はじめに
PdM(プロダクトマネージャー)の仕事は、日々の意思決定の連続です。
特に未経験や転職したばかりのPdMにとって、「タスクの優先順位づけ」は大きなハードルの一つです。
「全部大事に見えて選べない」「優先したはずの施策が後回しになる」など、優先順位づけでつまずく人は少なくありません。
よくある優先順位づけの失敗
① 緊急性に引っ張られる
「問い合わせが来たから対応しなきゃ」「上司が急に言ってきたから対応」など、緊急性が高いタスクに意識を奪われ、重要なものが後回しに。
② チームの意見に流されてしまう
エンジニアやデザイナーの要望に振り回され、戦略的でない優先順位になりがち。
③ 判断軸が曖昧
KPIやロードマップが定まっておらず、何を基準に優先するか不明確になっている状態。
正しい優先順位づけのステップ
① ゴールを明確にする
まず「何のためのプロダクトなのか?」「今期の目標は何か?」といった全体像を言語化しましょう。
ビジネスゴール・KPIが明確であれば、優先度も自然と見えてきます。
② MoSCoW法を使う
MoSCoW法とは、以下の4つにタスクを分類する方法です:
- Must(絶対必要):これがないと価値がない
- Should(できれば欲しい):Mustほどではないが重要
- Could(あったら嬉しい):余裕があれば対応
- Won’t(今回はやらない):後回しにして問題ない
③ 開発コストとビジネスインパクトを加味
価値だけでなく、コスト・実現性も考慮しましょう。
例えば、コストが高くインパクトが小さいタスクは後回しにすべきです。
④ チームとの合意形成
優先順位はPdMだけが決めるものではありません。
ワークショップ形式でチームと一緒に考えると、納得感ある優先順位がつけられます。
使えるツール・テンプレート
- Notion:タスクごとの優先度、ステータス、オーナーの管理に最適
- FigJam / Miro:優先度マトリクスを可視化
- Googleスプレッドシート:MoSCoW分類のテンプレを自作可能
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まとめ
優先順位づけは、PdMとしての「戦略力」「判断力」が問われるスキルです。
闇雲に対応するのではなく、「なぜこの順番なのか」を自分の言葉で説明できるようになることが理想です。
まずはMoSCoW法などのフレームワークを活用して、日々の業務に取り入れてみてください。


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