結論:PRDは“旗(目的)・道(順番)・数字(Aha到達率%/TTV/D1)”の三点だけで書くと、決裁も実装も速くなります。
「仕様は書いたのに伝わらない」——その理由は、PRDが項目の羅列になり“価値の物差し”が抜けているからです。この記事は、Aha到達率(%)・TTV(p50/p95)・D1(%)を骨にした無料テンプレと、30分で決め切るレビュー台本を配布します。コピペして今日から使えます。
1. まず“旗”:誰に何の価値を、どの数字で届けるか
導入:旗が曖昧だと、議論は“やる/やらない”に散ります。それは、合意の軸が無いからです。旗は一行と数字で固定します。
要点:対象は“誰のどの仕事を短縮”か/価値は“結果の約束”で書く/数字はAha到達率(%)・TTV(p50/p95)・D1(%)。Ahaを%で表すと、比較と意思決定が一発で通ります。
【コピペ:旗(1分で書く)】
対象:__ユーザー
価値:__を一目で把握(仕事短縮:__)
数字:Aha到達率 ≥ __%/TTV p95 ≤ __秒/D1 ≥ __%
まとめ:旗は“やる理由”を短く強く。
具体例:旗を一行で差し替え→週次の持ち越しが半減、Aha到達率+6pt。
2. 次に“道”:順番票(今やる/後で/今回はやらない)
導入:項目を並べるだけでは速度は出ません。それは、優先順位が言語化されていないからです。順番票をPRDに直貼りします。
要点:今やる=Aha%直結/p95短縮/D1上昇の3つに限定/後でやる=準備・改善/今回はやらない=再審日を明記。順番が固定されると、レビューは投資判断に戻ります。
【コピペ:順番票(PRD貼り付け用)】
今やる:
- Aha%↑ 施策__/担当__/期日__
- p95↓ 施策__/担当__/期日__
- D1↑ 施策__/担当__/期日__
後でやる:______
今回はやらない:____(再審:__週)
まとめ:決め方を日本語で刻むだけで、速くなります。
具体例:順番票導入→“前倒し依頼”が激減、D1+5pt。
3. 最後に“数字”:受入基準を条文化してYES/NOだけに
導入:合否が揺れるのは、基準が言外に置かれているからです。それは、戻し列を生みます。受入基準は数字の条文にします。
要点:Ahaは率/TTVはp50/p95の二面図/D1は分母を前日Aha達成者に固定/クリックと遷移の上限をUI条文で縛る。会議は1分で判定できます。
【コピペ:受入基準(数字の条文)】
・Aha到達率 ≥ __%(表示:昨日/7日移動)
・TTV:p50 ≤ 3分/p95 ≤ 7分(起点=view_entry/終点=achieve_aha)
・D1 ≥ __%(分母=前日Aha達成者)
・クリック ≤ 3/画面遷移 ≤ 2/エラーは同画面で自己解決
→ YES/NOで判定。NOは「今回はやらない」に退避(再審:__週)
まとめ:条文化は“好み”を超える最短ルート。
具体例:受入p95=1500msを明文化→差し戻し半減、Aha+4pt。
4. 書くだけで終わらせない:30分レビュー台本
導入:流れが固定されていない会議は、説明会になります。それは、時間を消費して結論を産みません。台本で回します。
要点:00–05分 旗音読/05–15分 順番票更新/15–25分 受入基準読み合わせ/25–30分 ゲート日・担当・決裁ログ(1枚)記入。差し込みはWon’t(今回はやらない)に逃がして再審日を刻む。
【コピペ:レビュー台本(貼るだけ)】
00-05 旗(対象/価値/数=Aha%・p50/p95・D1)を音読
05-15 順番票:今やる3つを確定
15-25 受入基準(条文)でYES/NO
25-30 ゲート日/担当を決裁ログ1枚に記入
まとめ:読み上げ→仕分け→基準→日付の順で、持ち越しが消えます。
具体例:台本導入で会議45→25分、D1+4pt。
5. 無料テンプレ一式(本文コピペでOK)
導入:配布は“悩まない形”で。本文の3ブロックをそのまま使えます。必要ならAha%の定義もセットで。
【Aha%の定義】
分母=当日エントリーユーザー/分子=achieve_aha(一意)
表示=昨日/7日移動の2系列
【PRD骨】
旗:__ユーザーが__を一目で把握
道:今やる= Aha%直結 / p95短縮 / D1上昇 の3つ
数:Aha ≥ __%/TTV p95 ≤ __秒/D1 ≥ __%
【順番票】
(上記コピペ)
【受入基準】
(上記コピペ)
まとめ:まずは無料版で“動くPRD”に置換。拡張・運用は有料noteで深掘り可能です。
u-note:意思決定の順路は固定する
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
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FAQ
- Q. 無料テンプレと有料noteの違いは?
- A. 無料版は「旗・道・数字」の最小セット。有料版は“良い事例のスクショ集/失敗例→修正の赤入れ/レビュー録台本”が付き、導入が速くなります。
- Q. Ahaは“分”でなくて良い?
- A. はい。Ahaは到達率(%)に統一し、速度はTTV(p50/p95)で補います。議論が静かになります。
- Q. チームの経験差が大きい。
- A. PRDは“骨だけ”にし、順番票と受入基準で合わせてください。経験差は台本が吸収します。
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