「OKRを書いたのに動かない」──そんな夜に、私は表現を入れ替えます。
結論:OKRは“動詞→所要→先行指標(Aha/TTV/翌日活性)”で言い換えると、現場・面接・評価のどれでも刺さります。
使い方(ねらい→やり方→失敗と直し方)
ねらいは「読んだ瞬間に行動できる目標」。やり方は、Oに体験の変化、KRに先行指標の差分(+pp/−分)を置き、日次で判定できる粒度に揃える。失敗は“名詞+抽象語”や遅行指標のKR。直すなら、動詞→所要→先行に置換します。
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1. O(Objective)の言い換え:体験の変化を“動詞→所要”で
名詞をやめ、行動を指定します。所要を入れるとTTV短縮が走ります。
- ×「オンボーディングを改善」→ ○「テンプレで保存(30秒)で初回価値に到達」
- ×「継続率を上げる」→ ○「成功トーストから続きへ(30秒)で翌日再開」
- ×「使いやすさを向上」→ ○「主ボタンを1つに統一し“所要表示”で迷いゼロ」
2. KR(Key Results)の言い換え:先行指標の差分だけに固定
売上やNPSは遅行。KRはAha/TTV/翌日活性の差分に限定し、週次で入替えます。
【KRテンプレ(コピペOK)】
KR1:Aha達成率 +pp(旧版比、7日)
KR2:TTV P50 −分/P95 −分(週次)
KR3:翌日活性 +pp(“続き”直行率)
3. 現場で効く“言い換え”120(抜粋)
状況別に、抽象語→行動語へ変換します。文末を“(◯秒/◯タップ)”で締めるのがコツ。
- エンプティを充実→ サンプル3件を表示(選ぶだけ)
- チュートリアル→ 成功トーストに「続き」(30秒)
- 迷わないUI→ 主ボタンを1つ(動詞→所要)
- スムーズに入力→ 数字だけでOK(記号不要)
- 戻りやすく→ 前回の続きから再開(1タップ)
- 丁寧に通知→ 翌日1回、直行リンクのみ
- 意思決定を早く→ 撤退/継続/新規を5行ログで宣言
- PRDを短く→ 非スコープ→G/W/T→先行指標の1枚
- 指標整備→ ダッシュボードは4枚上限
- 説明を減らす→ 基準の修正だけ受ける(5分会議)
4. 面接・評価で刺さるOKRサンプル(職務経歴書直貼り)
差分と基準で“再現性”を示せます。相対表現(+pp/−分)で十分。
【OKR(提出用)】
O:テンプレで保存(30秒)で初回価値に到達
KR:Aha +pp/TTV −分(P50/P95)/翌日活性 +pp
【PRD断片】
非スコープ:SNS連携/通知高度化/多言語対応
受入基準(G/W/T):
G=主ボタン1つ/所要明記/成功トースト「続き」
W=サンプル3件/再開導線(1タップ)
T=後送OK/スキップ可/暫定保存
【5行ログ】
前提|直近2週:Aha +pp/TTV −分/D1 +pp
候補|サンプル3件/主ボタン統一/成功トースト「続き」
判断|撤退=通知/継続=主ボタン/新規=再開導線
条件|Aha +5pp未満 × TTV悪化 → 旧版へ
学習|“動詞→所要→次の一手”が効く
5. 週間運用台本(15分|司会用)
説明は別紙に逃がし、基準の修正だけ受けます。読み上げで終わる台本です。
[00-02] 目的:今週はAha/TTV/D1のどれを動かす?
[02-07] 差分:Aha +pp/TTV −分/D1 +pp(旧比)
[07-10] 基準:G/W/T修正、非スコープ再確認
[10-13] 入替:撤退/継続/新規(次回の評価指標も確定)
[13-15] ログ:5行ログに追記→Slack定型で共有
6. チェックリスト(送信前30秒)
- Oは“動詞→所要”で体験の変化を言い切ったか
- KRはAha/TTV/D1の差分のみか(遅行なし)
- 撤退条件が明記され、5行ログが更新されたか
Objective=体験の変化、KR=先行指標の“差分”で書く
採用側が見たいのは再現性。売上ではなく、先行3指標の差分で言い切れば、レビューが一発で通ります。
【置換テンプレ】
✗:CVRを上げる
○:TTV P50を−2分、翌日活性 +5pp、Aha +8pp(週次)
FAQ
- Q. 売上目標をKRに入れてはいけませんか?
- A. 遅行は別紙が安全です。KRは先行3指標の差分に限定し、週次入替で速度を担保します。
- Q. 実数が出せません。相対(+pp/−分)でも問題ない?
- A. 再現性は入替の痕跡で示せます。相対+撤退条件で十分に評価されます。
- Q. PRDが長文化します。
- A. 非スコープ→G/W/T→先行指標の1枚に断片化し、説明は別紙へ逃がしてください。
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