:ユーザーセグメント設計は「誰の課題を優先的に解決するか」を決めるための道具です。
よくある失敗は「属性」で切って終わること。実際に意味があるのは「利用行動」での切り方です。本稿ではPdMが実務で使えるセグメント設計の方法を解説します。
1. セグメント設計の基本
ユーザーセグメントは以下の3軸で整理します。
- 属性: 年齢・職種・業種(例:中小企業の経理担当)
- 行動: 利用頻度・課金パターン・Aha体験到達率
- 価値: LTV・解約率・紹介率
特にPdMが注目すべきは「行動」です。属性は参考値でしかなく、行動が直接プロダクト改善のヒントになります。
2. 実例:経理SaaSのセグメント切り
例:
- セグメントA:初月で解約した利用者(Aha到達率低い)
- セグメントB:Aha到達は高いが翌月解約(D30活性低い)
- セグメントC:3か月以上継続利用(安定ユーザー)
→ セグメントBに対して「翌月不安を解消する施策」を打つのが最も効果的と判断。
3. 行動の切り方でよくある誤り
- 登録だけで切る: 「登録ユーザー=利用ユーザー」と誤解する
- 課金有無だけで切る: 無料ユーザーの行動解像度を見落とす
- 一律で切る: B2BとB2Cでは行動の意味合いが違うのに、同じ指標を使ってしまう
4. 利用行動を活かすポイント
・ログを基準にする(例:Aha体験到達/翌月利用有無)
・「不安/安心」の感情と合わせて定性で補強
・事業インパクト(LTVや解約率改善)に直結させる
おすすめ参考リソース
セグメント設計から戦略まで一気通貫で理解するには、PdM必携のリファレンスが役立ちます。
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FAQ
Q1:セグメントはどれくらい細かく切るべき?
A:3〜5つが適切です。多すぎると施策の優先順位がぼやけます。
Q2:行動データが少ないときは?
A:CSログやインタビューを基に仮説セグメントを作り、徐々にログで裏付けましょう。
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