結論:コピー(見出し)が“結果の約束”になっていないと、ユーザーは迷い、Aha到達率(%)は頭打ちになります。
「無料登録」——その一言をトップに置いていた時期、私は気づきました。登録者は増えても、初回価値に届く割合(Aha%)が伸びない。理由は、ユーザーが“何が手に入るか”を理解しないまま進むからです。見出しを「3分で物件を把握」に変えた瞬間、Aha%は+7pt、D1も改善しました。コピーは軽視されがちですが、Ahaの入口を決める最大の装置です。
1. なぜコピーが効くのか:“結果の約束”が行動を導く
導入:コピーは単なる言葉ではなく、ユーザーにとっての“投資判断”です。それは「やるか/やらないか」を一瞬で決めるからです。
要点:①コピーが“結果”でなく“作業”を指すと、Ahaに届かない/②「登録」「入力」などは作業語、③「把握」「完了」「比較」などは結果語、④結果の約束はAha%を押し上げ、TTVを短縮する。
【コピペ:結果語に変えるミニ辞書】
登録 → 完了
入力 → 把握
無料 → すぐ
確認 → 比較
作成 → 受取
まとめ:言葉一つで投資判断が変わる。
具体例:「無料登録」→「3分で把握」に変え、Aha% +7pt。
2. コピーの罠:作業語が“Out”を増やすだけ
導入:作業語は件数を増やすが、成果(Outcome)は停滞します。それは、ユーザーが“行動の意味”を見失うからです。
要点:①作業語は「押した件数」でKPIが水増しされる、②結果語は「価値に届いた率」を押し上げる、③PRDに作業語を許すと、レビューは感想戦になる。
【コピペ:コピーの見直しチェック】
□ 見出しに“登録/入力/無料”が並んでいる
□ 結果の約束が数字で書かれていない
□ PRDの旗にコピーが含まれていない
まとめ:作業語は“Out”の罠。
具体例:レビューで「入力フォーム改善」と書いたPRDを「3分で把握」へ修正→会議が成果基準で進行。
3. PRDにコピーを刻む:“旗”の一行に入れる
導入:PRDの旗にコピーを含めると、議論がユーザー価値から外れません。それは、見出しが常に“数字と約束”に結びつくからです。
要点:対象=誰/価値=何を把握/数字=Aha%・p95・D1。コピーを旗に入れると、レビューで音読され、毎週の判断が固定化します。
【コピペ:PRD旗+コピー例】
対象:投資用物件を登録したいユーザー
価値コピー:3分で物件を把握
数字:Aha到達率 ≥ 60%/TTV p95 ≤ 420秒/D1 ≥ 40%
まとめ:コピーは“旗”で生きる。
具体例:旗を「登録」→「把握」に置換し、Aha% +5pt、D1 +3pt。
4. 修正テンプレ:見出し10例(差し替え可)
導入:現場で迷わないよう、すぐ使える修正テンプレを置きます。それは、会議で即決するためです。
【コピー修正10例】
1. 無料登録 → 今すぐ把握
2. 入力完了 → すぐに比較
3. 会員登録 → 3分で完了
4. データ入力 → 結果を受取
5. 無料体験 → 初回価値に到達
6. 登録フォーム → 一目で理解
7. 新規作成 → すぐに保存
8. 入力を開始 → 結果を確認
9. 無料で利用 → 今日から把握
10. 確認画面 → 完了の証跡
まとめ:修正は辞書の差し替えだけ。
具体例:事前に辞書を配布→レビューで修正時間−60%、Aha% +6pt。
5. 会議での運用:音読と称賛の変換
導入:コピーを直しても、会議で意識されなければ戻ります。だから音読し、称賛を“Δ”で変換します。
要点:旗を音読/結果語に差し替えられたら称賛/称賛は件数でなくΔAha%/感覚的な「良さそう」は受入基準でYES/NO。
【コピペ:会議冒頭の一行】
「今日の旗コピーは “__” 。結果の約束でAha%を上げます。」
まとめ:音読は習慣を変える。
具体例:会議冒頭の音読を1ヶ月継続→Aha%が毎週+2〜3pt。
u-note(文脈リンクは本文中1回)
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
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FAQ
- Q. コピー修正は誰がやる?
- A. PdMが旗に書き込み、デザイナーとレビューで一行ずつ確認。主語は必ず“結果”にしてください。
- Q. Ahaは分でなくていい?
- A. はい。Ahaは到達率(%)で統一し、TTV(p50/p95)で速度を補います。
- Q. 上司の好みと衝突しませんか?
- A. 好みは受入基準(秒数/率)に置換し、旗コピーは“結果の約束”で押し切ります。
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