結論:面接ミニ課題は「PRD1枚→UI内化→5行ログ」のスライド3枚で提出すると、短時間でも“再現性”が伝わります。
「自由形式で提出ください」——いちばん怖い指示です。形式が決まっていないほど、時間は溶けます。私は若手のレビューで必ず、3枚に固定してもらいます。Oは“体験の変化”、KRはAha/TTV/翌日活性の“差分”。その線が通っていれば、装飾はいりません。
全体像:3枚で何を伝えるか(ねらい→やり方→失敗と直し方)
ねらいは「次の現場でも同じように回せる」ことの証明です。やり方は、施策名で語らず“基準と差分”で語る構成に固定すること。失敗は、図解や調査を盛り込みすぎて“点の説明”になることです。直すなら、入替の基準に戻して3枚へ削るだけで、一気に伝わります。
意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。課題解決型PdM 完全ガイド/価値提供型PdMの設計図で全体像がつながります。
提出スライド3枚テンプレ(PDF)
PRD1枚/UI内化ワイヤ/5行ログ&差分グラフの雛形つき。
スライド1|PRD1枚(非スコープ→受入基準→指標)
最初の1枚で“線引き”を終わらせます。ここが曖昧だと、その後のUIもグラフも弱くなります。非スコープを先に読み、受入基準をG/W/Tで置き、最後に先行指標へ接続します。
【PRD1枚テンプレ(コピペOK)】
目的:Aha/TTV/翌日活性の差分で入替を決める
非スコープ:地図UI刷新/重い設定/外部API入替(逃がし先あり)
受入基準(G/W/T×3):
G(Given) :Aha定義=住所1文字→候補3件→保存→成功トースト
W(When) :主ボタン押下(所要表示あり)
T(Then) :成功トーストに“続きへ(30秒)”が出る
指標:Aha達成率/TTV(median/P95)/翌日活性(Aha翌日)
文字は少なく、ログで一意に判定できる表現に。背景説明は一切出さず、面接官の質問で初めて出すくらいで十分です。
スライド2|UI内化(“止めない”画面の設計)
ここは“説明を画面に埋め込む”ステップです。読む→分かる→進むを一本化します。最上段にサンプル、主ボタンは一つ、所要時間を明記。ヒントは非モーダルで10秒以内に抑えます。
【UIワイヤの必須パーツ】
1. サンプル3件(選ぶだけでAha直前の状態に)
2. 主ボタン1つ「テンプレで保存(30秒)」
3. 非モーダルヒント「迷ったらサンプルから」
4. 成功トースト「保存しました。“続きへ(30秒)」
文言は“動詞から”始めます。UI内化でTTVを削り、翌日活性の再開点を作る——この意図が伝わればOKです。
スライド3|5行ログ&差分グラフ(Aha/TTV/翌日活性)
最後は“判断の痕跡”を見せます。差分は実数でなくて構いません。守秘が必要なら+◯pp/−◯分などの相対表現でOK。入替を宣言する5行ログを添えれば、再現性が伝わります。
【5行ログ(コピペOK)】
前提|直近2週:Aha +pp/TTV −分(median/P95)/翌日活性 +pp
候補|エンプティ文言/非モーダルヒント/次導線
判断|撤退=通知/継続=次導線/新規=再開点の表示
撤退条件|Aha +5pp未満 × TTV悪化 → 旧版へ
学習|“配置×所要”が効く(説明よりUI内化)
グラフは線2本(median/P95)+縦線(入替日)+棒(Aha/翌日活性)で十分。細かい装飾よりも、入替点がどこかが重要です。
15分の作業台本(計測→成形→提出)
時間がない前提で設計しています。止まらないよう、素材を3つに限定しましょう。悩む時間は“非スコープを増やす”で削ります。
[00-03] PRD1枚の草案(非スコープ→G/W/T→指標)
[03-08] UIワイヤ(サンプル・主ボタン・所要・ヒント)
[08-12] 差分グラフ&5行ログ
[12-15] 30秒チェック&提出文作成
30秒チェック(送信前の最終確認)
並び順・抜け・言い回しを一気に確認します。数字が弱い週でも、差分の表現にしてあれば通ります。
- PRD:非スコープ3点→G/W/T→指標の順か
- UI:サンプル3件/主ボタン1つ/所要時間の明記があるか
- 差分:Aha/TTV/翌日活性の相対値+入替の宣言があるか
提出メッセージ(Slack/メール)テンプレ
合意は“基準で”取ります。感想や決意表明は不要。面接官の負荷を下げるのが目的です。
件名:ミニ課題の提出(PRD1/UI/5行ログの3枚)
本文:
目的:Aha/TTV/翌日活性の差分で入替を判断する前提です
構成:①PRD1枚(非スコープ→G/W/T→指標)
②UI内化(サンプル/主ボタン/所要/ヒント)
③差分と入替(5行ログ)
補足:守秘のため差分表現(+pp/−分)で記載しています
面接での想定問答(よくある深掘り)
聞かれやすい順に置きました。答えは“基準→差分→入替”で短く返すのがコツです。
- Q. なぜG/W/T?
- A. ログで一意に判定でき、再現性が高いためです。会話を基準修正に集約できます。
- Q. 数字が少ないのでは?
- A. 守秘のため差分で提示しています。入替判断には十分です。
- Q. 別案は?
- A. UI内化の代替案(主ボタン位置・再開点のデザイン)を5行ログの候補に列挙しています。
FAQ
- Q. リサーチ結果は載せなくていい?
- A. はい。3枚に入れるのは“基準と差分”のみ。インサイトは口頭で補足します。
- Q. 実装方針は?
- A. 面接ではUI内化の意図までで十分。非機能はP95悪化時に限り補足します。
- Q. 何分で作るべき?
- A. 15分の台本で十分です。長くなるほど説明が増え、評価が下がります。
提出スライド3枚テンプレ(PDF)
PRD1枚/UI内化ワイヤ/5行ログ&差分グラフの雛形つき。


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