最初の画面でユーザーが固まる——その静けさは、たいてい言葉のせいです。私は「長い説明」をやめて「短い合図」に置き換えます。指先が自然に動く一言、それがオンボーディングの正体です。
結論:オンボーディングは“言い回し×配置”。短い合図でAha(初回価値)に誘導し、TTV(価値到達時間)を縮めます。
なぜ言い回しがAhaを早めるのか(200字導入)
初回の離脱は「次に何をすべきか」が曖昧なとき起きます。長い説明や動画は“理解”を増やしても“行動”は生みません。必要なのは、手を動かす一言。「目的→行動→所要」を一息で示すと、ユーザーは考える前に押せます。ここでは、BtoBtoCの現場で効いた言い回しを30個に整理。配置ルールとGherkinをセットにしたので、そのまま置換して使ってください。
価値と短期運用の全体像:課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図でつながります。
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文言テンプレ30(コピペOK|5カテゴリ×各6)(200字導入)
「目的→行動→所要」を1行に圧縮します。悩んだら短い方を選ぶ。主ボタンは1つ、迷いを作らない。下の30本から選び、語尾だけ自社文脈に調整してください。
【A. はじめる】
1) 最初の◯◯を作る(30秒)
2) サンプルで動きを見る(1クリック)
3) テンプレから開始(おすすめ3件)
4) 前回の下書きから再開(自動保存)
5) CSVをドラッグ&ドロップ(1MBまで)
6) 空のままでOK。あとで足せます
【B. 入力の不安を消す】
7) 住所は1文字で候補表示(0.5秒)
8) 必須は2項目だけ。残りは後でOK
9) 迷ったら下の例をタップ
10) 入力は途中で保存できます
11) 画像は貼るだけ(自動リサイズ)
12) エラーでも内容は保持されます
【C. 検索・参照】
13) 検索は1文字で候補(即表示)
14) 最近の◯◯(直近3件)から再開
15) よく使う絞り込みを保存(1クリック)
16) サンプル検索で形を確認
17) 通知から直接開けます(ディープリンク)
18) 迷ったら「◯◯とは」を確認
【D. 共有・チーム】
19) 1クリックで共有リンク作成(権限選択)
20) @メンションで通知が届きます
21) テンプレを配布して同じ型で作成
22) 公開前にプレビュー確認
23) 変更は履歴から戻せます
24) 共同編集のガイドライン(30秒)
【E. 続ける・戻る】
25) 成功です。次は◯◯へ(1クリック)
26) 明日また続きから再開(自動保存)
27) 今日のゴール:ここまででOK
28) 24h後に1回だけ通知(オプトアウト可)
29) 次の一歩は◯◯(所要3分)
30) 迷ったらサンプルを見る(即表示)
配置ルールとNG→修正(200字導入)
言葉だけでは効果が半減します。配置の原則は「主ボタン1つ」「サンプル最上段」「所要は短文」「ヘルプは最下段」。モーダル多用は避け、非モーダルのヒントで手を止めない。曖昧語はNG→可観測条件に置換します。
NG「分かりやすく」→ 修正「住所1文字で候補3件/0.5秒」
NG「丁寧な説明」→ 修正「サンプル3件を最上段に即表示」
NG「次に進む導線」→ 修正「成功直後に1クリックで主要機能へ」
Gherkin(受け入れ基準)とKPI接続(200字導入)
“終わった”を定義しないとレビューで戻ります。PRDと分析イベントの言葉を一致させ、Aha/TTV/D1の差分で評価。下のGherkinを各施策1本だけ書いて読み合わせれば十分です。
Given 初回状態 / When ダッシュボード表示 / Then サンプル3件を即表示
Given 入力欄10秒滞在 / When 迷った / Then 非モーダルヒントを表示
Given 成功イベント達成 / When コンファーム表示 / Then 次の主要機能へ1クリック遷移
計測の並べ方はKPI設計と運用ガイドで統一してください。
提出前チェック(3分)(200字導入)
出す直前の最終チェックです。迷ったら短い方の文言を選び、主ボタンは必ず1つに。GherkinとPRDの一致を最後に声出しで確認します。
- 目的→行動→所要が1行で書けている
- 主ボタンは1つ/サンプルは最上段
- ヒントは非モーダル/入力を保持
- GherkinがPRD・計測と一致
- Aha/TTV/D1の差分で効果判定
FAQ
- Q. 文言はどれくらい短く?
- A. 大見出し7〜10字、主ボタン10〜16字が目安。迷ったら短い方を。
- Q. 通知は増やすべき?
- A. 多投は逆効果。24hに1回、オプトアウト尊重が基本です。
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「所要時間」を書くとCVRは落ちる?
逆です。所要が見えない不安が離脱を生みます。「動詞→所要→次の一手」の順に文言を揃えると、押下率が上がりTTVが短縮。翌日活性も伸びます。


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