結論:PdMの年収は「Aha→TTV→D1の差分=再現性の証拠」を作り、交渉は“希望”ではなく“価値の約束”で語ると最短で上がります。
深夜の1on1。「どうすれば提示額が上がりますか?」。私は匿名のPdM組織のマネージャーとして答えます。「履歴の厚みより、初回価値までの距離を縮めた証拠だよ」。このページは、Aha(価値に初めて到達)→TTV(到達時間)→D1(翌日活性)で差分を作り、「実績3行」と交渉台本に落として年収を上げる実戦手順です。
意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。
1. 年収が上がる条件:再現性の“証拠パック”を作る(Aha/TTV/D1)
(導入)給与は「再現できる価値」への対価。だからこそ、職務経歴書はタスク羅列ではなく、Aha→TTV→D1の差分で語る“証拠パック”(実績3行+一枚PRD+前後スクショ)にするだけで評価会議の通りが変わります。
(要点)Ahaは「◯分で◯◯完了」の一行、TTVはp50/p95で“遅い人”を救う話、D1は保存→再開などの代理指標でOK。資料は“一枚PRD + 前後スクショ3点(見出し/導線/エラー文) + Aha/TTV/D1ログ”の3点セットに固定します。読み手のTTVを短くする構成が武器です。
コピペ素材:実績3行テンプレ
【Goal】Aha=3分で◯◯を◯◯まで完了
【Action】“結果の約束”コピー/クリック1つ化/遅延バリデーション/受入p95 ≤ 1500ms
【Result】Aha到達+◯pt/TTV p95 −◯秒/D1+◯pt(代理指標可)
(具体例)toCの見積り導線。見出しを「2分で結果を保存—電話はかかりません」に差し替え、電話番号を後段任意化。Aha到達が伸び、TTV p95が短縮。
(まとめ)“差分で語る”だけで、市場価値の説明が一気に楽になります。
2. 30/60/90日:査定に効く“差分”を積み上げるロードマップ
(導入)実務中でも転職中でも、30/60/90で差分を束ねれば評価材料になります。週次は“三行”(差分→学び→次)だけ、判定日は先置き。厚い報告より、決める速さを見せるのが近道です。
(要点)30日=Aha定義・イベント実装・フォーム摩擦の棚卸し。60日=コピー/導線/受入(p95)でTTV短縮。90日=D1(保存→再開)を伸ばし、再現手順を一枚PRDに固定。各フェーズで“前後スクショ+ログ”を必ず残します。
コピペ素材:30/60/90チェックリスト
30:Ahaを「◯分で◯◯完了」に言い切る/aha_reached実装/前後の撮影
60:見出し=結果の約束/クリック1つ化/遅延バリデーション/受入p95
90:保存→再開導線/週次“三行”履歴/一枚PRDに再整理
(具体例)画像の遅延読込+推薦を次画面へ退避でp95が短縮、翌日再開(D1)も微増。
(まとめ)差分の束=交渉時の“説得力”になります。
3. オファー交渉は“希望”ではなく“価値の約束”で(台本つき)
(導入)提示額の上振れは、希望額の念押しでは生まれません。相手のリスク(初動の不確実性)に対し、Aha/TTV/D1でリスクを下げる“約束”を台本で伝えると現実的に動きます。
(要点)交渉は①30/60/90の約束→②Aha/TTV/D1の判定日→③受入(p95)→④リスク→MVPの順で言い切る。数値は“差分の再現性”として出す。締めは「判定後の条件調整」を静かに提案。
コピペ素材:交渉台本(読み上げ可)
「入社初期の焦点は初回価値を3分で作ることです。30日でAha定義とイベント、60日でTTV p95を短縮、90日でD1を伸ばします。
判定は毎週のAha到達率とTTV p50/p95、品質は応答p95 ≤ 1500msで。
この再現手順(PRD/前後/ログ)を前職でも適用し差分を出しました。判定後に条件を再協議させてください。」
(具体例)“入社後の初動リスク”をこの台本で先回りし、条件再協議の余地を獲得。実際に提示が改善。
(まとめ)交渉は“価値の約束+判定方法”で構成します。
4. 応募・面接の動き方:書類と日程の“並べ替え”で通過率を上げる
(導入)通過率は「読み手のTTV」で決まります。厚いポートフォリオではなく、読む順序をAha→TTV→D1に合わせて“短く強く”並べ替えるだけで結果が変わります。
(要点)書類先頭に“実績3行”、次に一枚PRD、その後に前後スクショ3点。面接は60秒自己紹介→提出パックの順で。逆質問は「評価の物差し」「今期のNon-Goals」。翌日までに“三行”でフォローを返すと印象が固定化されます。
コピペ素材:提出順序&フォロー文
順序=①実績3行 → ②一枚PRD → ③前後スクショ → ④ログ
フォロー=「本日の学び:◯◯が効きそう → 次:◯◯を◯日まで(判定日先置き)」
(具体例)順序を上記に変えただけで、提出物の理解が早く進み、次回交渉での材料が増えました。
(まとめ)“読み手のTTV”を最短化する並べ替えが、通過率に効きます。
テンプレの実物は固定ページから(無料プレビューあり)
実績3行・交渉台本・30/60/90チェック・PRD雛形は、下記の窓口からnoteへご案内しています。
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FAQ
- Q. 数字が出しにくい現場です。どう見せれば?
- A. 代理指標でOK。完了率/応答p95/保存→再開(D1)の差分を“実績3行”に。読み手のTTVを短くできます。
- Q. 希望年収はいつ伝えるべき?
- A. “価値の約束”と判定方法を置いた後に静かに。30/60/90の到達で再協議、をセットで提案すると通ります。
- Q. toBでも同じ?
- A. 同じです。Non-Goalsと受入(G/W/T+p95)で合意速度を上げ、Aha/TTV/D1で差分を作ると評価が安定します。
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