【2025年版】【図解】ジュニアPdMの最初の90日プラン|Aha→TTV→翌日活性で“学べる現場”を作る
結論:最初の90日は「Aha定義 → TTV短縮 → 翌日活性」の順で設計します。これだけで、現場に学習ループが生まれ、数字が動きます。
Day 1–10:Aha(初回価値)の定義を決める
まず「何が出来たら価値到達か」を1文で決めます。抽象は禁物。ユーザーの具体的行動で語り、誰が見ても同じ判断になるよう受入条件を添えます。AhaはKPIではありませんが、あらゆるKPIの起点になります。
- 良い例:「初回テンプレートを1つ作成し、◯◯へ公開できた」
- 悪い例:「活用できた気がする」「満足した」
決めたら、なぜそれが価値なのかを1枚メモ化。以降の議論では「価値が動いたか」を合言葉にします。
Day 11–40:TTV(価値到達までの時間)を短縮する
価値到達までの摩擦を洗い出し、3クリックで到達できるレールを敷きます。UIだけでなく、メール文面、導線、ヘルプ、CSトークも含めた広義のプロダクトで最短化を設計。1週間スプリントで「摩擦1つ=1施策」で潰しましょう。
振り返りでは、やったことではなく「Aha到達率と中央値TTV」を確認。できた理由/できなかった理由を分けて、次の賭けへ繋げます。
Day 41–90:翌日活性(Next Action)で習慣化の一歩を作る
人の行動は「次に何をすべきか」が明確なほど続きます。Ahaの翌日に再起動する最小アクションを設計し、ナッジで促します。押しつけではなく、文面とタイミングで“背中を押す”のがコツです。
翌日活性が噛み合えば、体験が行動に埋めこまれ、LTVの土台ができます。数字の見方も「PV→Aha→TTV→翌日活性」の順に変えましょう。
私の考えるPdM(マネージャーとして)
私はPdMを価値の番人であり、学習装置の設計者だと捉えています。現場の学びが最短距離で意思決定に流れ込む配管づくりが仕事。朝はPVより先にAhaとTTVを見る。会議では「やったこと」ではなく「価値が動いたか」を話す。だから文書は1枚で、「やる理由/やらない理由」を同じ温度で並べます。
90日を回すための運用テンプレ(要点)
- 毎朝:Aha到達率/中央値TTV/翌日活性率の3点チェック
- 週次:摩擦1つを潰す施策×1、結果は数値で振り返る
- 月次:Ahaの定義と受入条件を再点検(ズレは全体に波及)
意思決定と価値づくりの両輪はここが基礎です。詳しくは 課題解決型PdM 完全ガイド / 価値提供型PdMの設計図 へ。
まとめ
最初の90日は、Aha→TTV→翌日活性の順に“学べる現場”を作ること。型ができれば、チームは賭けを打ちながら早く学べるようになります。数字は「価値が動いたか」で見る。それが、私がジュニアPdMへ期待する最短ルートです。


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