未経験からジュニアPdMへ──最初の90日で“見える成果”を出す現場ログ

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能

はじめに:配属初日の夜、私は一枚のメモを渡した

配属のチャイムが鳴ったその夜、私は新しくジュニアPdMになったメンバーに一枚のメモを渡しました。そこには大きくこう書いてあります。
「90日で“見える成果”を出す。手段は小さく、学びは大きく。」
未経験であっても、順番さえ間違えなければ現場は動きます。この記事は、私が実際に横で伴走した90日間のログを、型とともに整理したものです。

Day0–7:名刺より先に“質問の型”を持つ

最初の1週間は、肩書ではなく質問力で信頼を取りにいきます。私はメンバーに次の5点だけを配りました。

  • 目的を一行(「誰の、何を、なぜ今」)
  • 最近の具体行動(事実ベース)
  • 摩擦・障壁(どこで止まるか)
  • 代替・回避(どうやってしのいだか)
  • 理想・完了の姿(ユーザーの言葉で)

この5点はそのままユーザーインタビュー完全ガイド|質問例&失敗回避に落ちます。未経験でも、聞く順番が整っていれば会話は自然と深くなります。

Day8–30:判断ログを“一行”で残す(DECIDE-LOG)

PdMは決める人です。ただし未経験で重い意思決定は難しい。だからこそ、軽い意思決定を数多く、ログで残す。私は全員に「DECIDE-LOG」を配っています。

誰の/何を/なぜ今/何で測る/やらない案/次の賭け(一行)

Slackの専用チャンネルに一行で流すだけでも、チームは“見える化”されます。これは次で出てくるAha/TTV設計にも直結します。判断ログの型は課題発見|ジュニアPdMが最初に越える壁を“型”で乗り越えるで詳しく書きました。

Day31–60:Aha→TTV→翌日活性を設計する

30日を越えたら、いよいよ指標設計に踏み込みます。ここで未経験がやりがちなのが、網羅的にKPIを並べてしまうこと。私たちは逆に最小構成で始めます。

  1. Aha(初回価値)の定義:ユーザーの「わかった/できた」が行動に現れる瞬間を言語化
  2. TTV(Time to Value):Aha到達までの最短経路を3クリックで設計
  3. 翌日活性:次回行動が翌日に“自発的に再開される”条件を整える

ここは価値提供型PdMの設計図の骨格ですが、未経験の最初はやり過ぎないこと。1スクリーン=1目的ボタン文言は行動の言葉、この2つに集中すれば充分に効果は出ます。

Day61–90:2週間スプリントで“いま困っている”を動かす

60日目を越えたら、課題解決型の出番です。私は常に「2週間で動かせる課題」を一つだけ選びます。候補はユーザーの摩擦上位3つ。施策はMVPで十分です。

  • ユーザーの導線を1クリック短縮(定量とヒートマップで検証)
  • 重要な初回設定を“後回し可”に(TTV短縮)
  • 想起用のナッジ文面を差し込む(翌日活性の再起動)

やり方の詳細は課題解決型PdM 完全ガイドにまとめましたが、ポイントは小さく賭ける→すぐ学ぶのループを切らさないことです。

現場ログ:未経験メンバーが動かした3つの事実

実例です。彼(未経験)の90日での“見える成果”は次の3つでした。

  1. 初回価値の到達率+12%(A/Bでボタン文言を行動化)
  2. TTV中央値−38%(初回設定の後回し・ガイド挿入)
  3. 翌日活性+9%(想起ナッジの導入とタイミング最適化)

どれも“重くない”施策です。ですが、順番通りに打つと数字は動きます。順番>難易度、ここは何度でも強調します。

チームへの見せ方:一枚で伝える(背景/仮説/変化/学び)

成果は一枚にまとめます。

  • 背景:ユーザーの摩擦・頻度・影響
  • 仮説:なぜ今それをやるのか(判断ログの引用)
  • 変化:Aha/TTV/翌日活性の定量変化
  • 学び:次に賭けること、やらないこと

この一枚は採用・評価・関係部門の巻き込み、どれにも効きます。書き方に迷う場合はPdMスキルマップ完全ガイドの「合意形成の型」を見てください。

つまずきやすいポイントと回避策

  • 罠1:網羅的KPI最小構成(Aha/TTV/翌日活性)で始める
  • 罠2:重い意思決定軽い判断ログを量で稼ぐ
  • 罠3:机上の議論週1のインタビューを固定化質問テンプレ
  • 罠4:説明が長い一枚で伝える(背景/仮説/変化/学び)

今日からのToDo(15分で準備)

  1. Slackに「#decide-log」を作る(テンプレ一行)
  2. 週1のインタビュースロットをカレンダーで固定(15分×5)
  3. Ahaの仮定を一文にする → 3クリックでTTV短縮案をメモ

ここまで整えば、あとは回すだけです。小さく賭ける、すぐ学ぶ。未経験でも90日で十分に数字を動かせます。伴走が必要なら、この記事の各セクションを内部マニュアルとしてそのまま使ってください。

関連(内部リンク)

おわりに:順番を間違えない

未経験の90日は、順番だけが勝敗を分けます。質問→判断ログ→Aha/TTV→2週間の賭け。私が横で見ていると、できる人ほど小さく速く回します。今日から回していきましょう。

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