【2025年版】【図解】ビルドトラップ#4|要求の“防波堤”をPRDに埋め込む:Trade-off/撤退/変更窓の実装

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
noteで武器を受け取る »

※Notionにワンクリックで複製可能

結論:ステークホルダー要求は、PRDに「Trade-off(捨てる宣言)」「撤退基準」「変更窓24h」を埋め込めば10分で裁けます。判断軸は常にAha→TTV→D1です。

打ち合わせの終盤、要望が一気に積み上がる——表現を盛り、分岐を足し、通知も増やしたい。私はPdMのマネージャーとして、まず“防波堤”を立てます。PRDを一枚に畳み、価値の線(Aha/TTV/D1)に効かない追加はNon-Goalsへ逃がす。合意は台本で10分、細部は変更窓で現場判断。これだけで会議は静かになり、作る前から勝てる設計に変わります。

意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。

1. 防波堤の正体:価値の線に“当てて返す”ための3つの仕掛け

会議のノイズは「良さそう」に見える提案が原因です。まず、要求を価値の線(Aha:初回価値/TTV:到達中央値/D1:翌日活性)に当てて返すための仕掛けを用意します。1) Trade-off=何を捨てるかを明示 2) 撤退基準=未達の線を先に宣言 3) 変更窓=軽微修正を現場に委譲。3点があるだけで、話題は“足す”から“価値差分を作る”へ切り替わります。例:説明を増やす提案は、TTVの裾を悪化させがち——ここでTrade-offが効きます。

要点は、要求を「Aha/TTV/D1に何pt・何%効くのか」でしか評価しないこと、実数は出さず相対差分と中央値で比較すること、そしてNon-Goalsを常に開いておくことです。定性の好みは“後送”。

【要求評価チェック(コピペ可)】
- 効く指標は? Aha / TTV中央値 / D1(いずれか)
- 差分の仮説は? +◯pt / -◯%(相対・中央値)
- 代償は? 情報量↓ / 自由度↓ / 工数↑(Trade-off)
- 失敗条件は? KR未達×2週で撤退
- 後送先は? Non-Goals/バックログに記録

まとめ:当てて返す“型”があれば、要求は理路で整う。

2. PRD一枚に埋め込む:Trade-off/撤退/変更窓の書き方

PRDは“議論を短くする器”です。長文では防波堤になりません。Ahaの一文をGoalに、Scope/Non-Goalsで境界を引き、Trade-offで捨てる痛みを先に共有。MetricsはAha/TTV中央値/D1に固定し、撤退と変更窓(24h)を明記します。例:オンボーディングで“説明2行+導線1本”をScopeに置けば、分岐追加や長文ヘルプは自動的にNon-Goalsへ落ちます。

要点は、“今決めること”を小さく保ち、重い議題は変更窓または後送で扱うこと。これでステークホルダーの安心と速度を両立できます。

【PRD一枚 断片(貼り替え可)】
Goal:newが「◯◯を30秒で完了」(Aha)
Scope:説明2行化/導線1本化(UI軽微)
Non-Goals:全面改修/外部連携/新規分岐
Trade-off:情報量↓ 表現自由度↓ を許容
Metrics:Aha +◯pt/TTV中央値 -◯%/D1 +◯pt(前後2週/new)
撤退:KR未達が連続2週 → 施策Bへ切替
変更窓:UI細部は24hの軽微修正を現場裁量

まとめ:一枚に“境界線と逃がし先”を描く。合意が10分で終わる。

3. 10分レビュー台本:要求の洪水を“線”で整流する

会議は台本で回します。冒頭で今週の結論(Aha/TTV/D1の色)を言い切り、論点→決定→変更窓→合意ログの順で読み上げる。要求は“線に効くか”で即時判断し、効かないものはNon-Goalsへ。Slackには前後スクショと決定ログを直着させ、後日の蒸し返しを防ぎます。例:デザインの好みは“24h変更窓”で現場対応とする、が速い。

要点:前後比較のみで判定、実装名より“行動の事実”で語る、命名と最新版ルールで迷子を防ぐ。口頭合意は必ず文字に残します。

【10分レビュー台本(読み上げ可)】
結論:Aha=黄/TTV=赤/D1=黄 → 今週はTTVの裾を締める
論点:用語難/分岐/再開導線
決定:説明2行+導線1本(1SP×2)を本日着手
変更窓:UI細部は24hで現場裁量(PRD参照)
合意ログ:Decision/期限/変更窓 を一行でSlack直着

まとめ:台本で“秒”を守る。議論は線から外さない。

4. 証拠と命名:前後スクショ×3と最新版ルールで迷子ゼロに

防波堤は“証拠の軽さ”でも決まります。Aha到達率・TTV中央値・D1の3カードを1枚に、各カードは前後スクショ1枚ずつ。資料は最新版のみ共有し、命名は日付で上書き。重いダッシュボードや多ファイル配布は、判断速度を落とすだけです。例:TTVの箱ひげは週次1枚で十分。外れ値に振り回されず、中央値で判断します。

要点:new対象・前後2週間・相対差分が共通ルール。付録はリンク1つに集約し、会議では見ない。レビューは“画像3枚+PRD一枚”で固定。

【提出パッケージ(コピペ可)】
・value_line_dashboard_vYYMMDD.png(Aha/TTV/D1カード)
・before_after_ttv_vYYMMDD.png(前後比較)
・prd_onepager_vYYMMDD.pdf(PRD一枚)
命名:最新版のみ共有/Slack直着/回遊禁止

まとめ:軽い証拠が強い合意を生む。命名と直着で迷いを消す。

5. 具体例:通知を“増やしたい”要求をどう捌く?(toC/toB)

「通知を増やせばD1が上がる」——よくある提案です。ここで防波堤を効かせ、まず再開TTV(翌日の再開までの時間)を副指標に置く。1通・直着・抑制を原則に、D1が上がっても再開TTVが悪化すれば撤退。toBなら意思決定者と実装者でAhaを分け、導入工数(TTV)を優先。例:ホームに“翌日カード”を置き、通知は1通に抑える方が再現性は高い。

要点:D1はnew対象/体験別に見る/通知は抑制条件をPRDへ明記/撤退条件を先に宣言。ステークホルダーは“守りの設計”が見えると安心します。

【決定ログの書式(Slack貼り付け用)】
Decision:通知は1通・直着・抑制。翌日カードを優先(D1)
期限 :金曜18:00 前後2週・中央値で判定(副=再開TTV)
変更窓:文言・位置など軽微修正は24hで現場裁量
撤退 :D1未達 or 再開TTV悪化で翌週に施策Bへ

まとめ:要求は“線で可否→ログで固定”。防波堤があれば、揉めずに進む。

有料note(特典あり)

防波堤としてのPRD一枚と10分レビュー台本は下記にまとまっています(特典PDF2点:PdMスキルテンプレート集/キャリア戦略シート)。

FAQ

Q. ステークホルダーが“好み”を強く主張します。
A. 好みは変更窓で扱い、価値の線での差分(Aha/TTV/D1)が出ないものはNon-Goalsへ。合意ログをその場で残します。
Q. 実数を聞かれたら?
A. 機密保持のため相対差分(+◯pt/-◯%)と中央値、前後2週間・対象=newで回答すれば十分です。
Q. 大型刷新とのバランスは?
A. 刷新はPRDのNon-Goalsへ逃がし、価値OKRの達成後に再評価。先に1SPで“秒”を積む方が学習速度は上がります。

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
noteで武器を受け取る »

※Notionにワンクリックで複製可能

PdMPdMスキル
ニッキをフォローする

コメント

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
タイトルとURLをコピーしました