「RICEの点は出たのに、順番が決まらない」。理由はシンプルで、Impactの“ものさし”が売上や願望に寄るから。先行指標に揃えれば、5分で決まります。
結論:RICEはImpactを「Aha/TTV/翌日活性」への効きで採点すると、ブレずに即決できます。
評価ルール(先行指標版)
ねらいは「短時間で合意」。やり方は、Impactを先行指標で宣言→Reach/Confidence/Effortを固定ルーブリックで採点。失敗は、複雑な重み付けで議論が迷走すること。
KPIの並べ方と定義はPdMのKPI設計と運用ガイドが最短です。
採点ルーブリック(コピペOK)
Reach:小=1/中=2/大=3(対象ユーザー規模)
Impact(Aha/TTV/D1への効き):弱=1/中=2/強=3
Confidence(一次情報の強さ):低=0.5/中=0.8/高=1.0
Effort:小=1/中=2/大=3(人日、依存2超で+1)
Score = (R×I×C) / E
撤退条件:Aha +5pp未満 かつ TTV悪化 → 入替
採点事例10(スクショを言語化)
「どれが効くか」を短文で判断。あなたの現場に置き換えて使えます。
- 住所自動補完の導入:R=3 I=3 C=0.8 E=2 → 3.6(TTV短縮の一次効果大)
- 成功直後の次導線:R=3 I=3 C=1.0 E=2 → 4.5(D1に直結)
- フォーム内ヒント:R=2 I=2 C=0.8 E=1 → 3.2(Ahaに中程度)
- 通知の量増し:R=3 I=1 C=0.5 E=1 → 1.5(撤退推奨、オプトアウト増の懸念)
- 動画チュートリアル:R=2 I=1 C=0.8 E=2 → 0.8(説明→UI内化が先)
- サンプル初期配置:R=3 I=3 C=0.8 E=2 → 3.6(ゼロ状態の不安を即解消)
- エンプティ状態の文言改善:R=2 I=1 C=0.8 E=1 → 1.6(ヒントより自動化)
- 24hリマインド(続き導線つき):R=3 I=3 C=1.0 E=1 → 9.0(※低工数で高効き)
- P95応答短縮(0.8→0.5s):R=3 I=2 C=0.8 E=3 → 1.6(初回導線なら優先アップ)
- イベント定義の見直し:R=3 I=2 C=1.0 E=2 → 3.0(以降の判断精度が上がる)
会議台本(5分で暫定順位→10分で確定)
[00-05] 目的:先行指標に効く順を決める/Impactの対象を宣言
[05-12] 事例を各30秒で採点→上位3件を抽出
[12-15] 撤退条件を合意(Aha +5pp未満 かつ TTV悪化)
FAQ
- Q. Impactの評価が割れます。
- A. 先に「Aha/TTV/D1のどれに効かせるか」を宣言してから採点してください。
- Q. 数字の根拠が弱いと指摘されます。
- A. Confidenceを0.5に落とし、当日インタビューとログ抽出を入れて一時点を上げます。
バックログ精査と合意形成は課題解決型PdM 完全ガイドを、指標の定義はKPI設計と運用ガイドをどうぞ。
優先順位の完全版セット
RICE先行指標版の採点表と会議台本のPDFは以下から。
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