「OKRを書いたのに、週次が動かない」——転職直後のジュニアPdMからよく届く声です。会議室に入る前、私はこう伝えます。「Oは題名。KRはAha/TTV/翌日活性の差分だけ」。
結論:OKRは「O=題名」「KR=Aha/TTV/翌日活性の差分」に置換すると、その日から意思決定が前に進みます。
全体像(ねらい→やり方→失敗と直し方)
ねらいは、翌週の行動を1つ増やすこと。やり方は、KRを先行指標に限定し、撤退条件を最初に合意。失敗は、Oに数字、KRに感想、売上など遅行指標で週次が“止まる”ことです。
価値づくりと短期運用の土台は課題解決型PdM 完全ガイド/指標の定義はKPI設計と運用ガイドで統一してください。
OKR例文15(コピペOK)
- O:初回体験を“迷わない”にする/KR:Aha +7pp、TTV −1.0分、D1 +3pp
- O:住所入力の摩擦を消す/KR:入力1文字で候補提示0.5秒以内、離脱 −20%
- O:成功直後の“次の一歩”を標準化/KR:成功直後の次導線遷移率 10%→25%
- O:ゼロ状態の不安を解消/KR:初回サンプル閲覧率 0→60%
- O:説明依存をUI内化/KR:ヘルプ閲覧→完了到達率 12%→25%
- O:通知の“効き”を最適化/KR:通知経由D1 +2pp、オプトアウト率 −20%
- O:イベント定義を現実に合わせる/KR:Aha/TTV/D1の定義一致100%
- O:レビューを“決める会”にする/KR:30分内の意思決定数 1→3
- O:入力→自動化の適用範囲を拡大/KR:自動補完導入フィールド数 0→3
- O:非機能の下支えを固める/KR:初回導線P95 0.8→0.5秒
- O:受け入れ基準の読み合わせを定着/KR:Gherkin読み合わせ週次100%
- O:撤退の素早い判断を仕組み化/KR:撤退条件合意済み施策比率 25%→70%
- O:学習を可視化/KR:意思決定ログの週次公開率 0%→100%
- O:二日目の継続率を底上げ/KR:D1 +3pp(成功直後の次導線×24hリマインド)
- O:フォーム迷子を減らす/KR:フォーム滞在>10秒の率 −30%
撤退条件と台本(短縮)
撤退条件:Aha +5pp未満 かつ TTV悪化 → 入れ替え
週次30分台本:
[00-05] 目的宣言/[05-12] 差分のみ共有/[12-20] 撤退1・継続1・新規1/
[20-25] 受け入れ基準の読み合わせ/[25-30] 意思決定ログ読み上げ
OKRテンプレの完全版
例文50/レビュー台本/チェックリストのPDFはこちら。
PdM初心者のための仕事大全【保存版】 /
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特典:PdMスキルテンプレート集(PDF)/キャリア戦略シート(PDF)
提出前チェック(3分)
- Oは“題名”になっているか(誰の何をどう)
- KRはAha/TTV/D1の差分になっているか
- 撤退条件が明文化されているか(上記テンプレのままでOK)
FAQ
- Q. KRに売上やCVRを入れたい
- A. 週次KRには入れない。月次で遅行指標を確認し、週次は先行指標に固定。
- Q. 数字が弱いと指摘された
- A. Confidenceを下げ、当日インタビューとログ抽出を実施。翌週で再採点。
運用の芯は、価値提供型PdMの設計図で補強できます。
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よくある疑問:OKRは「施策名」じゃダメなの?
ダメではないけれど、合意と実装が遅くなります。おすすめは「O=体験の変化」「KR=Aha/TTV/翌日活性など先行指標の差分(+pp/−分)」で書く方法。施策は“入替の結果”として後から当て込む。こうするとレビューは「基準の修正」だけになり、週次で回り続きます。


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