PdMの「課題の見つけ方・深掘り方」完全ロードマップ──Aha→TTV→翌日活性で逆算する

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能


「何から着手すればいいのか分からない」──配属初日の帰り道、私は駅のホームでメモ帳を開きました。機能の要望は山ほどあるのに、根っこの“課題”が掴めない。会議では立派な言葉が並ぶけど、翌日のユーザー行動は微動だにしない。
そんな私を救ってくれたのは、先行指標から逆算するという考え方でした。Aha(初回価値)→TTV(到達時間)→翌日活性。この3点が動くかどうかを羅針盤に、課題を見つけ、深掘り、実装につなげる。今日はそのやり方を、現場で使い倒した“型”と一緒に、物語のように歩いていきます。

1. 全体像:先行指標から“逆算”する

背景:課題は「きれいな言い換え」ではなく、先行指標を動かす“摩擦の正体”です。
狙い:Aha→TTV→翌日活性を上げるために、どの接点のどの摩擦を外すかを特定する。
このリストで分かること:現場で迷子にならないための視点の順番。

  1. Aha(初回価値):ユーザーが「価値を感じた瞬間」を1文で定義
  2. TTV(Time to Value):Ahaに到達するまでのステップを可視化
  3. 翌日活性:継続行動の“再起動トリガー”を設計

先行指標の設計にまだ自信がない人は、オンボーディング設計とTTV短縮の実践を先に読んでおくと理解が速いはず。

2. 課題の“見つけ方”:5人×15分×週1の軽量インタビュー

背景:重厚な調査は続かない。PdMが自走するには、軽く回せる仕組み化が必須。
狙い:感想ではなく、行動の理由をとる。
このリストで分かること:今すぐ回せる質問の型と運用の型。

質問の型(コピペOK)

Q1. 直近、◯◯を使ってどんな“具体的な行動”をしましたか?
Q2. その行動の“目的”は?(一行)/ 期待は?(一言)
Q3. 途中で迷った/止まった/モヤモヤした点は?(摩擦)
Q4. 代わりに何を考えました?(代替)
Q5. 「こうなれば続けたい」条件は?(理想・再起動トリガー)

運用テンプレ

  • 対象:Aha手前で離脱したユーザー/翌日非活性ユーザー
  • 頻度:週1、15分×5名(録音・議事メモは1人が担当)
  • 保管:「状況/動機/障壁/トリガー」の4箱にカード化
  • 次のアクション:障壁→仮説→介入(文面/導線/機能)→計測

質問例はさらにこちらが充実しています → ユーザーインタビュー完全ガイド(質問例&失敗回避)

3. 課題の“深掘り方”:1枚メモで合意形成→すぐ介入

背景:議論が長いほど手が止まる。
狙い:一枚で“今やる理由”に合意して、すぐ動く。
このリストで分かること:会議を前に進める文脈の作り方。

判断ログ(DECIDE-LOG)の型

WHO:誰の(セグメント/状況)
WHAT:どの行動を、なぜ(Aha/TTV/翌日活性どれに効く?)
BET:どの介入(文面/導線/機能/CS)を、どれくらいのコストで賭ける?
METRIC:成功の定義(先行指標/観測期間/幅)
NOT:やらない案(今は捨てる理由)
NEXT:次の賭けの用意(派生仮説)

PRD断片(課題→要件→受入条件)

課題:Aha前の◯◯入力で離脱(翌日活性に効かず)
仮説:項目の不確実性>入力労力。事前選択の“安心”が欠けている
要件:候補の自動サジェスト + 既存データからの推定
受入条件:◯◯選択までの平均時間が30%短縮 / Aha到達率+10pt

要件定義や非機能要件の書きぶりは、仕様書/要件定義の書き方(現場テンプレ)がそのまま使えます。

4. 介入の“順番”:文面→導線→機能(低コスト→高コスト)

背景:PdMは“速く小さく賭ける”。
狙い:学習速度を落とさず、先行指標に効いた証拠を積む。
このリストで分かること:実装前にできる勝ち筋検証。

  1. 文面:不安を消す一言・行動を促すナッジ文
  2. 導線:Aha直行のショートカット(スキップ/自動入力)
  3. 機能:フロー再設計・自動化・固有価値の強化

Slack文面(CS/インサイドセールス連携)

@cs-team
目的:Aha到達率↑(初回◯◯完了)
対象:直近登録で◯◯未完了のユーザー
文面:30秒で終わります。◯◯を選ぶと、××が自動で埋まります。
計測:クリック率/完了率。2営業日で判断。

チームを動かす会話のコツは、未経験PdMの「コミュニケーション術」|現場で信頼される会話のコツが実践的です。

5. 先行指標の“観測”:ダッシュボードは3枚だけ

背景:指標が多いほど、何も見えなくなる。
狙い:先行指標の変化だけを追うミニマム運用。
このリストで分かること:朝見てすぐ動ける設計。

  • オンボード:Aha到達率 / TTV中央値
  • 活性:翌日活性 / 再起動トリガーの反応
  • 学習:施策→先行指標の変化→学び(1枚サマリ)

6. 物語:若手PdMが“動く課題”にたどり着くまで

ゼロイチ期のあるBtoBtoC案件。会議では「入力項目が多い」が論点でした。でもインタビューで見えたのは、“入力の不安”が摩擦の正体だったこと。正式名称が分からない、間違えたら困る──そこで「候補の自動サジェスト」を文面と導線で仮検証。TTVは短縮し、Aha到達率が上がりました。実装前の学習が、ロードマップの優先度をひっくり返した瞬間です。(実社名・実数は非公開)

7. 今日から使える“コピペ素材”まとめ

背景:読むだけで終わらせない。
狙い:明日から“回せる状態”。
このリストで分かること:テンプレの置き場。

① 質問カード(Notion/スプレッドの列名)

状況|直近行動|目的・期待(一言)|摩擦|代替|再起動トリガー|メモ

② 判断ログ(1枚メモ)

WHO / WHAT / BET / METRIC / NOT / NEXT

③ PRD断片(課題→要件→受入条件)

課題|仮説|要件|受入条件|観測期間|派生仮説

④ Slack用 依頼テンプレ

@◯◯ さん
目的:(Aha/TTV/翌日活性のどれに効かせるか)
お願い:(文面/導線/CS対応など具体)
期間:(◯日で判定)/成功の定義:(◯◯が◯%)

8. “先の一手”に繋げる関連記事

9. まとめ:課題は“言い換え”ではなく“摩擦の正体”

課題はスローガンではなく、Aha→TTV→翌日活性を動かす摩擦の正体です。軽量インタビュー→判断ログ→小さな介入→先行指標の観測。この小さなループを粘り強く回すPdMが、最短で事業に効く。
今日の一歩は、5人×15分の枠をカレンダーに埋めることから。


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