【2025年版】【図解】OKR例文15選|Aha・TTV・翌日活性に“直結”する書き方テンプレ

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PdM

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価値提供の効率化
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金曜の夕方、若手PdMがSlackでつぶやきました。「OKR、Oは書けるんですが、KRが“モヤッ”としてて…」。私は答えます。「よし、先に“効かせる指標”から決めよう。Oは後追いでいい」。

結論:OKRは、Aha(初回価値)・TTV(価値到達時間)・翌日活性のどれに効かせるかを先に決め、KRを先行指標で書けば機能します。

OKRを“効かせる”前提(全体像)

ねらいは「翌週の行動が変わるOKR」。やり方は、KRを先行指標に限定し、Oは“物語の題名”に収めること。失敗は、遅行指標(売上やMAU)や感想文KRに寄ることです。ここを外すと、レビューが長くなるだけで行動が変わりません。

意思決定と価値づくりの土台は、課題解決型PdM 完全ガイド価値提供型PdMの設計図で揃えてから書くと“ねらい→やり方→失敗と直し方”の線が通ります。

【配布】OKR例文15選(未経験〜ジュニアPdM向け)

3カテゴリ×5例=計15例です。各Oは短文、KRは先行指標で“差分”を書くのがコツ。値は例なので自分の文脈に合わせて調整してください。

カテゴリーA:オンボーディング(Aha/TTV)

  1. O:最初の価値体験を“迷わず”完了できる状態にする。
    KR:Aha到達率 +7pp/平均TTV -1.0分/フォーム離脱率 -15%
  2. O:ゼロ状態の不安を消す。
    KR:サンプル初期配置の利用率 60%→85%/詰まりセッション比率 -25%
  3. O:入力の摩擦を消す。
    KR:住所自動補完の利用率 30%→70%/入力時間中央値 -40%
  4. O:成功直後の“次の一歩”を固定する。
    KR:成功直後ディープリンク経由の遷移率 10%→28%/D1活性 +3pp
  5. O:期待値のズレを抑える。
    KR:「想定外」問い合わせ比率 -30%/ヘルプ到達→離脱の比率 -20%

カテゴリーB:継続利用(翌日活性/D1)

  1. O:翌日も“もう一歩”進める習慣をつくる。
    KR:D1活性 +4pp/成功後24hリマインドのクリック率 6%→12%
  2. O:主要機能の再訪率を上げる。
    KR:キーアクション2回目到達率 18%→30%/7日内の再訪率 +6pp
  3. O:NG解消までの時間を短縮。
    KR:不具合の検知→告知までの中央値 8h→2h/代替導線のクリック率 5%→15%
  4. O:通知の“押しすぎ”をやめる。
    KR:通知オプトアウト率 -20%/通知経由D1活性 +2pp
  5. O:チュートリアル依存から卒業。
    KR:ヘルプ閲覧→完了の到達率 12%→25%/動画視聴完了率 20%→35%

カテゴリーC:運用・意思決定(レビュー/台本)

  1. O:レビュー会を“決め切る場”にする。
    KR:30分内の意思決定数 1→3/撤退条件付き施策の比率 20%→60%
  2. O:反証から始めるバックログ精査を定着。
    KR:寝かし→削除の比率 20%→50%/RICE採点の所要時間 45分→15分
  3. O:受け入れ基準で“線を通す”開発にする。
    KR:受け入れ基準の読み合わせ実施率 40%→95%/P95応答0.5s達成率 +20pp
  4. O:CS×PdMの共通台本でTTVを短縮。
    KR:詰まりセッションの一次解決率 50%→75%/平均TTV -0.8分
  5. O:意思決定ログを資産化。
    KR:ログの週次公開率 0%→100%/“やめどき”合意済み施策比率 25%→70%

書き方テンプレ(そのまま置換でOK)

「Oは短く“題名化”、KRは先行指標で差分」を守れば、レビューが速くなります。以下を貼って、角かっこを置き換えてください。

O:[誰のどの体験]を[どう変える](短文)

KR1(Aha):Aha到達率 [現状X]→[目標Y](+[差分pp])
KR2(TTV):平均TTV [現状X分]→[目標Y分](−[差分分])
KR3(D1):翌日活性 [現状X]→[目標Y](+[差分pp])
撤退条件:Aha +[pp閾値]未満 かつ TTV悪化 → 入替

先行指標の定義と並べ方は、KPI設計と運用ガイドが最短です。Aha→TTV→翌日活性の順で“見る・決める”を固定しましょう。

30分レビュー台本(OKR運用の最小形)

長いレビューは不要です。Oの吟味より、KR(先行指標)の差分で“入れ替え/やめどき”を決めます。次の読み上げ台本で、会が自然に締まります。

[00-05] 目的:「先行指標の差分に対して、来週の手を決め切る」
[05-12] メーター共有:Aha/TTV/D1(事実のみ)
[12-20] 入れ替え:上位3施策のうち1つ撤退、1つ追加
[20-27] 受け入れ基準の未達1点に集中(入力→自動化 or 説明→UI内化)
[27-30] 意思決定ログの読み上げ→Close

よくある失敗→直し方

KRが“曖昧・遅行・無関係”のどれかだと止まります。下の表現に差し替えてください。

  • 曖昧:「使いやすくする」→「Aha到達率 +◯pp/TTV -◯分」
  • 遅行:「売上を上げる」→「D1活性 +◯pp/主要機能の再訪率 +◯pp」
  • 無関係:「ブログ更新頻度」→「成功直後の次アクション遷移率 ◯%→◯%」

PRD断片(OKR連動版)

OKRと実装をつなぐための最低限。受け入れ基準は読んで30秒で合意できる粒度に。

■ 背景:初回体験で滞留、Ahaが低い
■ 目的(O):“迷わない初回体験”を実現
■ KR:Aha +7pp/TTV -1.0分/D1 +3pp
■ 施策:フォーム内ヒント、住所自動補完、成功直後ディープリンク
■ 受け入れ基準:
Given 初回ログイン
When 住所1文字入力
Then 0.5秒以内に候補3件以上/選択で自動補完

Slack文面(招集/終了報告)

会の質はテキストで締まります。下記をそのまま使ってください。

[招集・前日]
件名:明日16:00-16:30 OKRレビュー(先行指標で決め切る)
資料:Aha/TTV/D1メーター、施策ボード、阻害要因リスト(各1枚)

[終了報告・当日]
決定:入替1・撤退1、未達は“入力→自動化”で是正
KR:Aha +◯pp/TTV -◯分/D1 +◯pp を来週で評価

まとめ:KRを先に、Oは題名に

OKRが動かない理由の大半は、KRが“先行指標”になっていないから。今日やることはひとつ——上のテンプレをコピーし、KRをAha/TTV/D1の差分で書き直す。これで翌週の行動が変わります。


FAQ

Q. 売上やCVRをKRにしてはダメ?
A. レビュー本編ではNGです。売上は遅行指標。Aha/TTV/D1が動けば自然に付いてきます。
Q. 数字の根拠はどう作る?
A. 直近2週の中央値を現状とし、差分で書いてください。Aha +5〜7pp、TTV -0.8〜1.2分などの幅で十分です。
Q. KRが達成できなかったら?
A. 次週に“入れ替え”ます。撤退条件(Aha +◯pp未満かつTTV悪化)を先に合意しましょう。

OKRの“完全版”セット

この記事では15例を公開しました。さらに使えるOKR例文50の完全版と、レビュー台本・チェックリストのPDFは下記にまとめています。

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