はじめに
転職直後のPdM(プロダクトマネージャー)にとって、最初の90日は信頼構築と成果創出の勝負期間です。
しかし、この重要な時期にやりがちな「落とし穴」にハマってしまうと、評価だけでなく、その後の仕事の進めやすさにも影響します。
この記事では、私が複数の立ち上げ・改善プロジェクトに関わる中で見てきた、典型的な失敗パターンと回避法を紹介します。未経験の方でもすぐ実践できる内容にしています。
失敗1:成果を急ぎすぎて全体像を見失う
転職直後は「早く結果を出さなければ」というプレッシャーから、現状理解が浅いまま施策を進めがちです。その結果、短期的には成果が出ても、中長期的には逆効果になるケースがあります。
回避法
- 最初の30日は「学びと観察」に集中する
- KPIや事業モデル、ユーザー像を理解してから施策に着手する
- 施策の背景や目的を必ず言語化する
失敗2:人間関係構築を後回しにする
PdMの仕事は一人で完結しません。にもかかわらず、関係部署との信頼関係構築を軽視すると、いざ施策を動かす段階で協力を得られず、実行スピードが落ちます。
回避法
- 初週から主要メンバーとの1on1を実施する
- 感謝や成果はこまめに共有する
- 相手の課題やKPIを理解しておく
失敗3:施策の優先度を誤る
影響度が小さい案件や、個人的に興味のある領域から着手してしまうと、経営層やチームからの評価は得られにくくなります。
回避法
- 施策の優先度は「事業価値×顧客価値」で評価する
- クイックウィンと中期施策をバランス良く組み合わせる
- 施策選定時には関係者と合意形成を取る
失敗4:情報共有が不十分
施策の進捗や意図を共有しないと、チームの安心感が低下し、余計な不安や抵抗を招きます。
回避法
- 週次・隔週で進捗共有の場を設ける
- 課題や懸念も含めてオープンに話す
- ドキュメント化して、誰でも見られる状態にする
失敗5:ユーザー視点を欠いた意思決定
短期の売上やKPI達成に意識が偏り、ユーザー体験の質を軽視すると、長期的な利用やロイヤルティが損なわれます。
回避法
- ユーザーインタビューやCS同席を定期的に行う
- 定量データと定性データを両方見て意思決定する
- 施策の影響をユーザー体験の観点から評価する
まとめ
最初の90日は、焦らず着実に土台を築くことが成果への近道です。
今回紹介した失敗パターンを意識して回避すれば、信頼と成果を同時に積み上げられます。
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