リテンション設計の基本|翌日活性→週次定着を“3つのレバー”で動かす
“継続が弱い”と嘆く前に、私はメトリクスを逆向きに並べ直します。
週次定着の手前には翌日活性(D1)があり、その前にはAhaとTTVがある。つまり、Aha→TTV→翌日活性が連動すれば、リテンションは設計で上げられます。
1. 3つのレバー(定義)
背景:遅行指標(売上/MAU)だけ追うと遅い。狙い:先行指標を“可動部品”にする。分かること:3レバーの関係図。
- Aha:最小の価値に触れた瞬間。例:データが可視化された、初回設定が完了。
- TTV:Aha到達までの時間。短いほどD1に効く。
- 翌日活性:翌日に“次の一歩”を自発的に踏んだ割合。
2. 施策の束ね方:広義のプロダクトで打つ
リストの前に一言:UIだけでは足りません。文面・導線・CS・チュートリアルまで含めましょう。
- 文面:LPと初回ガイドの“利益の一文”を明確化(Ahaを言い切る)
- 導線:登録→Aha画面へ自動遷移、上段にCTAを再配置
- チュートリアル:見る→触る(入力済みテンプレで1クリック完了)
- CS:初回問い合わせ返信をAha支援の台本へ
3. 計測設計:D1を“早めに”判定する
Primary:翌日活性(%) Secondary:Aha到達率 / TTV中央値 / 週次定着 副作用:CVR・解約・NPS ダッシュボード:Aha→TTV→D1のファネルを一枚で
4. 現場テンプレ(Slack/PRD)
# Slack告知 【今週の賭け】翌日活性 +5pt(Aha再定義/TTV短縮) - 変更:LPと初回ガイドの文面、導線、チュートリアル - 計測:Aha/TTV/D1、CVR・解約の副作用 - 判定:来週金曜に継続/撤退/次の賭け
# PRD断片(受入条件) - Ahaが1画面で理解できる文面 - 登録→Aha画面へ自動遷移 - ガイドは選択式で3クリック以内 - 完了後に“次の一手”を提示
5. よくある失敗と直し方
- 失敗:D1をメルマガで無理に上げる → 直す:Aha/TTVの改善を先に。
- 失敗:UIだけで解決しようとする → 直す:CS台本と文面/導線を同時に。
- 失敗:判定が遅い → 直す:先行指標で1〜2週サイクル。
6. 内部リンク(実例とテンプレ)
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