結論:翌日活性は「続きカード×通知」をセットで入れると上がります。Aha%を守りつつ、TTV(p50/p95)を短縮したうえでD1を伸ばしましょう。
「初日で価値は感じた。でも翌日は来ない」——この壁を超えられるPdMは少ない。会議室で上司にこう問われました。「なぜ翌日に戻ってこない?」私は答えました。「表の体験に“次の一手”が設計されていません。だから、価値の続きを“カード”で見せ、適切な“通知”で思い出させます」。本記事は、続きカード×通知で翌日活性を上げるための再現可能なやり方を、会話の温度感そのままに整理しました。
なぜ“続きカード×通知”で翌日活性が上がるのか
【導入(200–300字)】
ユーザーが翌日に戻る動機は「価値の続き」が明確に提示されていることです。初日にAhaが起きても、次に何をすると価値が深まるのかが曖昧だと、思考コストに負けて離脱します。そこで、初回終了時点で「あなたの続きはこれです」をカードで明示し、そのカードに対してだけ通知を打つ。無差別なプッシュではなく、“カード起点の通知”にすると、押し付け感を抑えつつD1が伸びます。
【要点】
・Ahaの次の「1動作」をカード化して可視化する。
・通知は“カード紐づけ”で送る(汎用のお知らせは送らない)。
・p95悪化(最悪体験の悪化)がない形で軽く出す。
・当たり判定は翌日活性の差分(pt)で見る。
・価値が続く導線は「導線→セグメント→面」の順に横展開。
コピペ素材
「続きカード=Ahaの次の1動作/通知=カードの思い出し装置。D1はカード単位で判定」
【まとめ+具体例】
まとめ:価値の“続き”を言語化して見せ、必要十分な通知で思い出させる。
具体例:レポート閲覧サービスで“次の比較レポートを生成”カード→翌日活性 +2.1pt、p95悪化なし。
設計の骨格:Ahaを守りながらTTVを短縮する
【導入(200–300字)】
翌日活性を上げる前に、初日の体験を軽く保つことが必須です。Ahaに届くまでを軽量化しないで“続き”を差し込むと、むしろ重くなって逆効果。だから順番は「Aha%を下げない」「TTV p95を悪化させない」→その上に続きカードを置く、です。
【要点】
・Aha定義を“1動作”で決める(例:初回レポート1件生成)。
・TTVはp50/ p95の二面でモニタ(最悪体験の増加は即撤退)。
・続きカードはAha直後にだけ登場させる(場所は完了画面)。
・カード文言は“動詞×名詞×効用”(例:比較レポートを生成 → 変化が可視化)。
・通知はカードに紐づく固有IDで発火(漫然とした全体通知はNG)。
コピペ素材
「順序:Aha%を守る→TTV p95の赤旗なし→続きカード→カード紐づけ通知→D1判定」
【まとめ+具体例】
まとめ:守り(Aha・p95)→攻め(続きカード)→検証(D1)で段階を踏む。
具体例:Aha=最初の計測完了→完了画面に“次の比較計測を予約”カード→D1 +1.8pt。
文言・UIテンプレ:そのまま使える“続きカード”の型
【導入(200–300字)】
続きカードは“意識の摩擦”を減らすUIです。ユーザーが何を得られるのかを一目で理解でき、押した瞬間に価値が積み上がることが重要。以下は現場で使い回せる型です。
【要点】
・見出し:動詞から始める(例:「比較レポートを作る」)。
・説明:いまの状態→押すと起きる良いこと を15〜30字で。
・ボタン:1アクションに限定(多ボタン禁止)。
・裏側:人力でも良い(スピード優先)。
・出現:完了画面と翌日のホーム冒頭に限定。
コピペ素材
見出し:次の比較レポートを作る
説明:初回との変化を30秒で確認
ボタン:比較レポートを生成
続きカード例(B2C):
見出し:昨日の続きから学習する
説明:合格率が上がるおすすめ3問
ボタン:つづきを始める
【まとめ+具体例】
まとめ:短く・ひと目で・1アクション。
具体例:学習サービスで“昨日の続き”カード→D1 +2.0pt、p95悪化なし。
通知テンプレ:カード紐づけで“思い出す”だけにする
【導入(200–300字)】
通知は“思い出し装置”です。情報の押し付けではなく「カードの続き」にだけ紐づけます。頻度も軽く、時間帯もパーソナライズしすぎない方が、かえってp95を悪化させずに済みます。
【要点】
・通知は1本で十分(朝9時 or 夜20時)。
・文言は「昨日の続き」+効用(例:変化を30秒で確認)。
・リンク先はカードの詳細に直結。
・送信対象は“カードを出した人だけ”。
・p95が悪化したら即停止(撤退条件)。
コピペ素材
「昨日の続き、30秒で変化を確認できます:[比較レポートを生成]」
【まとめ+具体例】
まとめ:通知は“カードの影”。単独で歩かせない。
具体例:B2Bでカード紐づけ通知→D1 +1.6pt、p95変化なし。
30日で数字を出す:顕在→潜在→横展開の一往復
【導入(200–300字)】
机上の最適化では結果は出ません。30日で1往復、数字を作る計画を置いておきます。裏側は人力で良い。学習速度が本命です。
【要点】
・Day1–3:Aha定義・計測点の設定(ダッシュボード縦並び)。
・Day4–10:p95赤旗を1つ潰す(読み込み短縮/必須−2)。
・Day11–20:続きカード小実装+カード紐づけ通知。
・Day21–25:D1判定(+◯pt/p95悪化なし)→成功なら“導線→セグメント→面”へ横展開。
・Day26–30:学びカード化(目的/手順/結果/撤退/横展開)。
コピペ素材
「30日一往復:Aha守る→p95赤旗−1→続きカード→カード通知→D1判定→横展開→学びカード」
【まとめ+具体例】
まとめ:1往復すれば“面接で刺さる一行”が手に入る。
具体例:「続きカード×通知 → D1 +2.1pt/p95悪化なし(既存群へ展開)」
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
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FAQ
Q1:数字が小さくても導入する価値はありますか?
A:あります。D1 +0.8〜1.2ptでもLTVへの寄与が見込めます。Aha%を落とさず、p95悪化がなければ継続してOKです。
Q2:通知が嫌われてp95が悪化した場合は?
A:即停止し、カードのみで検証を続けます。通知は“影”なので、カードの価値が先です。
Q3:どの業種でも同じ設計でいけますか?
A:Aha定義は業種で異なりますが、続きカード→カード紐づけ通知→D1判定の骨格は共通です。
※ここから先は“体系化された台本とシート”で最短化できます。
記事では一例を紹介しましたが、実務では「課題発見→施策設計→数字改善→事業インパクト」を再現するための台本・シートが必要です。面接・交渉で刺さる一行に直結するテンプレは、下記の有料noteで公開しています。
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