金曜16時、会議室の空気が重くなる瞬間があります。議論は深いのに、決まらない。私はいつも紙を一枚置きます。「台本通りに、30分で決め切ろう」。
結論:レビューは30分で「Aha/TTV/翌日活性」の差分だけを見て、入れ替え/撤退を決め切れば回ります。
台本の設計思想(ねらい→やり方→失敗と直し方)
ねらいは「翌週の行動が1つ増えること」。やり方は、先行指標→入れ替え→受け入れ基準→ログ読み上げの直線で進行。失敗は、遅行指標や感想に寄って迷子になること。以下の台本を読み上げるだけで、会議は短くなります。
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
【コピペOK】レビュー30分台本
[00-05] 目的宣言:「先行指標の差分に基づき、入れ替え/撤退を決め切る」
[05-12] 差分共有:Aha/TTV/D1のみ(事実→グラフは見せず口頭)
[12-20] 入れ替え:上位3施策から「撤退1・継続1・新規1」
[20-25] 受け入れ基準の読み合わせ(Gherkin風、未達1点を是正策へ)
[25-28] 意思決定ログの読み上げ(下のテンプレ)
[28-30] 最後の確認:「撤退条件の閾値」→次回の日付→Close
意思決定ログ(テンプレ)
議事録ではなく「判断の骨」。次のフォーマットをそのままNotion/スプレッドシートに置いてください。
■ 前提:Aha 25%(±0)/TTV 6.8→7.2分(悪化)/D1 18%→20%
■ 候補:フォーム内ヒント/住所自動補完/成功直後の次導線
■ 判断:撤退=ヒント/継続=自動補完/新規=次導線
■ 撤退条件:Aha +5pp未満 かつ TTV悪化 → 入替
■ 学習:入力摩擦>説明不足。次週は自動化の深掘り。
読み合わせ用:受け入れ基準の“型”
仕様議論を止め、可観測条件で線を通します。未達はその場で是正方針を決めます。
Given 初回ログイン
When 住所1文字入力
Then 0.5秒以内に候補3件以上/選択で自動補完
招集/終了のSlack文面(コピペ)
会の質はテキストで締まります。次の短文を固定で使い回してください。
[招集]
明日16:00-16:30 OKRレビュー。Aha/TTV/D1の差分のみ共有→撤退条件ベースで入れ替えを決め切ります。
[終了]
決定:撤退1・継続1・新規1。未達は「入力→自動化」で是正。ログはスレ頭に添付。
FAQ
- Q. 30分で足りません。
- A. グラフ閲覧は会前に。会では数値の“差分”のみ口頭共有に絞ってください。
- Q. 利害対立が強くて決まりません。
- A. 受け入れ基準の読み合わせ→撤退条件の閾値合意→RICE採点の順で線を通します。
意思決定の考え方は課題解決型PdM 完全ガイドが土台になります。
レビュー運用の完全版
レビュー台本と意思決定ログのPDFは以下から。
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