はじめに
プロダクトをつくる上で「ユーザーの本当の課題」を理解することは非常に重要です。その第一歩となるのがUXリサーチ。PdMにとって、UXリサーチは単なる“おまけ”ではなく、プロダクト成功を大きく左右する工程です。
この記事では、UXリサーチの基礎知識と、初心者PdMでも実践できる方法をわかりやすく解説します。
UXリサーチとは?
UX(ユーザーエクスペリエンス)リサーチとは、ユーザーの行動・思考・ニーズを把握し、プロダクト設計の判断材料とする調査活動です。主に以下のような手法があります。
- ユーザーインタビュー:対象者へのヒアリングで課題や期待を聞き出す
- アンケート調査:数値化されたデータで傾向を見る
- 行動観察(ユーザビリティテスト):実際の利用シーンを観察して課題を抽出
- ログ分析:プロダクト内の行動データを元に仮説を立てる
PdMが押さえておくべき3つのポイント
- 目的を明確にする
「何を知りたいのか?」が曖昧なまま進めると、収集した情報が意味を持ちません。 - ユーザー目線を意識する
つい“作り手の都合”で聞きたくなりますが、「ユーザーがどう困っているか」に集中しましょう。 - 定量と定性を組み合わせる
ヒアリングだけでなく、アンケートやログからの裏付けも意識すると説得力が増します。
初心者でもできるUXリサーチの進め方
まずはシンプルなヒアリングから始めましょう。
- ペルソナをざっくりでも設定(誰に聞くか)
- 聞きたいことを5〜6問に絞っておく
- 「なぜそう思ったのか?」を深掘りする
- メモではなく録音や自動文字起こしツールを活用
- 調査後は、仮説と示唆を必ず言語化
無料で使えるツール(Googleフォーム、Tally、Nottaなど)を活用すれば、手軽に始められます。
リサーチ結果をどう活かすか?
リサーチはやりっぱなしでは意味がありません。得られた示唆から次のようなアクションに落とし込みましょう。
- 要件定義の裏付けとして活用
- 機能の優先順位決定に反映
- 仮説キャンバスやロードマップに組み込む
まとめ
UXリサーチは、特別なスキルを持った人だけがやるものではありません。PdMが主導して、小さく始めて、実践を重ねながら改善していくものです。
「わからないことを、わからないままにしない」。その姿勢が、プロダクトを本当に使われるものへと近づけます。


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