「OKRを書いたのに、週次の会議が長いまま」。そんな相談に、私は必ずこの一文を返します。「Oは題名、KRは先行指標の差分」。これだけで回り方が変わります。
結論:Oは“変えたい体験の題名”、KRは“Aha/TTV/翌日活性の差分”。この線引きでレビューは短くなります。
OとKRの線引き(全体像)
ねらいは「翌週の行動を変えるOKR」。やり方は、Oを短文(誰の何をどう)に、KRを先行指標に限定。失敗は、Oに数字、KRに感想を入れてしまうことです。
先行指標の設計はKPI設計と運用ガイドに詳しく、価値設計の土台は価値提供型PdMの設計図がまとまっています。
NG→修正:置換テンプレ(コピペOK)
下の表現をそのまま差し替えればOKRは機能します。数字は例なので自分の現場に合わせてください。
NG O:「オンボを改善して売上UP」
修正 O:「初回体験を“迷わない”状態にする」
NG KR:「チームで頑張ってフォーム改善」
修正 KR:「Aha到達率 +7pp/平均TTV -1.0分/D1 +3pp」
NG KR:「ユーザーの声を反映」
修正 KR:「成功直後の次導線の遷移率 10%→25%」
レビュー台本(30分で決め切る)
会議は長いほど遅くなります。台本で“入れ替え/撤退”を決め、ログを1枚に。
[00-05] Aha/TTV/D1の差分のみ共有
[05-12] 未達1点に集中(入力→自動化 or 説明→UI内化)
[12-20] 施策を1入替え・1撤退
[20-27] 受け入れ基準の再読み合わせ
[27-30] 意思決定ログを読み上げ→Close
チェックリスト(出す前の3分)
提出前・共有前にここだけ確認。現場では、この3分が翌週の速度を決めます。
- Oが1文(誰の何をどう)に収まっている
- KRがAha/TTV/D1の差分で書かれている
- 撤退条件が明文化されている(例:Aha +5pp未満かつTTV悪化)
FAQ
- Q. 売上やCVRをKRにしてはダメ?
- A. 本編では非推奨。遅行指標は別会で扱い、週次は先行指標に固定します。
- Q. KRが多すぎます。
- A. 最大3つ。Aha/TTV/D1の三点で十分です。
OKRの例文は価値提供型PdMの設計図、指標の並べ方はKPI設計と運用ガイドが手早いです。
OKR完全版と台本PDF
OKR例文50とレビュー台本のPDFは下記から。
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