PdMが読むべき本と学び方|“作る”から“価値を届ける”へ進むロードマップ

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
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📂 収録テンプレート(一部)

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  • PRDミニテンプレ
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結論:PdMの読書は“作る速度”より“価値に届く速度”を上げるために使うのが正解です。Aha%・TTV(p50/p95)・D1を尺度に読み、明日からの実務に接続しましょう。

「PdMという職種が世界的に注目されているらしい」——最初にその話題を耳にしたとき、長くPdMを続けてきた私には素直に嬉しいニュースでした。私がなりたての頃、周囲では“WEBディレクター”や“ブランドマネージャー”の方が一般的で、PdMという言葉は今ほど馴染みがありませんでした。日本ではプロジェクトマネージャーをPMと呼ぶ文化が先にあり、後から入ってきたプロダクトマネージャーをPdMと書き分けるようになった、という背景もあります。

呼び方に正解はありません。ただ、実務での体感ははっきりしています。PdMは“何を作るか”より“なぜ価値に届くのか”を設計し続ける役割です。だからこそ読書も、単に知識を増やすのではなく、価値に届く速度=学習速度を上げるための投資にしたい。本稿では、私が新卒・中途の仲間に実際に勧めてきた書籍を、読み方のロードマップとして再構成し、明日からの実務に接続するポイントまで深掘りします。

なぜ“本を読むか”:価値到達の指標で測るため

読書はインプットですが、PdMにとってのゴールはアウトプットではありません。価値に届くまでのプロセスが早まり、再現性が上がること。そこで私は、読書の成果を以下の先行指標で見ます。

  • Aha%:初回価値の成立率。「読んだ→試した」でユーザーが価値を掴める確率が上がったか。
  • TTV(p50/p95):価値到達時間。多数の体験(p50)と最悪体験(p95)の短縮に効いたか。
  • D1:翌日活性。価値提供の“当たり”を確認できたか。

Aha→TTV→翌日活性の順で見ると意思決定が速くなります。詳しくはKPI設計と運用ガイドへ。

新卒・中途のための読書ロードマップ(実務直結版)

ここからは、私が実際に新卒・中途に勧めてきた読み方を、実務への接続を前提に再構成して紹介します。単なる要約ではなく、各章のメッセージをAha%・TTV・D1のいずれに効かせるかを決めてから読むのがコツです。

Step 1|入門:ゼロから始めるプロダクトマネジメント(Aha%に効かせる)

まずはAha%を上げる読み方。ユーザーが“価値に触れた瞬間”をどこに置くか、そしてそこへ最短導線を敷く勘所を掴みます。軽妙な物語形式で、仮説→試作→反応の回収が小さく回る感覚が得られるはずです。

  • 読む前に決める:自分のプロダクトの「Aha定義」
  • 読みながら線を引く:Aha直前の障害(断絶)の種類
  • 読み終わったら1つ試す:フォーム必須−2/導線の単純化/コピーの一刀両断

期待効果:Aha% +1〜3pt(目安)。小さく当てて“価値の輪郭”をつかむ段階です。

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Step 2|中級:プロダクトマネージャーのしごと(TTV p95を守る)

次に、TTVのp95(最悪体験)を短縮するための土台を固めます。どれだけAha%が伸びても、最悪体験が悪化すると全体の信頼は下がる。だから“守りの型”をここで入れるのが効率的です。

  • 読む前に決める:p95の赤旗条件(例:読み込み>2秒、必須入力>5、離脱導線の過密)
  • 読みながら線を引く:意思決定の分解(事実/解釈/判断)
  • 読み終わったら1つ潰す:SSO導入、フォーム必須−2、導線の複線削減

期待効果:TTV p95 −5〜10秒/Aha% +1〜3pt。まずは“安全”を取り戻す段階です。

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Step 3|中級:ビルドトラップ(価値提供の“当たり”を軽く出す)

ここでD1(翌日活性)に効かせます。機能の数や速度を追う“作ることの目的化”を避け、価値提供の当たりを軽く出す→当たったら重く作るへ。

  • 読む前に決める:当たりの暫定基準(D1 +2pt/p95悪化なし)
  • 読みながら線を引く:撤退条件(p95悪化時は即ロールバック)
  • 読み終わったら小さく出す:“続きカード×通知”を表だけ先出し(裏側は人力)

期待効果:D1 +2〜3pt/p95悪化なし。学習速度が加速し始めます。

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Step 4|網羅:プロダクトマネジメントのすべて(面で横展開)

最後に“面”で効かせます。戦略・UX・開発・マーケ・組織運営を俯瞰し、導線→セグメント→面への横展開を設計。PdM個人の技ではなく、仕組みで価値提供を続けられる状態へ。

  • 読む前に決める:横展開の順序(導線→セグメント→面)
  • 読みながら線を引く:権限委譲とSLO(品質の下限)
  • 読み終わったら実装:学びのカード化(目的/手順/結果/撤退/横展開)

期待効果:Aha%・D1の“面での安定化”。組織としての再現性が高まります。

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私見:PdMは“課題解決”と“価値提供”の2種類に分かれる

私の実務感覚では、PdMは大きく2種類に分かれます。顕在課題を塞ぐ「課題解決(守り)」と、潜在課題を見つけて当てる「価値提供(攻め)」。どちらも目指す場所は同じですが、重心が違うと日々の判断が変わる。だから読書でも、守りと攻めを往復させる意識が重要です。

  • 守り:p95の赤旗を潰す→Aha%とTTVが揺れない土台に
  • 攻め:続きカード×通知などでD1の当たり確認→当たったら重く作る
  • 往復:顕在→潜在→横展開を週次で回す=学習速度の資産化

読後30日プラン(テンプレ付き)

読んだら終わりにしないために、30日で1往復を回すプランを置いておきます。

  1. Day 1–3:Aha定義の明確化(1行化)・ダッシュボードをAha→TTV→D1の縦並びへ
  2. Day 4–10:p95赤旗を1つ潰す(フォーム必須−2/SSO/導線整理)
  3. Day 11–20:価値ベットを軽く出す(続きカード×通知/裏側は人力)
  4. Day 21–25:当たり判定(D1 +◯pt・p95悪化なし)→通れば本実装着手
  5. Day 26–30:学びのカード化→導線/セグメント/面へ横展開計画

成果の言い方は常に1行。「Aha% +◯pt|TTV p95 −◯秒|D1 +◯pt」。面談・評価・交渉のどこでも通用します。

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FAQ

Q1:どの本から読むべき?
A:新規企画寄りなら“INSPIRED”の思想から、既存改善寄りなら“ビルドトラップ”からでOK。全体像の整理には“すべて”を。

Q2:数値に自信がないときは?
A:差分が小さくても示すべきです。「Aha% +0.8pt/p95 −3秒/D1 +0.7pt」で十分に価値が伝わります。

Q3:チームに読書文化を根付かせるには?
A:週次レビューに“学びカード”を1枚だけ持ち込む運用が効果的。顕在/潜在の往復をチーム習慣にしましょう。


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