【2025年版】【図解】PdM用語集15|意味・具体例・使い方テンプレ(Aha/TTV/P50・P95/翌日活性ほか)

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朝の定例。「P95が跳ねました」「Ahaは改善、でもD1は横ばいです」——横文字が飛び交い、結論が遠のく瞬間ってありますよね。
結論:PdM用語は“定義+具体例+使い方”の3点セットで1枚化すると、チームの意思決定が最短になります。

意思決定と価値づくりの全体像は課題解決型PdM 完全ガイド価値提供型PdMの設計図でつながります。

1. この用語集の使い方(ねらい→やり方→失敗と直し方)

ねらいは「同じ言葉で同じ判断をする」。やり方は、用語カード(定義・例・使い方)を1ページに集約し、PRD・ダッシュボード・会議でその“正本”だけを参照すること。失敗は、資料ごとに微妙に違う定義を増殖させること。直し方は、用語カードに施行日を明記し、以降の比較は新定義内でのみ行います。

【用語カード(テンプレ)】
用語|定義(短文)|具体例(1行)|使い方(意思決定)|注意(品質/施行日)

2. 先行指標の中核(Aha/TTV/翌日活性)

先行指標は「今日の入替判断」に直結します。ここが揃うと、週次の迷いがほぼ消えます。Aha→TTV→翌日活性(D1)の順で読み、差分で決めるのがコツです。

用語 定義(短文) 具体例 使い方 注意
Aha 初回価値を体験した瞬間 「保存成功」トーストが出た Aha達成率の上げ下げでオンボ改善の入替を判断 クリックでなく「価値の発生」で定義
TTV 初回起動→Ahaまでの時間 初回ログインから保存成功まで60秒 TTV P50/改善幅(−秒)で摩擦を特定 負値/24h超は除外、施行日で分割
翌日活性(D1) Aha翌日に“直行”で戻った割合 翌日、再開ボタンから起動 価値の継続性を見る。通知/直行で分解 母数は「Aha達成者」に固定

Aha→TTV→翌日活性の順で意思決定が加速します。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。

3. 分布を読む用語(P50/P95):尻尾の悪化を見逃さない

中央値(P50)は“ふつうの体験”、P95は“悪いほうの尻尾”。P50が安定でもP95が跳ねたら、一部のユーザー体験が崩れています。会議では「P50は維持、P95が2倍→原因調査」という言い切りにしましょう。

  • P50(中央値):利用者の真ん中。日々の通常体験。
  • P95(95パーセンタイル):上位5%の遅い人の境界。障害や欠損のシグナル。
【Slack定型文(#release-data)】
TTV P95が前日比+2.1倍。必須イベント欠損を確認中。
集計は一時停止→バックフィル→施行日注記→再開の順で対応。

4. 計測とイベントのことば(イベント/プロパティ/セッション)

“何を記録するか”の合意は、数字の再現性に直結します。イベントは価値の発生で定義、プロパティは解像度、セッションは連続した利用の単位です。

  • イベント:save_success(保存成功)
  • プロパティ:content_type / template_id などの属性
  • セッション:連続利用の塊(例:30分無操作で区切り)
【命名ルール(抜粋)】
・イベント名:過去形の動詞+成果(save_success)
・プロパティ:snake_case、単位は列名に明記(elapsed_sec)
・カテゴリ:onboarding_* の接頭辞で束ねる

5. 優先度のことば(RICE/AARRR):台本で使い切る

RICEは「どれからやるか」、AARRRは「どこが詰まっているか」を明確にします。数字を「定義カード」に結び直して、会議を判定会にします。

  • RICE:Reach × Impact × Confidence ÷ Effort
  • AARRR:Acquisition / Activation / Retention / Referral / Revenue
【10分台本(抜粋)】
[00-02] 先週差分:Aha +4pp / TTV −90秒 / D1 +3pp
[02-06] RICE上位2件を採用(Aha直結のみ)。低RICEは撤退。
[06-10] PRD断片更新(定義カードURLを追記)。施行日はBIに反映。

6. 品質のことば(欠損/重複/施行日):止める→直す→再開

速いだけではダメ。欠損・重複・施行日を運用語として固定し、異常時は“止める→直す→再開”の順で回します。施行日はグラフの縦線+注記で必ず可視化します。

  • 欠損:必須イベントが0件。集計は一時停止。
  • 重複:連打や再送での多重記録。30秒以内は1件に集約。
  • 施行日:定義・品質変更の有効化日時。比較は前後で分割。

7. ミニ用語集15(コピーしてNotion/Sheetへ)

PdMの現場で頻出の15語を、定義・例・使い方に絞って一覧化しました。必要に応じて自社の式に置換してください。

# 用語 定義 具体例 使い方
1 Aha 初回価値の体験 保存成功 オンボの成否を判定
2 TTV 初回→Ahaの時間 60秒 摩擦の特定と短縮
3 翌日活性(D1) Aha翌日に直行 通知から再開 継続性の確認
4 P50 中央値 TTV 60秒 通常体験の把握
5 P95 95%の上限 TTV 180秒 尻尾の悪化検知
6 Active(活性) 定義を満たす利用 当日1機能以上利用 母数の統一
7 Retention 継続利用 D1/D7/D30 施策の持続性評価
8 Conversion 所定行動の達成 登録→Aha フロー改善の基準
9 Event 記録される事象 save_success 価値発生で定義
10 Property イベント属性 content_type 分解/比較に使用
11 Session 連続利用の塊 30分区切り 母数の整合
12 Attribution 貢献の割当 ラストクリック 施策評価の前提
13 RICE 優先度指標 80×0.6÷3 採用/撤退の根拠
14 AARRR 成長フレーム Acq→Rev 詰まりの特定
15 施行日 有効化日時 2025-09-02 比較の断絶点

8. コピペ素材(用語カード/告知/会議台本)

明日から使える最小セットです。正本(最新版1つ)に貼ってください。

【用語カード:Aha】
定義:初回価値の体験(保存成功)
例:保存成功トーストが表示
使い方:Aha達成率でオンボ施策の採否を決める
注意:重複は30秒で集約。施行日で前後を分割

【Slack定型文】
対象:用語カード「Aha」v1.2 更新(施行=2025-09-02)
差分:連続成功の重複を集約。Aha達成率 −1.1pp 見込み
対応:ダッシュボードは施行日で系列分割

【10分台本】
[00-02] 差分:Aha +pp/TTV −秒/D1 +pp
[02-06] 採用:RICE上位2件(Aha直結)
[06-10] 施行:定義変更は施行日注記→BI反映→PRD更新

FAQ(見えるブロック)

Q. P95が跳ねたら何を疑えば良い?
A. 欠損・重複・時刻ズレ。まずは集計停止→バックフィル→施行日注記→再開の順で品質対応を。
Q. Ahaの決め方が揉めます。
A. 体験ベースの短文で合意し(例:「保存成功」)、SQLは後追い。施行日以降だけで比較します。
Q. RICEのConfidenceはどう決める?
A. 「検証済みの根拠があるか」で区分。仮説のみ=0.5、ユーザー調査/ABあり=0.7–0.9が目安です。

用語カード完全版(PDF)

Aha/TTV/D1/P50・P95/品質/施行日/RICE/AARRRのカードと、Slack定型文・10分台本の雛形をまとめました。

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