結論:PdMの評価は「Aha%・TTV(p50/p95)・D1」で短く強く語るのが最短です。顕在課題=課題解決(穴を塞ぐ)/潜在課題=価値提供(戻る理由を作る)の往復を示し、学習速度を証明しましょう。
「成果をどう説明するか」で昇給・昇格は大きく変わります。売上やLTVは遅行なので、会話が長くなって“評価者の想像力”頼みになりがち。ゆえに、先行指標(Aha・TTV・D1)で“速さ”と“再現性”を一発で伝えるのが正攻法です。本稿は、評価面談を10分で切り上げるための台本・スライド構成・コピペ素材を提供します。
評価の芯:先行指標で「何をどれだけ動かしたか」を一行化
導入:評価者は「何を、どれだけ、繰り返し動かせるか」を知りたい。だから先行指標で要約します。
- Aha%:価値の初回成立率(%)。
- TTV:価値到達時間(p50=多数/p95=最悪体験の代表)。
- D1:翌日活性(価値提供の成否)。
コピペ素材(要約一行)
「Aha% +3.1pt|TTV p95 −8秒|D1 +2.2pt」
まとめ:この一行が“強い序文”。以降は因果と再現手順だけを補足します。
課題解決(顕在課題):p95で守り、短期で効かせる言い方
導入:顕在課題はユーザーが“困っている箇所”。p95で穴を特定→小改修→即判定の流れで語ります。
- 要点:Aha直前の断絶(フォーム・導線・表示遅延など)をログで特定。
- 要点:フォーム必須−2/SSO/1画面1目的でまず速さを作る。
- 要点:成果はAha%↑/TTV p50・p95↓で表記統一。
コピペ素材(面談30秒)
「Aha直前の断絶を特定し、フォーム必須−2とSSOでTTV p95 −8秒。導線をAha直前に統一してAha% +2.7pt」
まとめ:顕在=守り。速さと安全(p95)で信頼を作る。
価値提供(潜在課題):“軽く当ててから重く作る”で攻める言い方
導入:価値提供は当たれば大きいが外すと重い。表の体験だけ最小で先出し、裏は人力(Wizard of Oz)で、D1で判定します。
- 要点:続きカード×復帰通知を先出し(着地は続きカードに統一)。
- 要点:帯は前回行動+23〜27h/文言は「事実+残り時間+再開」。
- 要点:撤退条件を先に宣言(D1 +2pt未満撤退/TTV p95悪化でロールバック)。
コピペ素材(面談30秒)
「続きカード×通知を擬似自動で先出しし、D1 +2.3pt。当たり確認後に自動化、p95悪化なし」
まとめ:潜在=攻め。当たり後にだけ重投資と伝えると筋が通る。
往復運動を示す:学習速度(再現性)の語り口
導入:評価者は“学び方”を重視します。顕在→潜在の往復運動で学習速度を証明しましょう。
- 要点:課題解決ベット(p95赤旗→小改修→判定)。
- 要点:価値提供ベット(行動→仮説→D1判定)。
- 要点:横展開(導線→セグメント→面)。
Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。
コピペ素材(面談60秒の締め)
「顕在はp95で穴を塞ぎ、潜在は続きカード×通知でD1を判定。学びはテンプレ化して翌週に横展開しました」
まとめ:速度=“翌週に再現したかどうか”。
評価面談スライド:2枚で十分(図解構成)
導入:作り込みより“判定を示す2枚”。ここが決まれば会話が速い。
- 図1:ダッシュボード縦配置=Aha%→TTV p50→TTV p95→D1。
- 図2:続きカードのUI(到達点・残り時間・再開)+通知文テンプレ。
コピペ素材(図キャプション)
「先行→結果の鎖」「通知は続きカードに深い着地」
まとめ:2枚で“どう勝つか”が伝わる。
面談台本(読み上げ原稿/そのまま使える)
冒頭(15秒)
「成果の要約です。Aha% +3.1pt/TTV p95 −8秒/D1 +2.2pt。顕在はp95で塞ぎ、潜在は続きカード×通知で当たりを確認しました。」
顕在(30秒)
「Aha直前の断絶をログで特定し、フォーム必須−2とSSOで短縮。Aha直前への着地を統一して、Aha% +2.7pt/TTV p95 −8秒です。」
潜在(30秒)
「続きカード×通知を擬似自動で先出し。帯=前回+24h、文言=“事実+残り時間+再開”、着地=続きカード。D1 +2.3pt、p95悪化なし。」
学び(30秒)
「学びはテンプレ化して翌週に横展開。新規→既存→面の順で広げ、同様の伸びを再現しました。」
クロージング(15秒)
「次期はD1の継続伸長を狙い、続きカードの“残り時間提示”を既存ユーザーへ横展開します。」
よくあるNGと修正例(コピペ可)
- NG:「売上に貢献しました」→ 修正:「Aha% +2.7pt/TTV p95 −8秒/D1 +2.3pt。結果としてCVRが後追いで上昇」
- NG:「通知を出しました」→ 修正:「帯=前回+24h/文言=事実+残り時間+再開/着地=続きカードでD1 +2.0pt」
- NG:「たくさん施策をやりました」→ 修正:「週1ベット×7日判定。NO/MIXもカード化して撤退と勝ち条件を明示」
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FAQ
Q1:面談時間が短くて話し切れません。
A:冒頭の一行(Aha%/TTV p95/D1)→顕在30秒→潜在30秒→学び30秒→締め15秒の台本を読み切ればOKです。
Q2:D1がまだ弱いです。
A:通知の帯(前回+23〜27h)と着地(続きカード)を先に固定してください。文言は事実+残り時間+再開で。
Q3:B2Bでも通用しますか?
A:通用します。Aha=初回の業務成果、価値提供=定例の“続き”を1タップ再開に置き換えてください。
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