結論:PdMの評価指標レビューは、Aha%・TTV(p50/p95)・D1をチーム全員で週次確認することが最短です。課題解決(顕在課題)と価値提供(潜在課題)の往復をセットで振り返ることで、学習速度を資産化できます。
多くのチームではKPIレビューが「数字読み上げ」で終わりがちです。しかし、それでは意思決定に繋がらない。レビューの本質は“学びの往復運動をチームに定着させる”ことにあります。本記事では即使えるレビュー運用フローを紹介します。
1|レビューの基本構成(30分)
要点:30分で「数字→学び→次アクション」まで到達する設計。
- 5分:指標サマリ(Aha%/TTV p50・p95/D1)。
- 10分:課題解決ベットの振り返り。
- 10分:価値提供ベットの振り返り。
- 5分:次週のベット宣言。
コピペ素材(週次アジェンダ)
「1. 指標サマリ/2. 課題解決ベット/3. 価値提供ベット/4. 次週ベット宣言」
まとめ:時間配分を固定するだけでレビューは習慣化しやすい。
2|数字の見せ方(ダッシュボード例)
要点:数字は“鎖”で見せる。Aha%→TTV→D1の順に縦で並べる。
- Aha%=初回価値成立率。
- TTV=価値到達時間(p50=中央値/p95=最悪体験)。
- D1=翌日活性(戻る理由の有無)。
図キャプション例
「Aha%→TTV→D1の順で、価値到達から継続までを一気通貫で確認」
指標構成の詳細はKPI設計と運用ガイドで解説しています。
3|課題解決ベットの振り返り(顕在課題)
要点:p95の赤旗を潰した事例をレビュー。改善差分を即言語化。
コピペ素材(記録例)
「施策:フォーム必須−2/成果:TTV p95 −8秒/Aha% +2.7pt」
まとめ:顕在課題=守り。数字差分を短く置けば十分。
4|価値提供ベットの振り返り(潜在課題)
要点:D1を伸ばした施策を振り返り。失敗もNOカードとして残す。
コピペ素材(記録例)
「施策:続きカード×通知/成果:D1 +2.3pt/p95悪化なし」
まとめ:潜在課題=攻め。成果・撤退条件をカード化するのが肝。
5|次週ベット宣言(学習速度の可視化)
要点:顕在と潜在を1本ずつ宣言する。これが学習速度を担保する。
コピペ素材(次週宣言)
「課題解決ベット:検索結果UI整理/価値提供ベット:残り時間提示」
まとめ:ベット宣言が往復運動の証拠になる。
関連記事
FAQ
Q1:数値が伸びない場合はどうする?
A:差分が小さくても記録すること。伸びないこと自体が学びになります。
Q2:失敗施策も共有すべき?
A:必ず共有を。NO/MIXカードとして残すことで次回の判断材料になります。
Q3:B2Bでも週次レビューは有効?
A:有効です。Ahaを“初回業務成果”に置き換え、D1を“翌日の再利用率”に設定すれば同じ運用が可能です。
▼有料note(直リンク)


コメント