結論:ダッシュボードは「数字を見るため」ではなく「施策判断を速くするため」に設計します。
そのためにはAha%、TTV、D1/D30といった核心指標を、誰が見ても一目でわかる形に置くことが重要です。
1. 核心指標の定義
まずはPdMが必ず追うべき定量指標を整理します。
- Aha%: ユーザーが「価値に気づいた瞬間」まで到達した割合
- TTV: Ahaに到達するまでの時間。p50・p95で計測
- D1/D30: 翌日・翌月の活性率。継続性の核心
2. ダッシュボード設計の型
ダッシュボードは「レイヤー構造」で考えるのがポイントです。
- トップレイヤー: Aha%、TTV、D1/D30をKPIとして集約
- 詳細レイヤー: ファネル分解(登録→Aha→翌日→翌月)
- アクションレイヤー: 赤旗を検知するためのアラートやスライス(セグメント別)
3. 実例:オンボーディング改善ダッシュボード
例:
・トップに「Aha%(62%)」と「TTV p95(45秒)」を配置
・その下に「D1(38%)」「D30(14%)」を表示
・さらにセグメント別(新卒/中途)でファネル比較
→ この構成により「Ahaは悪くないがD30が弱い」という課題が即座に共有できた。
4. よくある落とし穴
- 指標を並べすぎる: 本質が埋もれてチームが使わなくなる
- 定義がバラバラ: AhaやD30の計算方法が人によって違う
- アクションにつながらない: 数字を見て終わるだけで施策翻訳されない
5. PdMが見るべきポイント
・Aha%とTTVは常にセットで見る
・D1とD30の落差は「習慣化の壁」を示す
・アラートを入れて“数字が動いた瞬間”に気づけるようにする
おすすめ参考リソース
指標設計やダッシュボードの型を網羅的に学ぶには、以下の書籍が有効です。
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FAQ
Q1:ダッシュボードはどのツールで作るべき?
A:Looker、Tableau、Redashなど。大切なのはツールよりも「誰でも同じ定義で見られる」ことです。
Q2:指標はどのくらいに絞るべき?
A:トップは3〜5指標に絞るべきです。それ以上は別タブに分けると効果的。
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