深夜のモニターに、小さなグラフが点を打つ。Ahaは遠く、TTVは長い。私はチームに短いメッセージを投げました。
「分岐を消して、3クリックでAhaに連れていく。文面は“次の一歩”だけ」。
それだけで会議は静まり、翌日のデイリーで動き始めます。この記事は、私がチームに渡しているオンボーディングの実践テンプレをまとめたものです。
1. ねらいと原則|“選ばせない”が最短ルート
初回体験での意思決定はできるだけ削る。分岐ゼロ/導線1本/モーダル1つが基本です。目的はAha到達であって、説明ではありません。
2. 設計手順(3クリックの作り方)
- Aha定義を一文で(例:初回XXの保存)。
- aha_start/aha_doneのイベント名を先にPRDへ。
- 初回画面からAhaまでのクリックを3回に圧縮(分岐は後回し)。
- 完了モーダルは成功の一文+次の一歩ボタンのみ。
受入条件(GWT|コピペOK)
Given:初回ユーザー。テンプレ1つ設定済み
When:テンプレ選択→保存→完了モーダル
Then:カード作成&一覧先頭に表示。イベント「aha_done」を送信し、
モーダルで「次の一歩」だけ提示
3. ナッジ文面テンプレ(完了モーダル)
タイトル:はじめの一歩、完了です 本文:いま作った◯◯を、明日の自分のために残しておきましょう。 ボタン:次の一歩(共有 / 連携 / リマインド)
4. 軽量A/Bの回し方(差分の“写真”を撮る)
- 同一トラフィック帯で3日間、母数と期間を必ず明記して保存(スクショOK)。
- Aha到達率/TTV中央値/翌日活性の3点に絞る。
5. 失敗と直し方
- 説明過多:「あとで読む」をやめ、完了で“次の一歩”だけに。
- イベント後追い:PRD先頭にイベント名を宣言してから実装。
- 分岐増殖:初回は1本。分岐はAha後に段階導入。
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