現場で信頼されるPdMのコミュニケーション術|Slack文面・会議の回し方・合意形成のコツ

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PdM

🔧 AI、テンプレによる
価値提供の効率化
現役PdMの「実務の武器庫」

企画書、PRD、KPI設計...。
「フォーマット作り」に時間を使っていませんか?
シニアとして現場で磨き上げられた「Notionテンプレート」を複製し、空欄を埋めるだけで、プロのドキュメントが完成します。

📂 収録テンプレート(一部)

  • PdM企画テンプレ
  • KPI設計テンプレ
  • PRDミニテンプレ
  • Slack運用テンプレ
  • 検証ログ/振り返りテンプレ
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※Notionにワンクリックで複製可能

転職初日の朝、私はSlackの前で固まりました。
「いきなり“PRDレビューお願いします”って送るの、怖いな……」。
そこで一呼吸。「相手が読みやすい一言を足す」と決めて、次の文面を送ってみたのです。

私 → Eng/Design
今日決めたいことは1つ:保存ボタンの“戻ると消える”挙動をどうするか。
3分で読めるPRDの該当箇所を添付します。
WIPなので、気づきをそのままコメントでください」

数分後、エンジニアから「読んだ。具体案2つ」と返事。会議前に半分決まりました。
コツは難しくありません。「何を決めたいか」「材料は何か」「今は未完成で良い」——この3つを先に伝えるだけ。この記事では、未経験〜ジュニアPdMが今日から使える文面テンプレと会議の回し方を、噛み砕いて紹介します。(実際の企業名・数値は非公開/私の経験を匿名化して反映)

1. まず“伝え方”を1行で変える:魔法のプレフィックス

  • [目的] … 何のためのメッセージか。
    例:「[目的] 保存機能の“戻ると消える”を解消する案の選定」
  • [決めたいこと] … 今日決めるポイントを1つだけ。
    例:「[決めたいこと] A/Bどちらの仕様で実装を進めるか」
  • [材料] … 3分で読める資料リンク。
    例:「[材料] PRDの該当セクション(3分)/インタビュー抜粋(2件)」
  • [WIP] … 未完成宣言で心理的ハードルを下げる。
    例:「[WIP] 下書き段階なので遠慮なく赤入れ歓迎」

補足:KPIや優先順位の“根拠”は別スレに置き、読み手の集中を守りましょう。根拠作りは関連記事が役立ちます:KPI設計と運用優先順位フレーム

2. Slackですぐ使える“一言テンプレ”(コピペOK・理由つき)

  • 合意形成を始める時
    今日のゴールは1つ:◯◯。判断材料は2つ:A/B。反対意見も歓迎。5分で読める資料を貼ります」
    理由:ゴールと材料を先出しすると、相手が“次に何をすればいいか”迷いません。
  • レビュー依頼
    見てほしいのはここだけ(行数・スクショ)。気になる点はコメントで箇条書きをお願いします」
    理由:全部レビューより“焦点レビュー”の方が、速く深くなります。
  • 意思決定ログ
    Decision:A採用。理由:Ahaに直結/工数少。捨てた案:C(法務リスク)。次の判定:W6」
    理由:あとから読み返しても“なぜそうしたか”が一瞬で分かる。
  • デザイナ・CSへの声かけ
    スクショ1枚+一言ストーリーを作ってもらえますか?CS向け文言はドラフトでOK」
    理由:“完成品”ではなく“たたき台”の依頼にすると、着手が早まります。

3. 会議は15分で終える:アジェンダ3行と役割(DACIをやさしく)

  1. アジェンダ3行
    1) 何を決める(1つだけ)/2) 材料(スクショ3枚まで)/3) 判定条件(KPI・リスク)
  2. 役割(DACI)
    D(Driver)進行役=PdM、A(Approver)最終承認、C(Contributor)意見を出す人、I(Informed)共有だけの人。
  3. 締めの一言
    決めたこと:A。捨てた案:B/C。やらない理由:◯◯。いつ見直す:W6」

“判定条件”の置き方に迷ったら:KPI設計

4. 物語:沈黙の会議室が動き出すまで

:「今日の目的は“戻ると消える不安の解消”。決めたいのは状態保持ON/OFFの二択です」
Eng:「ONなら実装は2日、OFFなら文言調整だけ」
CS:「問い合わせは『消えるのが怖い』が週3件。ONに一票」
:「ではONでいきます。判定はW4、指標はAha到達とTTV。Decision Logに残します」

会議は12分で終了。残り3分で次のタスク分担まで決まりました。
“何を決めるか”の一言が、静かな会議室を動かします。

5. PRDレビューの“やさしい進め方”(初心者向けの道順)

  1. 先にIN/OUT/非目標を書く
    最初に境界線を引くと、議論が迷子になりません。詳しくは:要件定義ガイド
  2. 受け入れ基準は“観察できる事実”で
    「使いやすい」ではなく「1秒以内に保存→Undo可」のように。
  3. 画面はAhaまでの3〜5手だけ
    全部描かない。最短ルートだけで十分です。

6. ユーザーの声を“会話の中心”に置く:短い聞き方テンプレ

  • 過去の事実だけ聞く
    「最後に◯◯したのはいつ? まず何をしました?」→ 行動の順番が出てきます。
  • 止まった瞬間を掘る
    「どこで『うっ…』と止まりました?」→ 摩擦の正体が見えます。
  • 代替行動で“本音”を知る
    「なかったら、どうしてました?」→ 本当に欲しい価値が分かります。

聞き方の基礎はこちら:ユーザーインタビュー基本

7. “失敗あるある”と一言で直すコツ

  • 全部の意見をまとめようとする
    → 「今日決めるのは1つ」に戻す。残りは“次回”に。
  • Slackが長文だらけ
    → 「[目的]/[決めたいこと]/[材料]」の3行で始める。
  • PRDが永遠に完成しない
    WIP宣言+締め切り+レビュー範囲を先に固定。

8. 1週間で変わる“超ミニ実践プラン”

  1. Day1:「[目的][決めたいこと][材料][WIP]」でSlackを1本送る。
  2. Day2:PRDのIN/OUT/非目標だけ先に書く。
  3. Day3:5人にユーザーインタビュー(各15分)。メモは時刻と発言だけ。
  4. Day4:15分会議(アジェンダ3行)。Decision Logを1行で残す。
  5. Day5:小改修を1つ出す(文言/順序/状態保持)。

数値の見方はここが助けになります:KPI設計/転職直後の動き方:最初の90日

9. 物語:夜のオフィスで、一本のSlack

深夜、デスクライトだけがついていました。
私は送信前の文面を見直します。
「[目的] 明日の会議で“状態保持ON”を決める/[材料] 2枚のスクショ/[WIP] たたき台」
指が震える。が、送信。
数分後、エンジニアから「OK、明日はA案でいける」。
短いメッセージが、チームの歯車をカチリと噛み合わせました。
——伝え方が変わると、評価が変わる。そして、年収の話はいつもその少しあとにやってきます。

10. さらに学ぶ(内部リンク)

11. 有料note&特典テンプレ

この記事のSlack文面テンプレ集15分会議アジェンダ雛形Decision Logシートは、有料noteで配布。購入者特典:PdMスキルテンプレート集(PDF)キャリア戦略シート(PDF)

12. まとめ:短く、やさしく、先に“決めたいこと”

ジュニアPdMが最短で信頼を得る道は、相手が動きやすい伝え方を先に整えること。
「目的/決めたいこと/材料/WIP」の4点セットでメッセージを始め、アジェンダ3行×15分会議で前に進める。
まずは今日、一本だけSlackを“やさしく短く”書き換えてみてください。そこから、あなたのスキルと年収は静かに上がり始めます。

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