はじめに
ジュニアPdMや未経験から転職したPdMにとって、最初にぶつかる壁のひとつが「やることが多すぎて整理できない」という問題です。
仕様整理、ユーザーインタビュー、KPI設計、ステークホルダー調整、ロードマップ管理……すべてが重要に見えて、何から手をつければいいか分からないという状態に陥りがちです。
この記事では、PdM初心者でも実践できる「タスク整理」と「優先順位の付け方」のコツを紹介します。
なぜタスク整理が難しいのか?
- 役割が広すぎる:PdMは「ビジネス」「ユーザー」「開発」すべてに関わるため、タスクの幅が非常に広い
- 目的が曖昧:何のための業務なのか目的が見えないと、重要度の判断ができない
- 外部からの依頼が多い:CSや営業、経営陣などからのリクエストで日々業務が中断されやすい
優先順位を決める3つの視点
1. 事業インパクト × 緊急性
「どのタスクがプロダクトや事業に最も影響を与えるか?」
「それは今すぐやるべきか?来月でもいいのか?」
この2軸でマトリクスを作成し、緊急かつ重要なタスクから着手するのが鉄則です。
2. PdMにしかできない仕事に集中する
会議の調整や議事録など、他の人でもできる仕事に時間を奪われていませんか?
PdMは「意思決定」「課題発見」「優先順位付け」など、本質的な業務に時間を使うべきです。
3. チームの状況とリソースを加味する
例えば「今週はエンジニアが忙しい」なら、今すぐに仕様書を作っても着手されない可能性があります。
チームの状況に合わせて、優先度の高い業務に順序をつける視点が必要です。
おすすめのタスク整理フレームワーク
- Eisenhowerマトリクス:重要度と緊急度で4象限に分類して判断
- MoSCoW法:Must・Should・Could・Won’tの4段階で優先度をつける
- NotionやTrello:視覚的にタスク管理をしたい場合におすすめ
私の経験から
私もジュニアPdM時代は、「とりあえず目の前のSlackを返す」「言われた順に対応する」ことで毎日が終わっていました。
ですが、「今週、自分は何を達成すべきか?」というゴールから逆算するようにしたことで、思考と行動が劇的に整理されました。
また、PdMチームとしても「目的ベースでの仕事の進め方」を共通言語化することで、若手育成や組織全体の意思決定力も強化されました。
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まとめ
「やることが多い」という状態は、実は「目的と優先度が不明瞭」というシグナルでもあります。
視点を変え、思考を整理するだけで、行動に迷いがなくなり、生産性も飛躍的に高まります。
タスクに追われるPdMから、タスクを設計するPdMへ。
このシフトチェンジこそが、ジュニアPdMから一歩抜け出す第一歩です。


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